SSブログ

ブラームスは落ち着いた好演でした【フルシャ=都響を聴く】 [音楽]

きのうは久しぶりに東京都響を聴きに行きました。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
東京都交響楽団 第844回 定期演奏会Aシリーズ
日時:2017年12月11日(月)19:00開演
場所:東京文化会館大ホール(東京・上野)
指揮:ヤクブ・フルシャ(首席客演指揮者)
曲目:ドヴォルザーク 序曲「オセロ」
   マルティヌー 交響曲第2番
   ブラームス 交響曲第2番 ニ長調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

img_都響201712.jpg

都響は定期会員ではないんですが、マエストロ・インバル指揮のマーラー・チクルスなど折に触れて聴いています。

ヤクブ・フルシャはチェコ出身で都響のプリンシパル・ゲスト・コンダクター(首席客演指揮者)ですが、今度の土曜日(12月16日)の演奏会を最後にそのポストを離れるということで、きのうと土曜日がいわば「卒業公演」的な位置づけ。
東京文化会館大ホールは約2,300席ありますが、かなりの客入りでした。

1曲目はドヴォルザークの「オセロ」。
演奏したことがない曲で、聴くのもほぼ初めて。
金管や管楽器の弱音が印象的な曲でした。

2曲目もドヴォルザークと同じチェコの作曲家、マルティヌーの交響曲第2番。
バルトーク(ハンガリー出身の作曲家)の作品に似ているなあ、と思って聴いたんですが、作られたのが第二次大戦中ということで、バルトークの活躍した時期を重なります。
やはり共通点があるんですね。

そして、後半はブラームスの2番。
今年7月に私自身演奏したばかりですが、そのときの録画を見ると、ちょっと心残り。
それに比べれば、とても落ち着いたテンポの演奏で、個人的には好みでした。
遅いテンポゆえでしょうか、第2楽章でちょっとオケの集中力が切れたような箇所がありましたが…。

ところで、プログラムに挟まれた紙や、場内アナウンスで「指揮棒が降りてから拍手してほしい」旨、何度も注意がありました。
幸い「フライングブラボー」おじさん(曲が終わっていないのに声を上げる男性)はいなかったんですが、近くの席に、演奏中ノートに詳細にメモを取っている男性がいて、若干気になりました。
音楽評論家というわけではなさそうでしたが、何もメモしてるんでしょうね…。
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。