『Mr.コントラバス』ゲイリー・カー演奏会を聴く [音楽]
昨夜はMr.コントラバスことゲーリー・カーの演奏会を聴いてきました。
久しぶりの紀尾井ホールで、最前列のかぶりつき席でした。
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ゲイリー・カー アニバーサリー コントラバス・コンサート
日時:201年11月20日(水)19時開演
会場:紀尾井ホール(東京・千代田区)
出演:ゲイリー・カー
ハーモン・ルイス(ピアノ)
市川雅典(コントラバス)
指揮:熊倉優
管弦楽:N響メンバーによる室内オーケストラ
曲目:グリーグ ソナタ
サン=サーンス「白鳥」
ガーシュイン 前奏曲第2番、「ベースを叩け」
ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
ボッテジーニ「タランテラ」
カタロニア民謡「鳥の歌」
パガニーニ「ロッシーニの歌劇『エジプトのモーゼ』の主題による幻想曲」
ドラゴネッティ コントラバス協奏曲
ボッテジーニ 2本のコントラバスのための「パッショーネ・アモローザ」
クーセヴィツキー コントラバス協奏曲
(アンコール多数)
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彼の演奏を聴いたのは「引退宣言」して東京・目黒で小規模な演奏会やったとき以来ですから、18~19年ぶりくらいでしょうか…。
「60歳過ぎたら人前でパフォーマンスはしない」という「引退」だったと記憶していますが、78歳にして健在(全然イケるじゃん!)って感じでした。
むしろ、以前より精悍になった印象。
(ピアノのハーモン・ルイスの方が「年取ったな」と思いました。)
“芸風”(いろんな曲の「笑いの取り方」)もまったく変わってなくて期待通り。
なんだかすべてが懐かしく感じました。
客席は満席で、「コントラバス奏者大集合」でした。
(でも思ったほど「知り合いだらけ」ではなく、バス弾き以外も多かったようです。)
Mr.カーは、1980年、大学オケの練習(弦分奏)に来て、いろいろ指導してくれました。(まだ名前が日本で浸透していなくて、コンサートのプロモーションの一環でした。)
曲はベルリオーズ「ローマの謝肉祭」やブラームス交響曲第2番など。
「ロマ謝」の8分の6拍子の速い八分音符について「弓をどう飛ばせばいいか?」と質問したら、「飛ばさなくていい」(弓を弦に付けたまま歯切れよく)と言われた記憶があります。(そのとき4年生でコントラバス首席だったこともあり通訳やりました。)
カーさんはとても機嫌がよくて、一緒に来ていたルイスさんとミニコンサートをやってくれました。
事前に「演奏する」という約束はしていなかったので、うれしいサプライズでした。
通常の練習場が使えず、別の建物の教室までアップライトピアノを運んだんですが、その甲斐がありました。
その後も演奏会や日経ホールかどこかであった公開レッスンに行くなど、何度も生演奏を聴きました。
ひょっとしたらきのうが聞き納めなんだと思うと、いろんな感慨が…。
ところで、きのうのコンサートのプログラム最後の曲はクーセヴィツキーのコンチェルト。
大学4年生の学園祭で全曲演奏し、某オーディションでも弾いた私にとっていわば「青春の曲」です。
家人にピアノ伴奏してもらいました。
きのうは(ほぼ)N響メンバーによる弦楽+ホルン2本の伴奏(指揮者は大変そうでした)でしたが、やはり木管楽器やハープも入ってるバージョンがいいなあ…と思いました。
久しぶりの紀尾井ホールで、最前列のかぶりつき席でした。
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ゲイリー・カー アニバーサリー コントラバス・コンサート
日時:201年11月20日(水)19時開演
会場:紀尾井ホール(東京・千代田区)
出演:ゲイリー・カー
ハーモン・ルイス(ピアノ)
市川雅典(コントラバス)
指揮:熊倉優
管弦楽:N響メンバーによる室内オーケストラ
曲目:グリーグ ソナタ
サン=サーンス「白鳥」
ガーシュイン 前奏曲第2番、「ベースを叩け」
ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
ボッテジーニ「タランテラ」
カタロニア民謡「鳥の歌」
パガニーニ「ロッシーニの歌劇『エジプトのモーゼ』の主題による幻想曲」
ドラゴネッティ コントラバス協奏曲
ボッテジーニ 2本のコントラバスのための「パッショーネ・アモローザ」
クーセヴィツキー コントラバス協奏曲
(アンコール多数)
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彼の演奏を聴いたのは「引退宣言」して東京・目黒で小規模な演奏会やったとき以来ですから、18~19年ぶりくらいでしょうか…。
「60歳過ぎたら人前でパフォーマンスはしない」という「引退」だったと記憶していますが、78歳にして健在(全然イケるじゃん!)って感じでした。
むしろ、以前より精悍になった印象。
(ピアノのハーモン・ルイスの方が「年取ったな」と思いました。)
“芸風”(いろんな曲の「笑いの取り方」)もまったく変わってなくて期待通り。
なんだかすべてが懐かしく感じました。
客席は満席で、「コントラバス奏者大集合」でした。
(でも思ったほど「知り合いだらけ」ではなく、バス弾き以外も多かったようです。)
Mr.カーは、1980年、大学オケの練習(弦分奏)に来て、いろいろ指導してくれました。(まだ名前が日本で浸透していなくて、コンサートのプロモーションの一環でした。)
曲はベルリオーズ「ローマの謝肉祭」やブラームス交響曲第2番など。
「ロマ謝」の8分の6拍子の速い八分音符について「弓をどう飛ばせばいいか?」と質問したら、「飛ばさなくていい」(弓を弦に付けたまま歯切れよく)と言われた記憶があります。(そのとき4年生でコントラバス首席だったこともあり通訳やりました。)
カーさんはとても機嫌がよくて、一緒に来ていたルイスさんとミニコンサートをやってくれました。
事前に「演奏する」という約束はしていなかったので、うれしいサプライズでした。
通常の練習場が使えず、別の建物の教室までアップライトピアノを運んだんですが、その甲斐がありました。
その後も演奏会や日経ホールかどこかであった公開レッスンに行くなど、何度も生演奏を聴きました。
ひょっとしたらきのうが聞き納めなんだと思うと、いろんな感慨が…。
ところで、きのうのコンサートのプログラム最後の曲はクーセヴィツキーのコンチェルト。
大学4年生の学園祭で全曲演奏し、某オーディションでも弾いた私にとっていわば「青春の曲」です。
家人にピアノ伴奏してもらいました。
きのうは(ほぼ)N響メンバーによる弦楽+ホルン2本の伴奏(指揮者は大変そうでした)でしたが、やはり木管楽器やハープも入ってるバージョンがいいなあ…と思いました。
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