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いつもながらの熱演を堪能しました【東京音大Sオケを聴く】 [音楽]

きのうは東京音大のSオケ演奏会でした。

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【東京音楽大学創立111周年記念演奏会】
東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会
日時:2019年11月29日(金)19:00開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:下野竜也
曲目:三善晃「管弦楽のための協奏曲」
   ベートーヴェン 交響曲第2番ニ長調
   バルトーク「管弦楽のための協奏曲」
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img_東京音大Sオケ201911.jpg

5日前に読売日響を聴いたばかりの芸劇へ。
たぶん、学生(出演者)の親御さんや親戚が来ているのでしょう。
なんとなく『客層』が普通のオーケストラの演奏会と違うような気がします。

プログラムは最初、三善晃の「管弦楽のための協奏曲」から。
1964年、つまり(前回の)東京オリンピックの年の作品だそうです。
もちろん、あとで演奏されるバルトークの同名の作品に影響を受けたというか、意識しての作品名だろうと思います。
ステージ上段に並んだたくさんの打楽器や、ピアノ、チェレスタまで駆使する大規模な編成の曲ですが、内容は私の『守備範囲』外なので触れないことにします。

2曲目は時代を150年以上遡ってベートーヴェンの作品。
管楽器・打楽器は大幅に人数が減りましたが、弦楽器は同規模の人数。
さすがに音大生なので、粒が揃った感じがします。
一部の管楽器がやや不調のようでしたが、曲全体を壊すようなものではなく、とてもよくまとまった演奏でした。

最後はバルトークの「管弦楽のための協奏曲」、通称「オケコン」(オーケストラのためのコンチェルト)です。
管楽器の協奏曲的な名人芸が繰り広げられる曲ですが、実はコントラバス(とチェロ)の結構音程が取りにくいパッセージから始まって、なかなかいやらしい感じです。
音大生の皆さんは、もちろんきちんと弾いていました。
もちろん管楽器は大熱演で、特に木管楽器がどのパートも素敵なソロを聞かせてくれました。

いつも思うんですが、音大生のオーケストラは聴衆にとって、ある意味「コストパフォーマンス」が最も優れているのではないでしょうか。
演奏技術はアマチュアより格段に優れていながら、入場料はアマチュアオーケストラと変わらないお得さ。
そして、プロのオーケストラのように数日間ではなく、何ヶ月も練習したうえでの本番だということで、曲への思い入れなども強いように思います。
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