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ショスタコーヴィチのヴァイオリン独奏が圧巻でした【日フィル11月定期を聴く】 [音楽]

きのうは定期会員である日フィルの東京定期でした。


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日本フィルハーモニー交響楽団 第685回 東京定期演奏会
ラザレフが刻むロシアの魂 Season IV グラズノフ1
日時:2016年11月25日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ(桂冠指揮者兼芸術監督)
独奏:郷古廉(ヴァイオリン)
曲目:ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調
   グラズノフ 交響曲第5番変ロ長調
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img_アークヒルズ20161125.jpg
【アークヒルズのイルミネーション】

(個人的に好きかどうかは別として)最近ショスタコーヴィチを聴く機会が増えているような気がします。
きのうは同じ時間帯にNHK交響楽団もマエストロ・井上道義の指揮でショスタコーヴィチだけのプログラムの演奏会をやっていましたし…。

そのショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲が前半。
曲自体はそんなに詳しく知らないものの、「節回し」とか「楽器の使い方」で「ああ、ショスタコーヴィチだな」とすぐに分かります。
で、きのうの演奏は、とにかく郷古さんの独奏に尽きると思います。
すべての音がしっかり弾き込まれていて、P席(ステージ後ろ側)まできちんと聞こえてきます。
マエストロ・ラザレフやオーケストラとの呼吸もばっちりで、引き込まれるものがありました。
まだお若いそうですが、今後がとても楽しみです。

後半はグラズノフの交響曲。
(聞き覚えはありますが、たぶん演奏した経験はないと思います。)
変ロ長調という(特に吹奏楽出身者にとっては)親しみやすく、楽器がなりやすい調性で、曲自体もショスタコーヴィチに比べると「分かりやすい」内容。
チャイコフスキーやラフマニノフにも通じる親しみやすさがありました。
P席で聞いているとちょっと「ガチャガチャした」部分が強調されて聞こえましたが、まあそれは仕方ないですね。

定期公演でなければなかなか聴く機会のない曲ですし、「聞いてよかった」と思わせてくれる演奏会でした。
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hanamura

私は、NHK交響楽団 第1849回定期公演
いつもどおり、FMラジオの前での鑑賞でした。
by hanamura (2016-11-26 13:32) 

Lionbass

hanamuraさま
この日のN響は知人がたくさん聴きに行ってましたが、いい演奏会だったみたいですね。
by Lionbass (2016-12-04 10:52) 

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