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やはり『別格のオケ』でした【ムーティ指揮ウィーンフィルを聴く】 [音楽]

先週月曜日はウィーンフィルを聴きました。

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ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2021
日時:2021年11月8日(月)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:リッカルド・ムーティ
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目:シューベルト 交響曲第4番ハ短調
   ストラヴィンスキー ディヴェルティメント〜バレエ音楽「妖精の接吻」による交響組曲〜
   メンデルスゾーン 交響曲第4番イ長調「イタリア」
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img_ウィーンフィル20211108.jpg

毎年この時期に来日公演を行うのが恒例となっているウィーンフィル。
他の海外オケが来日を断念する中、特例的に日本入国を許されての公演です。
昨年同様、いわゆるバブル方式で、日本に到着して以降、団員やアテンドする人以外とは接触できず、ホテルと演奏会場を往復するだけだそうです。

今年の指揮者は80歳のリッカルド・ムーティ。
ムーティといえば、1970年代にカール・ベームとともに来日したのをテレビ放送で見た覚えがありますが、ウィーンフィルとの共演は50年に及ぶそうです。
指揮者がよく見えるステージ横の席だったのですが、ムーティはどっしりと構えて、振り方も最小限に見えて、オケはその動きに忠実に反応しているように見えました。

この日の演奏ですが、前半はシューベルトの4番とストラヴィンスキーのディヴェルティメントというあまり耳にしない作品の組み合わせ。
ディヴェルティメントは初めて聴きましたが、オペラやバレエを『本業』とするウィーンフィル(のメンバー)としてはお手の物なのだそうです。

後半はメンデルスゾーンの「イタリア」。
私自身、近く演奏する予定なので、いろんな部分に注意しながら聴くつもりだったのですが、演奏が始まったら細かいことはどうでもよくなりました。

全体としては、何か手慣れた感じで、決して「全力投球」しているようには見えないのに、最上級の音が出てくるという印象でした。
やはり世界のオケの中でも「別格」だと感じました。
(「別格」のオケはあといくつかあるのでしょうが…。)

そして、アンコールはヴェルディの歌劇「運命の力」序曲。
これこそオペラを演奏するメンバーにとってはしょっちゅう演奏している作品でしょう。
指揮者も、この日の演奏曲目の中で、一番力が入っているように見えました。(笑)
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