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『守備範囲』ではありませんが面白いと思いました【室内楽演奏会"Impact"を聴く】 [音楽]

きのうは以前お世話になったピアニストが出演する室内楽を聴きました。


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Impact
日時:2019年8月3日(土)15:00開演
会場:KMアートホール(東京・幡ヶ谷)
出演:クラリネット 岩瀬龍太
   ヴァイオリン 岩田唯
   チェロ トマシュ・スクヴェレス
   ピアノ 川村恵里佳
曲目:トマシュ・スクヴェレス "Impac"t (2016・日本初演) ヴァイオリン
   イヴァン・ブッファ "Perpetum nobile" (2008・日本初演) クラリネット、ピアノ
   磯部英彬「ナポリの3つのスリット」 (2019・初演) クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、電子ピアノ
   ダニエル・モーザー "Epecuén" (2015・日本初演)ヴァイオリン、チェロ、ピアノ
   イェルク・ヴィトマン "Nachtstück" (1998) クラリネット、チェロ、ピアノ
   マテウシュ・リツェック "Hidden Light" (2013・日本初演) チェロ
   細川俊夫「時の花 ―オリヴィエ・メシアンへのオマージュ―」 (2008) クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ
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img_Impact20190803.jpg
いわゆる「現代音楽」(前衛音楽)の作品を集めた演奏会で、"Impact"は最初の曲の題名であり、演奏会のタイトルでもあるようです。
ピアニストの川村さんには、音大の指揮科のレッスの際に大変お世話になったんですが、この分野で精力的に活動されています。
一度演奏会に伺いたいと思っていたんですが、ようやく足を運ぶことができました。
小さな会場ですが、ほぼ満席でした。

「現代音楽」は守備範囲ではないというか門外漢なんですが、「へえ!」と思うようなところもあって、面白い経験でした。
「鍵盤を叩く(弾く)のではなく、ピアノの弦に直接触れて音を出す」という奏法も、初めて実演で見ました。
(テレビなどでさんざん見てましたが…。)

途中のトークで「100年、200年後にモーツァルトやベートーヴェンのように(聴かれるようになれば)」という話がありました。
モーツァルトのようになるかどうかはともかくとして、ストラヴィンスキーのようになることは可能かもしれません。
前日の東大オケ演奏会で聴いた「火の鳥」や代表作「春の祭典」を世に送り出したストラヴィンスキーの作品は、1910年代の初演時には大論争を巻き起こしたまさに「現代音楽」だったわけですが、約100年たってもはや「スタンダード」と言ってもいい存在となっていますから…。
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