夕食はポルト名物のB級グルメ『フランセジーニャ』【2016夏休みポルトガル旅行記(31)】 [旅行・乗り物]
ドウロ川クルーズとポートワイン試飲【2016夏休みポルトガル旅行記(30)】から続きます。
ポルトを流れるドウロ川のクルーズと、クェヴェドの醸造所でのポートワイン試飲が終わって、ヴィラ・ノヴァ・ダ・ガイアの川沿いの地区を歩きます。
この写真は対岸のポルト旧市街の眺め。
川沿いにはいろんな飲食店がありますが、こんな日本食レストランも。
こちらは有力ポートワインメーカーの一つ、サンデマン(Sandeman)の醸造所とカフェ。
ポートワインは、醸造途中のワインにブランデーを加えて発酵を止めることによって、アルコールに変わるはずの糖分を残す製法だということ。
これによって、独特の甘さが作られます。
「赤玉ポートワイン」は、甘味料などを添加してポートワインの甘さをまねたことで、ワインに親しみのなかった日本人に大うけした製品です。
（「ポートワイン」の名称が問題になり、現在は「赤玉スイートワイン」と言うそうです。）
ポートワインの歴史はそれほど古くなく、大量生産されるようになったのは18世紀ごろ。
イギリスが最大の「お得意さん」で、醸造メーカーもイギリスの資本が多いため、サンデマン(Sandeman)、テーラーズ(Taylor's)、カレム(Calem)など英語の名前のブランドが多いとのことです。
似たような写真を既にアップしていますが、かつてポートワインを運んでいた船。
ドウロ川上流の地域で収穫したブドウをポルトまで運んで醸造していたそうです。
ワイン運搬船型のクルーズ船。
ふたたび対岸（ドウロ川北側）のポルト旧市街の光景。
夕陽に照らされて美しさを増している感じです。
さて夕食なんですが、「ポルト名物」を食べることにします。
「フランセジーニャ」(francesinha)というものなんですが、ドウロ川沿いに並ぶカフェやレストランの多くで食べられます。
ということでこちらのレストランへ。
まずはサラダ（とビール）。
そして、こちらがフランセジーニャです。
厚切りの食パンの間に、（お店にもよるようですが）ソーセージやハム、玉子焼き、それにステーキ肉（！）などを挟み、チーズとトマトソースをかけて加熱してあります。
「これでもか」という感じの『B級グルメ』ですが、昔フランスに出稼ぎに行ったポルトガル人が、 帰国後、フランスのクロックムッシュをポルトガル風にアレンジしたものだということです。
おそらくとんでもないカロリーだと思うので、家人と2人で1人前を分けました。
夕食を済ませホテルに戻ると、ドウロ川に帆船が停泊しています。
（つづく）
ポルトを流れるドウロ川のクルーズと、クェヴェドの醸造所でのポートワイン試飲が終わって、ヴィラ・ノヴァ・ダ・ガイアの川沿いの地区を歩きます。
この写真は対岸のポルト旧市街の眺め。
川沿いにはいろんな飲食店がありますが、こんな日本食レストランも。
こちらは有力ポートワインメーカーの一つ、サンデマン(Sandeman)の醸造所とカフェ。
ポートワインは、醸造途中のワインにブランデーを加えて発酵を止めることによって、アルコールに変わるはずの糖分を残す製法だということ。
これによって、独特の甘さが作られます。
「赤玉ポートワイン」は、甘味料などを添加してポートワインの甘さをまねたことで、ワインに親しみのなかった日本人に大うけした製品です。
（「ポートワイン」の名称が問題になり、現在は「赤玉スイートワイン」と言うそうです。）
ポートワインの歴史はそれほど古くなく、大量生産されるようになったのは18世紀ごろ。
イギリスが最大の「お得意さん」で、醸造メーカーもイギリスの資本が多いため、サンデマン(Sandeman)、テーラーズ(Taylor's)、カレム(Calem)など英語の名前のブランドが多いとのことです。
似たような写真を既にアップしていますが、かつてポートワインを運んでいた船。
ドウロ川上流の地域で収穫したブドウをポルトまで運んで醸造していたそうです。
ワイン運搬船型のクルーズ船。
ふたたび対岸（ドウロ川北側）のポルト旧市街の光景。
夕陽に照らされて美しさを増している感じです。
さて夕食なんですが、「ポルト名物」を食べることにします。
「フランセジーニャ」(francesinha)というものなんですが、ドウロ川沿いに並ぶカフェやレストランの多くで食べられます。
ということでこちらのレストランへ。
まずはサラダ（とビール）。
そして、こちらがフランセジーニャです。
厚切りの食パンの間に、（お店にもよるようですが）ソーセージやハム、玉子焼き、それにステーキ肉（！）などを挟み、チーズとトマトソースをかけて加熱してあります。
「これでもか」という感じの『B級グルメ』ですが、昔フランスに出稼ぎに行ったポルトガル人が、 帰国後、フランスのクロックムッシュをポルトガル風にアレンジしたものだということです。
おそらくとんでもないカロリーだと思うので、家人と2人で1人前を分けました。
夕食を済ませホテルに戻ると、ドウロ川に帆船が停泊しています。
（つづく）
海外のレストランではけっこうでかい料理が来ることが多いので、シェアすることは多いです。
全て完食しようとすると、体調悪くしちゃいますね。
by YAP (2016-11-25 08:14)
絵葉書のような風景ですね！
赤玉ポートワイン、子どもの頃なめてみたことがあって、甘くておいしかったことを思い出しました（＾ω＾）
ワインに親しみのなかった日本人の最年少代表かもしれません(笑)
by ぬれぴよこ (2016-11-25 22:36)
おー、サンデマンの醸造所に行かれたのでやすね。
サンデマンのルビーポート 大好物でやすo(◎o◎)o
by ぼんぼちぼちぼち (2016-11-28 14:11)
YAPさま
ここまでの食事でも、多くの場合家人とシェアしてました。
足りなければ追加すればいいですからね、ビールとか…！？（笑）
by Lionbass (2016-11-30 15:42)
ぬれぴよこさま
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
「赤玉スイートワイン」は今でも売ってるんですよね。
この前お店で見たら1本600円くらいでした。
by Lionbass (2016-11-30 15:43)
ぼんぼちぼちぼちさま
コメントありがとうございます。
内部まで見学したのでクェヴェドで、サンデマンは前を通っただけ（フランセジーニャを食べようかどうか検討した）なんですけどね…。
帰国してから、サンデマンのワインを通販で購入して飲んでます。
by Lionbass (2016-11-30 15:46)