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今年"3回目"のブルックナー5番【日フィル定期を聴く】 [音楽]

きのうは恒例、日フィルの定期演奏会でした。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第695回東京定期演奏会
日時:2017年11月17日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ピエタリ・インキネン(首席指揮者)
曲目:ラウタヴァーラ "In the Beginning"(共同委嘱作品、アジア初演)
   ブルックナー 交響曲第5番変ロ長調
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img_アークヒルズ201711.jpg
(アークヒルズ サントリーホール前のクリスマスツリー)

1曲目は日フィルの委嘱作品。
ラウタヴァーラは1928年生まれ。マエストロと同じフィンランドの作曲家で、去年亡くなったそうです。
マエストロ・インキネンがブルックナー作品の前に演奏することを想定した曲で、つい2カ月前、ドイツで自ら初演を指揮したのだそうです。
もっと難解なのかと思ったら、割合穏やかな部分が多く、「また聴いてみたい」と思わせる曲でした。

休憩なしの2曲目はブルックナーの5番。
実は今年2月のザ・シンフォニカ演奏会で自分でも演奏し、5月には読売日本交響楽団演奏会でも聴いたばかり。

ということもあり、1時間20分を超える大曲ですが、飽きることなく聴くことができました。
もちろん、演奏がとても充実していたのが最大の理由ですが…。
最後の最後に金管楽器が全力でコラール(合唱的なハーモニー)を鳴らすんですが、読響が演奏した「シャルク版」という『改変』(編曲)されたヴァージョンでは、そのためだけに金管楽器奏者が10人くらい待機しているほど。
きのうの日フィルは、最後までスタミナが衰えてない感じで、とても心地よいハーモニーでした。

ほかの楽章も、ややもすれば冗長に感じる部分があるんですが、自分で演奏して細部まで分かっていることもあって、最後まで『前のめり』で聴きました。

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