SSブログ

ソリストが最高にロックでした!【読響日曜マチネーを聴く】 [音楽]

きのうは読響日曜マチネーを聴きました。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
読売日本交響楽団 第198回日曜マチネーシリーズ
日時:2017年6月18日(日)14:00開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:シモーネ・ヤング
独奏:ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
曲目:ワーグナー 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
   ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番
   ブラームス 交響曲第2番ニ長調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

img_読響201706.jpeg

指揮のシモーネ・ヤングはオーストラリア出身の女性指揮者。
(上掲チラシ上部の写真参照)
まだまだ少ない世界的に活躍している女性指揮者の1人です。

1曲目は「さまよえるオランダ人」序曲。
とてもオーソドックスな落ち着いた演奏でした。
この曲、以前は吹奏楽でもよく取り上げられてましたが、私自身、オケでは2〜3回しか弾いたことありません。

2曲目はブルッフのヴァイオリン・コンチェルト。
レッスンやコンクールなどで課題となることが多い印象ですが、もちろん演奏会でもしばしば取り上げられます。
ヴァイオリン独奏のラドゥロヴィチは旧ユーゴスラビア出身の若手奏者で30代前半。
(チラシの下の方の写真参照)
スキニーなパンツ(ズボン)にブーツを履き、黒いモジャモジャの長髪という、ロックスターのようないでたちです。
ブルッフは案外端正な演奏だったんですが、アンコール(独奏)は最高にロックでした。
曲はパガニーニの有名な「カプリス」なんですが、ラドゥロヴィチ自身が編曲したものなのだそうです。
img_読響アンコール201706.jpg
ヴァイオリンでロックを弾くことがありますが、まさにそんな感じで、コンチェルトよりもインパクト大でした。

後半はブラームスの2番。
来月の演奏会で弾く予定なので、楽しみにしていたのですが、ちょっと落ち着かない演奏でした。
テンポを自在に動かすのですが、ちょっとオケと噛み合わない印象ですし、思わぬところで「ルバート」してテンポを極端に落とすんですが、やや「居心地の悪さ」を感じました。
オケはいつも通り、音楽的にも技術的にもハイレベルでしたが…。
nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。