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いろんな時代のプロコフィエフの作風の違いがよく分かりました【N響11月B定期を聴く】 [音楽]

最近演奏会に頻繁に通ってますが、きのうはN響B定期でした。

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NHK交響楽団 第1872回定期演奏会Bプログラム
日時:2017年11月22日(水)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:トゥガン・ソヒエフ
曲目:プロコフィエフ 組曲「キージェ中尉」
   同 スキタイ組曲「アラとロリー」
   同 交響曲第7番嬰ハ短調「青春」
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img_N響201711.jpg

ロシア・北オセチア出身のマエストロ・ソヒエフによるオール・プロコフィエフ・プログラム。
今度交響曲7番を演奏する予定なので、とても期待していた演奏会でした。

プロコフィエフは20世紀のソ連を代表する作曲家。
ロシア革命のあとに「自ら(わざわざ)」ソ連に戻って作曲活動を続けたということで、ずっとソ連にいたショスタコーヴィチや、西側に亡命した作曲家とよく比べられます。

きのうは、「キージェ中尉」が1930年代、「アラとロリー」が1910年代、交響曲7番が1950年代の作品ということで、その『作風』の違いがよく分かるプログラムでした。
映画音楽、バレエ音楽、(児童向けの)交響曲という違いも大きいとは思いますが…。

(私が評論するのも失礼な話ではありますが)演奏はどれも、充実していて、よく整っていて、すばらしいと思いました。
「キージェ中尉」には有名なコントラバスのソロがあるのですが、もちろんBRAVO!でした。

マエストロ・ソヒエフの棒は、とても丁寧・親切で、見ていて飽きませんでした。
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