「言ってはいけない」「行ってはいけない外食」「航空会社驚きのウラ事情」「怖いクラシック」=読み終わった本(2016.09) [読書]
「最近買った本」リスト(備忘録)、2016年9月分です。
▼読み終わった本
*「言ってはいけない 残酷すぎる真実」
橘玲・著、新潮新書
話題の橘玲氏の本。
世の中「言っちゃいけない」ことばかりです。
私はメディアで仕事しているので、「この言葉は(特別な理由がない限り)使わないことになっています」とか「使わないほうが無難です」なんとことばかり考えています。
アメリカ大統領選におけるトランプ候補の人気は、こうした「言ってはいけない」ことを遠慮なく口にするからなんでしょうね。
この本で印象に残ったことの一つは、「人間は本来『乱婚』である」という話で、その『証拠』の一つとして挙げられているのが、女性があの行為中に割と大きな声を出すこと。
どういう論理なのか、ご興味ある方はお読みになってみてください。
(ステマを頼まれたわけではありません。)
▼読み終わった本
*「行ってはいけない外食 飲食店の『裏側』を見抜く! 」
南清貴・著、知的生きかた文庫
タイトルは上の本とちょっと似ていますが、全然別の話です。
でも、「世間の常識」とは違った話を教えてくれる、という点では似ているかもしれません。
「工場(セントラルキッチン)で作られ、お店で温めて出すだけ」の料理とか、量販店・コンビニなどで売られている食品の添加物の話など、改めて警鐘を鳴らしています。
また「揚げ物」がいかに体によくないかなども、とても気になりました。
まあ、「毎日そればかり」じゃなければ大丈夫だと思うんですが…。
「添加物などが少ない材料で、手をかけて作った料理を、バランスよく食べる」という常識的な結論に達するわけで、いろいろ気をつけようと思いました。
▼読み終わった本
*「航空会社 驚きのウラ事情: 機種選び・クラス設定・サービス競争・LCC躍進…」
博学こだわり倶楽部・編、KAWADE夢文庫
ポルトガル旅行の行きの飛行機の中で読みました。
大手航空会社の破綻、アライアンス(航空連合)の拡大、LCC(ローコストキャリア)の発展など、航空業界の動きはとても早いので、こうした本や雑誌(専門誌)に目を通さないといけないですね。
▼読み終わった本
*「怖いクラシック」
中川右介・編、NHK出版新書
クラシック音楽関係の本をたくさんものしている中川氏の新たな著書。
「怖い」音楽についての本なわけですが、18世紀くらいまでは、音楽はBGMだったり教会で奏でられることが多かったわけで、「怖い音楽」が作られるようになったのはそれより後ということになります。
モーツァルト、ベートーベンからラフマニノフ、マーラー、ショスタコーヴィチまで、それぞれの時代背景と作曲家を取り巻く環境などに触れながら、どのように「怖い」のかを教えてくれます。
「歌は世につれ、世は歌につれ」と言いますが、いわゆる「流行歌」だけではなく、あらゆる音楽に当てはまるのでしょうね。
▼読み終わった本
*「偉くない『私』が一番自由」
米原万里・著、佐藤優・編、文春文庫
ロシア語通訳の第一人者で、作家・エッセイストとしても活躍した米原万里氏の没後10年に際し、元外務省の佐藤優氏が、米原氏の文章を選んでまとめあげた本です。
米原氏の著作は、エッセイはだいぶ読んだのですが、実は小説は読んでいないので、読まなければなあと思いました。
▼読み終わった本
*「韓国言語風景―揺らぐ文化・変わる社会」
渡辺 吉鎔・著、岩波新書
1996年、つまりちょうど20年前の本。
NHK語学講座の講師を務めていた渡辺氏が、韓国の言葉の新しい動き・流れについて紹介した本。
日本語と韓国語の類似点・違う点なども説明してあって、「なるほど」と思うところがいろいろありました。
96年というと、いわゆる「韓流ブーム」が起こる直前くらいですね。
当時は、日本で知られている韓国人というと、チョー・ヨンピルとかケイ・ウンスクなどの「演歌歌手」が中心だったのではないでしょうか。
(在日を除くと)韓国人選手が日本のプロ野球で活躍する例も少なかったでしょうし、韓国人の俳優や歌手がこれほど日本で人気を博すとは想像できていなかったと思います。
この20年でいろいろ変化がありましたが、是非、日韓の間が前向きに変化していくことを望まずにはいられません。
▼読み終わった本
*「言ってはいけない 残酷すぎる真実」
橘玲・著、新潮新書
話題の橘玲氏の本。
世の中「言っちゃいけない」ことばかりです。
