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「ウソばっかり!人間と遺伝子の本当の話」「ベートーヴェンの生涯」「欧州開戦1~4」「なるほど!なっとく空港の大疑問」=読み終わった本(2018.11) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2018年11月分です。


▼読み終わった本
*「ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話」
竹内久美子・著、ワニブックス

ウソばっかり!  人間と遺伝子の本当の話

ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話

  • 作者: 竹内 久美子
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2018/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

おなじみ竹内久美子氏が、動物行動学の観点から男女関係や人間界の不思議について解き明かした本。
帯(裏表紙側)には「いい声の人に惹かれるのはなぜ?」「どうしたら第一印象をよくできるの?」「どうしてデートで夜景を見に行くの?」「体育会系は、なぜ上下関係が厳しいの?」「なんで毒親っているの?」「マッサージが気持ちいいのはなぜ?」「年頃の娘が父親を嫌うのに、理由ってある?」「火事場の馬鹿力って、本当にあるの?」などの『疑問』が並んでいます。
「え、ホント?」と思うような話もありますが、「読めば納得」という感じです。

▼読み終わった本
*「ベートーヴェンの生涯」
青木やよひ・著、平凡社ライブラリー

ベートーヴェンの生涯

ベートーヴェンの生涯

  • 作者: 青木 やよひ
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2018/05/10
  • メディア: 文庫

ベートーヴェンの生涯について、これまでの「定説」の間違っていた点を正しながら詳しく記した本。
決して「人間嫌い」「偏屈」だったわけではないことや、「エリーゼのために」の「エリーゼ」が「テレーゼ」ではなく「エリーザベト」だったことなど、「なるほど」「へえ」と思わせる内容満載でした。
2009年発行のものをライブラリー(文庫)化したものですが、長くベートーヴェンを研究していた筆者の青木やよひ氏は、原本の発行後まもなく亡くなられたそうです。

▼読み終わった本
*「世界の聖典・経典」
一条真也・著、光文社知恵の森文庫

世界の聖典・経典

世界の聖典・経典

  • 作者: 一条真也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2018/06/08
  • メディア: 文庫

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、儒教・道教、その他の宗教の順で、その聖典(啓典)・経典とその教えの内容について、わかりやすく記した本。
よくまとまっているので、入門書として最適だと思います。

▼読み終わった本
*「なるほど!なっとく空港の大疑問: 日本のエアポートはここまで進化している!」
秋本俊二・著、KAWADE夢文庫

なるほど!なっとく空港の大疑問: 日本のエアポートはここまで進化している!

なるほど!なっとく空港の大疑問: 日本のエアポートはここまで進化している!

  • 作者: 秋本 俊二
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/08/10
  • メディア: 文庫

今年9月の発行ということで、最新の情報を盛り込んで、空港業務のあれこれをコンパクトにまとめた本です。
旅客のハンドリングから航空管制、空港の楽しみ方まで、旅行好きの人は読んで損はないと思います。

▼読み終わった本
*「欧州開戦1~4」
マーク ・グリーニー著、田村源二・訳、新潮文庫

欧州開戦1

欧州開戦1

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: 文庫

欧州開戦2

欧州開戦2

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: 文庫

欧州開戦3

欧州開戦3

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/05/29
  • メディア: 文庫

欧州開戦4

欧州開戦4

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/05/29
  • メディア: 文庫

おなじみ、トム・クランシーの「ジャック・ライアン・シリーズ」はクランシー亡き後、マーク・グリーニーが引き継いで書き続けているわけですが、その最新作。
ロシア大統領が、自分の保身のためにいろいろと紛争を引き起こす話ですが、妙に現実感のあるのがこのシリーズの面白いところですね。

▼読み終わった本
*「言語学者が語る漢字文明論」
田中克彦・著、講談社学術文庫

言語学者が語る漢字文明論

言語学者が語る漢字文明論

  • 作者: 田中 克彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/08/10
  • メディア: 文庫

筆者の田中氏は、2011年に「漢字が日本語をほろぼす」という本を著していて、日本語における漢字の役割については否定的です。
第四章のタイトルは「『脱亜入欧』から『脱漢入亜』へ」となっていて、言葉の面から「今後の日本が国際社会でどのような方向に向かうべきか」といったことを示しています。
いろいろ考えさせられました。
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