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バラエティーに富んだプログラムを息の合った演奏で【N響11月B定期を聴く】 [音楽]

きのうはN響のB定期を聴きました。

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NHK交響楽団 第1898回 定期公演 Bプログラム
日時:2018年11月15日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
独奏:ナレク・アフナジャリャン(チェロ)
曲目:レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア」第一組曲
   ハイドン チェロ協奏曲 第1番 ハ長調
   ラフマニノフ「交響的舞曲」
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img_N響201811.jpg

指揮者のマエストロ・ノセダはイタリア出身。
プログラムは18世紀から20世紀まで、時代がバラエティーに富んでいます。

前半は小編成でコントラバスは2人。
なぜかコンサートマスター(マロと伊藤さん)が2人ともご出演でした。

最初の「リュートのための古風な舞曲とアリア」は3曲あるそうで、第3番(第三組曲)がよく知られています。
昨夜の第一組曲は1917年(101年前)の作ということですが、初めて聴きました。
16~17世紀の曲を題材にしているということですが、木管楽器や最後の曲のトランペットが活躍する楽しくて華やかな曲でした。

2曲目はハイドンのチェロ協奏曲。
1760年代の作品で、私自身かなり以前に演奏した記憶があるんですが、実は20世紀後半になって発見(発掘)されたそうです。
独奏者のアフナジャリャンはアルメニア出身の30歳。
超絶テクニックで自在の演奏でした。
カザルスの「鳥の歌」がソリスト・アンコールでした。

後半はラフマニノフの「交響的舞曲(シンフォニック・ダンス)」。
1940年に作曲されたラフマニノフ最後の作品です。
アルトサックスやピアノも加わった大きめの編成で、複雑ながらもラフマニノフらしい抒情的な部分もある曲です。
指揮のマエストロ・ノセダとN響は、息の合ったアンサンブルで、この複雑な作品を手際よくさばいている感じでした。

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