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時の流れを感じさせられる演奏会でした【日フィル12月東京定期を聴く】 [音楽]

きのうは日フィル定期を聴きに行きました。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第696回 東京定期演奏会
日時:2017年12月8日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:井上道義
独奏:渡邉康雄(ピアノ)
曲目:ラヴェル「マ・メール・ロワ」(組曲版)
   八村義夫 ピアノとオーケストラのための「錯乱の論理」
   ベルリオーズ「幻想交響曲」
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img_日フィル201712.jpg

マエストロ井上は、以前何度か振っていただいたことがあって、とても好きな指揮者の1人です。
エネルギッシュで、オケをぐいぐい引っ張るような指揮ぶりが印象に残っています。

きのうの1曲目は「マ・メール・ロワ」。
おとぎ話に題材をとった組曲で、私自身、近く演奏する予定なので、興味深く聴きました。
(「さすがプロ」という感想が第一ですが…。)

2曲目は1974-75年ごろに作られた「錯乱の論理」。
いわゆる前衛的な曲で、私は「実験」として聴くことにしています。
感想は、この短い曲(10分弱)のためにあれだけの楽器(特に打楽器)や奏者を手配するのは大変だろうな、というものでした。

後半はベルリオーズの「幻想交響曲」。
超有名・人気曲ですが、実は中学校3年のとき、第4楽章(「断頭台への行進」)を吹奏楽コンクールの自由曲として演奏しました。
(実は、そのときの吹奏楽部の同級生が1人、日フィルに在籍していて、きのうもステージで演奏してました。)
オーケストラでも演奏経験が何度かあり、よく知っている部類の曲です。

マエストロ井上の指揮は、相変わらずとってもエキサイティングで、なんだかワクワクする演奏でした。
演奏終了後、マエストロがマイクを手に、自分の日フィル・デビューが「幻想交響曲」だったことを説明。
その後、この曲は振らないようにしていたが、久しぶりに取り上げて、いい演奏になったと思う、と語って、万雷の拍手を浴びていました。

同級生の姿や、マエストロの説明に、時の流れを改めて感じさせられる演奏会でした。
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