私はメディアで仕事しているので、「この言葉は(特別な理由がない限り)使わないことになっています」とか「使わないほうが無難です」なんとことばかり考えています。
アメリカ大統領選におけるトランプ候補の人気は、こうした「言ってはいけない」ことを遠慮なく口にするからなんでしょうね。
この本で印象に残ったことの一つは、「人間は本来『乱婚』である」という話で、その『証拠』の一つとして挙げられているのが、女性があの行為中に割と大きな声を出すこと。
どういう論理なのか、ご興味ある方はお読みになってみてください。
(ステマを頼まれたわけではありません。)
▼読み終わった本
*「行ってはいけない外食 飲食店の『裏側』を見抜く! 」
南清貴・著、知的生きかた文庫
タイトルは上の本とちょっと似ていますが、全然別の話です。
でも、「世間の常識」とは違った話を教えてくれる、という点では似ているかもしれません。
「工場(セントラルキッチン)で作られ、お店で温めて出すだけ」の料理とか、量販店・コンビニなどで売られている食品の添加物の話など、改めて警鐘を鳴らしています。
また「揚げ物」がいかに体によくないかなども、とても気になりました。
まあ、「毎日そればかり」じゃなければ大丈夫だと思うんですが…。
「添加物などが少ない材料で、手をかけて作った料理を、バランスよく食べる」という常識的な結論に達するわけで、いろいろ気をつけようと思いました。
▼読み終わった本
*「航空会社 驚きのウラ事情: 機種選び・クラス設定・サービス競争・LCC躍進…」
博学こだわり倶楽部・編、KAWADE夢文庫
航空会社 驚きのウラ事情: 機種選び・クラス設定・サービス競争・LCC躍進…
- 作者:
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/06/17
- メディア: 文庫
ポルトガル旅行の行きの飛行機の中で読みました。
大手航空会社の破綻、アライアンス(航空連合)の拡大、LCC(ローコストキャリア)の発展など、航空業界の動きはとても早いので、こうした本や雑誌(専門誌)に目を通さないといけないですね。
▼読み終わった本
*「怖いクラシック」
中川右介・編、NHK出版新書
クラシック音楽関係の本をたくさんものしている中川氏の新たな著書。
「怖い」音楽についての本なわけですが、18世紀くらいまでは、音楽はBGMだったり教会で奏でられることが多かったわけで、「怖い音楽」が作られるようになったのはそれより後ということになります。
モーツァルト、ベートーベンからラフマニノフ、マーラー、ショスタコーヴィチまで、それぞれの時代背景と作曲家を取り巻く環境などに触れながら、どのように「怖い」のかを教えてくれます。
「歌は世につれ、世は歌につれ」と言いますが、いわゆる「流行歌」だけではなく、あらゆる音楽に当てはまるのでしょうね。
▼読み終わった本
*「偉くない『私』が一番自由」
米原万里・著、佐藤優・編、文春文庫
ロシア語通訳の第一人者で、作家・エッセイストとしても活躍した米原万里氏の没後10年に際し、元外務省の佐藤優氏が、米原氏の文章を選んでまとめあげた本です。
米原氏の著作は、エッセイはだいぶ読んだのですが、実は小説は読んでいないので、読まなければなあと思いました。
▼読み終わった本
*「韓国言語風景―揺らぐ文化・変わる社会」
渡辺 吉鎔・著、岩波新書
1996年、つまりちょうど20年前の本。
NHK語学講座の講師を務めていた渡辺氏が、韓国の言葉の新しい動き・流れについて紹介した本。
日本語と韓国語の類似点・違う点なども説明してあって、「なるほど」と思うところがいろいろありました。
96年というと、いわゆる「韓流ブーム」が起こる直前くらいですね。
当時は、日本で知られている韓国人というと、チョー・ヨンピルとかケイ・ウンスクなどの「演歌歌手」が中心だったのではないでしょうか。
(在日を除くと)韓国人選手が日本のプロ野球で活躍する例も少なかったでしょうし、韓国人の俳優や歌手がこれほど日本で人気を博すとは想像できていなかったと思います。
この20年でいろいろ変化がありましたが、是非、日韓の間が前向きに変化していくことを望まずにはいられません。
外食は大概怪しいとは思っていますが、裏事情って、そんな風にいろいろな業界であるんだろうなと思います。
by YAP (2016-10-04 08:26)
YAPさま
まあ、気にしだすとキリがない、という気はしますね。
日本はまだマシなんでしょうが、中国あたり行くと信用できない気がします。
by Lionbass (2016-10-09 13:43)