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幸せな気持ちで『家路』に就きました【N響10月B定期を聴く】 [音楽]

昨夜はN響のB定期を聴きに行きました。
前日は映画「オケ老人!」のプレミア試写会を見に行ったので、連日のお出かけです。

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NHK交響楽団 第1846回定期演奏会Bプログラム
日時:2016年10月27日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:トゥガン・ソヒエフ
独奏:エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
曲目:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番ハ短調
   ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界から」
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img_N響201610.jpg

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、中学生の時に長崎の市民オケに入ったときに演奏して以来やる機会がなく、ずっと「また演奏したい」と思っている曲。
自分でオケ(PROJECT Bオーケストラ)を作ったのは、この曲をやりたかったからと言っても過言ではありません。
(実際、2013年の演奏会で指揮することができました。)

独奏者のレオンスカヤは(プログラムには年齢が入ってませんが)70歳とのこと。
でも、とても表情があって、でも端正な演奏でした。
ソリストのアンコールにはベートーヴェンのピアノソナタ(「テンペスト」)が演奏されました。

そして後半は「新世界から」。
日本では「運命」「未完成」と並んで「三大交響曲」(笑)という呼称があるくらい、クラシック音楽の「代表曲」です。
子供のころ、家にSPレコードがありましたし、その後も何度も演奏してます。
先日は指揮の授業で課題としてレッスンを受けたばかり。
(でもコントラバスでは10年以上弾いてないと思います。)

ということで、曲はほぼ覚えているので、主に指揮に注目しながら聴きました。
(席はステージ奥のP席なので、指揮者を正面から見ることができます。)

マエストロ・ソヒエフはまだ30代。
でも、世界的に引っ張りだこの人気指揮者で、去年10月にはベルリン・ドイツ響とともに来日

今年1月にはN響と共演したのを聴きました。

さらに、翌月にはトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団(フランス)の来日公演も振っています。

きのうの演奏会も、2曲ともに無駄のない指揮ぶりで、N響もそれに応えるような熱演でした。

とてもよく知っている曲が並んだ演奏会を聴いて、とても幸せな気持ちで家路に就きました。


「家路」と言えば、「新世界」第2楽章のコールアングレのソロは、オーボエ奏者の持ち替えではなくこれだけのためにステージに上がった和久井さんが演奏。
(映画「オケ老人!」では藤田弓子さん演じる女性奏者の担当です。)
なお、ベートーヴェンの弦楽器は14型、ドヴォルザークは16型。
第4楽章のシンバルは「合わせ」でした。
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コメント 2

hanamura

[FM]2016年10月26日(水) 午後7:00~午後9:10
バッチリ聞きました!「鬼ころし」でいい気持になって・・・
翌日も耳に残って、時々歌っていました。
by hanamura (2016-10-28 16:36) 

Lionbass

hanamuraさま
お聴きになっていたんですね。
そういえば最近、FMラジオはもっぱら車の中だけで、家ではあまり聴いてません。
by Lionbass (2016-11-03 08:42) 

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