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「絶滅の人類史」「八十日間世界一周」「なぜ中国人は財布を持たないのか」「内臓脂肪を最速で落とす」=読み終わった本(2018.09) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2018年9月分です。
世界旅行から帰ってきて、溜まっている本をなるべくたくさん読もうと思っています。

▼読み終わった本
*「絶滅の人類史―なぜ『私たち』が生き延びたのか」
更科功・著、NHK出版新書

絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか

絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか

  • 作者: 更科 功
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2018/01/08
  • メディア: 新書

テレビ番組にもなっている「人類史」の本。
現在の人類(「ヒト=ホモ・サピエンス」)以外にも、人類がいたにもかかわらず、最終的に「ヒト」だけが「生き残った」ことについて、詳しく紹介しています。
その中では、ネアンデルタール人がヒトと『共存』していた時代があった話も出てきます。
「私たち(ヒト)の祖先は弱かったけれど、いや弱かったがために、類人猿にはない特徴を進化させて、生き残った」というのがカバー袖にも紹介されている「はじめに」の中の一文です。
「強いものが生き残る」とは限らないところが、面白いところであり、厳しいところですね。

▼読み終わった本
*「八十日間世界一周」
ジュール・ヴェルヌ著、田辺貞之助・訳、創元SF文庫

八十日間世界一周 (創元SF文庫)

八十日間世界一周 (創元SF文庫)

  • 作者: ジュール・ヴェルヌ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1976/03/20
  • メディア: 文庫

「45日間世界一周・夫婦で旅行記」でも紹介しましたが、19世紀を舞台にイギリス紳士が「80日間で世界を一周できるか」という賭けをして旅行をするジュール・ヴェルヌの代表作の一つ。
旅行中に読もうと思って持って言ったんですが、「ORIGIN」(ダン・ブラウン)を読んでいたら時間がなくて、帰国後に読みました。
中学生くらいのときに読んだはずだったんですが、細部は忘れてました。
インドの部分など、なかなか面白いというか、不思議な展開なんですが、今、こんな「未開の地」のような描写をしたら問題になるかもしれませんね。

▼読み終わった本
*「なぜ中国人は財布を持たないのか」
中島恵・著、日経プレミアシリーズ

なぜ中国人は財布を持たないのか

なぜ中国人は財布を持たないのか

  • 作者: 中島 恵
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2017/10/11
  • メディア: 新書

「中国ではネット決済が普及して、物乞いでさえQRコードを使っている」という話はだいぶ知られてきましたが、この本はそうした「最先端」の中国事情を紹介しています。
ただ、現在の中国は3年、いや1年行かないとガラッと変わっていると思うので、1年前(去年10月)に出たこの本も、すでに「古く」なっているんでしょうね。

▼読み終わった本
*「内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法」
奥田昌子・著、幻冬舎新書

内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法

内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法

  • 作者: 奥田 昌子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2018/01/30
  • メディア: 新書

私自身、「メダボ」(メタボリック症候群)はかろうじて免れていますが、もう少し痩せなければならないので、書店で見かけてすぐに買いました。
多くの生活習慣病が内臓脂肪を落とすことによって防げると言いますし、そのほかの病気・体の不調も改善するということで、参考にしたいと思います。

▼読み終わった本
*「日本人はなぜ存在するか」
與那覇潤・著、集英社文庫

日本人はなぜ存在するか

日本人はなぜ存在するか

  • 作者: 與那覇 潤
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/05/18
  • メディア: 文庫

この本を読んでいるとき、テニスの大坂なおみ選手が全米オープンで優勝し、「日本人の条件とは何か」という『論争』が起きていましたが、この本は、與那覇氏が愛知県立大学の講義で話をした「日本人論」をまとめたものだそうです。
「『人間』の範囲はどこまでか」とか「『正義』は定義できるか」という章もあって、いろいろと考えさせられました。

▼読み終わった本
*「日本の『神話』と『古代史』がよくわかる本」
日本博学倶楽部・編、島崎晋・監修、PHP文庫

日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本

日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本

  • 作者: 日本博学倶楽部
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/06/02
  • メディア: 文庫

古書店で100円で買った本ですが、思った以上に勉強になりました。
「古事記」「日本書紀」に書かれた内容を分かりやすく紹介するもので、もちろんだいたい知ってはいるわけですが、断片的だったものを改めて系統立てて知ることができました。
「国生み」や「天の岩戸」などの『神話』や、「因幡の白兎」「ヤマタノオロチ」などの『昔話』は誰でも聞いたことがあると思いますが、どの本のどんな部分に書かれているのかなどは、改めて思い出しました。
そして、「聖徳太子」や「大化の改新」など『歴史』として習う事柄も…。
ペットボトルのお茶1本分の値段でこれだけ勉強できるんですから、こんなにいいお金の使い道はない、と思いました。
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「ウソばっかり!」「世界の聖典・経典」=購入した本(2018.09) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2018年9月分です。

▽購入した本
*「ウソばっかり! - 人間と遺伝子の本当の話 -」
竹内久美子・著、ワニブックス

ウソばっかり!  - 人間と遺伝子の本当の話 -

ウソばっかり! - 人間と遺伝子の本当の話 -

  • 作者: 竹内 久美子
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2018/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


▽購入した本
*「世界の聖典・経典」
一条真也・著、造事務所・編、知恵の森文庫

世界の聖典・経典 (知恵の森文庫)

世界の聖典・経典 (知恵の森文庫)

  • 作者: 一条真也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2018/06/08
  • メディア: 文庫


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