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極上の演奏を堪能しました【ウィーンフィル来日公演を聴く】 [音楽]

昨夜は話題の演奏会を聴きに行きました。

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ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2020
日時:2020年11月12日(木)19:00開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
曲目:ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
   同 交響詩「海」~3つの交響的スケッチ~
   ストラヴィンスキー バレエ音楽「火の鳥」(1910年全曲版)
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img_サントリーホール20201112.jpg
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コロナ禍で海外のオーケストラや音楽家の来日が軒並みキャンセルされている昨今、ウィーンフィルの来日も危ぶまれていました。
今回の来日は特例として許可されたそうですが、政府同士の交渉があり、オーストリアの首相からの親書も送られてきたとのこと。
おりしもヨーロッパ各国では感染が急速に拡大しており、心配されましたが、オーストリアがロックダウンとなるのとほぼ同時の出発だったそうです。
ちなみに来日中の行動には厳しい制限があり、ホテルと演奏会場以外はほとんど足を運ぶことができないということです。

というわけで、ほぼ毎年来日しているウィーンフィルにとってもいろんな意味で特別な今年の公演。
きのう12日は当初の予定にない追加公演でした。

前半はフランスの作曲家、ドビュッシーの作品2曲。
そして後半はストラヴィンスキーの「火の鳥」全曲版。
どれもウィーンフィルらしい極上のサウンドで素晴らしかったんですが、個人的には「火の鳥」がいいと思いました。
ロシア出身であるゲルギエフにとっては、やはりストラヴィンスキーの方が「お手の物」なのかもしれません。
(聴く方がそういう”先入観”を持っているのもあるでしょうが…。)

さらにアンコールで、J.シュトラウスの「皇帝円舞曲」。
こちらは、ウィーンフィルの「お手の物」ですから、どんな演奏にしたいのか、指揮者との間で丁々発止があるように感じました。

客席はほぼ満席、終演後は拍手で指揮者をステージに呼び戻す(通称)「一般参賀」もありました。

今回の日本ツアーは、ウィーンフィルにとっても、日本や世界のオーケストラにとっても、感染症との共存という意味で、大きな試金石になりそうです。
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