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先生の作品の方が生徒の曲より『好み』でした【日フィル10月東京定期を聴く】 [音楽]

きのうは2日連続のサントリーホールでした。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第694回 東京定期演奏会
<ラザレフが刻むロシアの魂 Season IV グラズノフ3>
日時:2017年10月27日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ(桂冠指揮者兼芸術顧問)
曲目:グラズノフ 交響曲第4番変ホ長調
   ショスタコーヴィチ 交響曲第1番へ短調
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img_日フィル201710.jpg

前首席指揮者のマエストロ・ラザレフが取り組んでいる「ロシアの魂」シリーズ。
きのうはグラズノフの4番。
一度演奏したことがあります。
(あまりよく覚えていませんでしたが…。)
1894年の初演だということなので、「ロマン派後期」にあたる作品ですが、親しみやすくてまたやってみたい曲の一つです。

後半は、ショスタコーヴィチの1番。
ショスタコーヴィチは、グラズノフの作曲の生徒だったそうです。
いわば先生と生徒の作品を組み合わせたという、面白いプログラムというわけです。

こちらは1924〜25年に作られたということで、30年の年月が流れているわけですが、その年月の以上の違いが感じられました。

この30年の間に、第一次世界大戦があり、ロシア帝政が崩壊してソビエト連邦が成立。
クラシック音楽の世界では、ロシア出身でフランス・パリを舞台に活躍していたストラヴィンスキーが作曲したバレエ音楽「春の祭典」がスキャンダラスな初演を果たすなど、世界も音楽も大きく動いた時代だったと言えるわけですが…。

(あくまで個人的の趣味の問題ですが)生徒であるショスタコーヴィチの曲よりは、先生・グラズノフの作品が好みであることを改めて感じました。
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hanamura

「ロシアの魂」に奮い立つ思いです。それって・・・
昔の、秋葉原に行って、CD全集を大人買いしそうです。
今の、Tubeで、雨の日曜日に、視聴三昧(お手軽!)
「昔の秋葉原」CD店って、歴史の一瞬でした。
by hanamura (2017-10-29 09:32) 

Lionbass

hanamuraさま
「昔の秋葉原」って石◎電気のことですね。
私もたまに行ってました!(๑¯◡¯๑)
by Lionbass (2017-11-05 20:23) 

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