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ブルックナー4番は『あれ?』と思いながら…【読響日曜マチネーを聴く】 [音楽]

きのうは読響演奏会を聴きました。

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読売日本交響楽団 第242回日曜マチネーシリーズ
日時:2021年11月21日(日)14時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:鈴木優人
独奏:山下洋輔(ピアノ)
曲目:アルフテル「祝典序曲」
   ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」
   ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」(1888年稿・コーストヴェット版)
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最初の「祝典序曲」の作曲者アルフテルは1900年スペイン生まれ。
ルーツはプロイセン(ドイツ)にあって、1930年代に政治的理由でメキシコに移ったそうです。
この曲は1952年の作曲ということですが、思ったよりは平易な作品でした。
どこが「祝典」なのか、めでたさが今ひとつ分かりませんでしたが。

2曲目は「ラプソディ・イン・ブルー」。
ドラマ「のだめカンタービレ」で使われるなど、耳にする機会の多い曲です。
ソロの山下大輔氏はジャズピアニストの大御所ですが、きのうの演奏はまじめさと型破りが同居したような印象でした。

後半はブルックナーの4番。
ブルックナーは曲を何度も書き直したり、後世の研究家が楽譜をいじったことで有名ですが、今回演奏されたのは「1888年稿・コーストヴェット版」。
細かいことは省略しますが、これまで一般的だった演奏とはいろんな箇所が異なっていました。
一番分かりやすいのはティンパニの入る箇所の違いや、シンバルの追加、そして楽譜の一部カット(省略)でしょうか。
あちこち「あれ?」と思いながら聴きました。
音符の追加や省略にはそれぞれ理由があるようなので、どの版がいいのかは素人にはなんとも言えませんが、聴き比べてみるのも面白いかもしれません。
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