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マーラー6番の『ハンマー』は2発でした【N響横浜スペシャルを聴く】 [音楽]

きのうは会社を早退してN響の演奏会を聴きました。

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N響横浜スペシャル パーヴォ・ヤルヴィ指揮 マーラー「悲劇的」
日時:2017年2月23日(木)午後3時開演
会場:横浜みなとみらいホール大ホール(横浜市西区)
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ(首席指揮者)
管弦楽:NHK交響楽団
曲目:武満徹「弦楽のためのレクイエム」
   マーラー 交響曲第6番イ短調「悲劇的」
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IMG_パーヴォ201702.JPG

去年11月にルスコアール管弦楽団の演奏を聴いたときにも書いたのですが、マーラーの6番は大学1年生のときに演奏した「懐かしの曲」。
N響がヨーロッパ演奏旅行に「持って行く」ということもあり、楽しみにしておりました。

きのうの演奏会、1曲目は弦楽器だけで演奏される「弦楽のためのレクイエム」。
武満の作品としては割と「分かりやすい」曲。
ヨーロッパの聴衆は「日本らしさ」を感じるのでしょうか?

そして休憩なしでマーラーの6番。
P席(ステージ後方)で聴いたのですが、打楽器や金管楽器の妙技を間近で堪能しました。
もちろんオケ全体としても、素晴らしい演奏。
曲が終わったあと、10秒以上の沈黙があり、「フライングブラヴォー」はありませんでした。
会場は結構空席が目立っていたのがちょっと残念でしたが…。

ところで、マーラー6番で多くの人が注目する「ハンマー」は2発でした。
この「ハンマー」の打撃、作曲当初は5回叩くことになっていたものの、初演では3回に減らされ、その後さらに減って最近では一部の指揮者を除いて2発のことが多いようです。
IMG_ハンマー201702.JPG
写真のように、大型の木槌で何らかの「台」を叩くのですが、音よりは視覚的効果を狙ってのものだとの説が強いようです。

ところで、きのうのオケは『海外公演態勢』でコンサートマスターも各パートの首席奏者も2人ずつ。
これは旅行中に何らかの理由で1人が出演できなくなった場合に備えてなんでしょうね。
首席ティンパニ奏者がバスドラムやムチを担当する珍しい光景も見ることができました。

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