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素晴らしいドッペルコンチェルトでした【日フィル12月定期を聴く】 [音楽]

きのうは日フィル12月定期を聴きに行きました。
サントリーホール前はこんな飾り付け・イルミネーションが。
img_サントリーツリー201612.jpg

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日本フィルハーモニー交響楽団 第686回 東京定期演奏会
日時:2016年12月9日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:飯守泰次郎
独奏:千葉清加(日フィル・アシスタント・コンサートマスター)
   辻本玲(日フィル・ソロチェロ奏者)
曲目:湯浅譲二 「始源への眼差III---オーケストラのための」
   ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 ハ短調
   シューマン 交響曲第3番変ホ長調「ライン」
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1曲目は湯浅譲二氏の作品。
2005年に日フィルが初演したそうです。
いわゆる「現代音楽」(この呼び方には疑問がありますが…)で、4管編成の木管にトロンボーン、トランペットも4人。
ピアノ、ハープに各種打楽器も加わっています。
曲の内容については、よく理解できなかったので、特に感想等もありません。
客席では作曲者ご本人が聴いてらしたようです。

2曲目はブラームスの「ドッペルコンチェルト(二重協奏曲)」。
独奏者が2人という作品は案外少なくて、「ドッペル(コンチェルト)」と言うと、通常この曲を指すことが多いようです。
ソロの2人は日フィルの団員。
ということで、オケからは「ソロを盛り立てよう」という雰囲気が感じられました。
ブラームスのオーケストラ作品に見られる「重厚」な部分と「大衆受け」する部分の両方がうまくミックスされた曲と言えると思うのですが、どちらもうまく表現していて、素晴らしい演奏だったと思います。
例によってステージ後ろ側のP席で聴いてましたが、独奏のお2人の音はとてもしっかり聞こえてきました。

後半(3曲目)はシューマンの「ライン」。(このラインはライン川のことです。)
何度か弾いたことありますが、ちょっとつかみどころのない部分があって、難しい曲です。
マエストロ飯守の棒は、どんどん先を指し示す一方で「ため」があって、演奏する側にとっては結構難しいのではないかと思うのですが、日フィルのアンサンブルはさすがでした。
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