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端正で真面目なワーグナー&マーラーでした【東京音大オケ演奏会を聴く】 [音楽]

去年につづき、東京音大のオーケストラを聴きに行きました。

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東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会
日時:2016年12月06日 (火)19:00 開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール
指揮:秋山和慶
曲目:ワーグナー 歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
   マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調
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img_東京音大201612.jpg

指揮は日本の指揮者界における長老的立場のマエストロ秋山。
生で聴いたことはそんなにありませんが、その容貌同様、端正な指揮をする方だと思ってました。

きのうの演奏も、そのお人柄のイメージそのままでした。
そもそも、オーケストラが全員音大生なので、技術的にはとてもレベルが高くて、安心して聴くことができます。
そして、全員とにかく真面目です。
まあ、半分、大学の授業の延長みたいなものでしょうから、不真面目な演奏をすることはあり得ないわけですが。

1曲目はワーグナーの「マイスター」前奏曲。
恐らく、私自身、生涯でもっともたくさんの回数、演奏したことがあると思います。
弦楽器も揃っているし、管楽器のソロも大変レベルが高くて、非常に素晴らしい演奏でした。

後半はマーラー。
こちらも4~5回弾いたことがあって、今年も第4楽章だけですが弾いたばかり。
「なるほど、そこはそうくるか」と思いながら聴きましたが、非常に端正な演奏でした。
もっと「不真面目さ」というか「のびのびした感じ」があってもいいのかもしれませんが、まあ、それはある意味「ないものねだり」なんでしょうね。

ホルンのソロは、第3楽章だけ座る場所を変えて(移動して)オーボエの前あたりに位置してましたが、立派な吹きっぷりでした。
(でも移動した効果は、私の席からは今ひとつよく分かりませんでしたが…。)

とにかく、聴いた後の印象がとてもさわやかで、満足できる演奏会でした。
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