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がんから復帰のマエストロ尾高はお元気そうでした【読響土曜マチネーを聴く】 [音楽]

きのうは読響の土曜マチネーを聴きに行きました。
会員になっているのは日曜日の方なんですが、予定があるため振り替えました。

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読売日本交響楽団 第219回 土曜マチネーシリーズ
日時:2019年8月24日(土)14時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:尾高忠明(名誉客演指揮者)
独奏:アナ・マリア・バルデラーマ(ヴァイオリン)
曲目:メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」
   同 ヴァイオリン協奏曲ホ短調
   チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調「悲愴」
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img_読響20190824.jpg

前半はメンデルスゾーンのポピュラーな2曲。
きちんとした演奏でした。(当たり前ですが)

ヴァイオリン独奏のアナ・マリア・バルデラーマさんはスペイン出身とのこと。
プログラムなどには「ヴァルデラーマ」と表記されていますが、スペイン語の「V」は事実上「B」と同じ発音ということなので、「バルデラーマ」の方がいいかもしれません。
とても美しい音色の独奏でした。

後半はチャイコフスキーの最後の作品、「悲愴」交響曲。
これも手慣れた感じで、推進力のある演奏でした。

演奏終了後、マエストロ尾高が客席に向かって「私、がんだったんです。でも治りました」と語りかけた後、「病気した後、最初に読響とやるのが『悲愴』とは。もっと楽しい曲がよかった」などと冗談を言って会場の笑いを誘っていました。
マエストロは前立腺がんでしばらく演奏活動をお休みしていて、復帰したばかりですが、とてもお元気そうで、ずっと立って指揮してました。


ところで、読響は3日前にもメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を別の指揮者、別の独奏者で演奏していたようです。

読響の最近の演奏会の曲目を見てみると、18日には「三大交響曲」と題して「未完成」(シューベルト第7番)、「運命」(ベートーベン第5番)、「新世界より」(ドヴォルザーク第9番)。

21日には「三大協奏曲」というタイトルの演奏会でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(独奏:高木凛々子)、ドヴォルザークのチェロ協奏曲(独奏:アレクサンドル・ラム)、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(独奏:アレクサンダー・マロフェーエフ)というプログラムでした。
(指揮者は18日、21日ともマルチェロ・レーニンガー)
手慣れた曲ばかりでしょうが、大変そうです。
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