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『展覧会の絵』はEL&Pを思い出します【読響日曜マチネーを聴く】 [音楽]

きのうは読売日本交響楽団の演奏会を聴きに行きました。
読響会員としては新シーズン(年度)最初の演奏会ですが、N響や日フィルは9月〜翌年7月がシーズン(年度)となっているので、あまり意識しないんですが…。
ちなみに「マチネー」とは「昼公演」の意味です。
(「夜公演」は「ソワレ」と言います。)

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読売日本交響楽団 第216回日曜マチネーシリーズ
日時:2019年4月28日(日)14時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール
指揮:コルネリウス・マイスター
独奏:上野通明(チェロ)
曲目:プロコフィエフ 交響曲第1番ニ長調「古典」
   カサド チェロ協奏曲ニ短調
   ムソルグスキー(ラヴェル編)組曲「展覧会の絵」
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img_読響20190428.jpg

最初はプロコフィエフの「古典交響曲」。
20世紀ソ連の作曲家プロコフィエフが、18世紀的な編成・形式を意識して書いたので「古典」と名付けられていますが、もちろん中身はプロコフィエフそのもの。
1stヴァイオリンなどが結構大変そうなんですが、軽妙でとてもいい演奏でした。

2曲目はスペインのチェロ奏者、カサドの協奏曲。
初めて聴きましたが、親しみやすいうえに、チェロ奏者が書いた曲らしく、チェロの『性能』をよく引き出している感じで、もっと演奏されてもいいのではないかと思いました。

最後は「展覧会の絵」。
もともとピアノ曲ですが、いろんな作曲家がオーケストラ用(など)に編曲していて、このラヴェル版が一番よく演奏されます。
(そういえば2年前、指揮のレッスンでもやりました。)
きのうの読響の演奏は、とてもダイナミックで、でも緻密な部分もあって、素晴らしい演奏でした。

「展覧会の絵」というと、実はエマーソン・レイク&パーマー(EL&P)のアルバムを思い浮かべます。
EL&Pは1970年代に活躍したいわゆるプログレッシブ・ロックのバンド。
私自身が最初に聞いた「展覧会の絵」はピアノでもオーケストラでもなく、EL&Pでした。
調べてみたら1971年の発表だということで、もう50年近く前ですね。
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