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「キリスト教からよむ世界史」「イスラム10のなぞ」「パンの図鑑ミニ」「日本列島の下では何が起きているのか」=読み終わった本(2018.12) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2018年12月分です。


▼読み終わった本
*「キリスト教からよむ世界史」
関 眞興・著、日経ビジネス人文庫

キリスト教からよむ世界史

キリスト教からよむ世界史

  • 作者: 関 眞興
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2018/02/02
  • メディア: 文庫

日本をはじめとするアジアには当てはまりませんが、世界史を理解する上で「宗教」という観点が不可欠なのは確か。
この本は、「そういえば世界史で習ったなあ」という出来事がたくさん出てきます。
「カノッサの屈辱」とか「宗教改革」とか「イエズス会」とか。
(イエズス会の時代になると、日本も無関係ではなくなるわけですが…。)
うろ覚えの事柄を再確認し、改めて勉強するするのにとてもためになると思いました。

▼読み終わった本
*「イスラム10のなぞ - 世界史への招待」
宮田律・著、中公新書ラクレ

イスラム10のなぞ - 世界史への招待

イスラム10のなぞ - 世界史への招待

  • 作者: 宮田 律
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/05/08
  • メディア: 新書

こちらはキリスト教と並ぶ世界宗教、イスラムについての本。
イスラム(教)についての入門編としてとても分かりやすい本だと思います。
「10のなぞ」とは以下の通りです。
なぞ1:なぜ、16億人もいる世界宗教に発展したのか?
なぞ2:『コーラン』に記された意外な事実と、記されなかった真意とは?
なぞ3:預言者ムハンマドはどんな人?なぜ、彼に啓示があったのか?
なぞ4:抗争を繰り返していたアラブ人はなぜ、イスラムを受け入れたのか?
なぞ5:最先端都市だったバグダードはなぜ、文明を継承できなかったのか?
なぞ6:イスラム世界でなぜ、資本主義が発展しなかったのか?
なぞ7:トルコのオスマン帝国はなぜ、大帝国を築くことができたのか?
なぞ8:スンニ派とシーア派はなぜ、対立するのか?
なぞ9:アラブとイスラエルはなぜ、和解できないのか?
なぞ10:寛容公正なイスラムのもとでなぜ、独裁的な体制が生まれたのか?

▼読み終わった本
*「パンの図鑑ミニ」
井上好文・監修、マイナビ文庫

パンの図鑑ミニ

パンの図鑑ミニ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2018/10/26
  • メディア: 文庫

2017年に出版された本の文庫化ということですが、世界のパンのカラー写真満載で、読んでいるだけで幸せな気持ちになります。
特にヨーロッパ各国のパンは、バラエティーに富んでいて、「お国柄」のようなものがあるので、見ていて飽きません。
また旅行に行きたくなってきました。

▼読み終わった本
*「7カ国語をモノにした人の勉強法」
橋本陽介・著、祥伝社黄金文庫

7カ国語をモノにした人の勉強法

7カ国語をモノにした人の勉強法

  • 作者: 橋本陽介
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2018/11/14
  • メディア: 文庫

筆者は1982年生まれで、大学の先生だということですが、自分の意思・力で7カ国語を学んだそうです。
私も海外に住んでいましたし、いくつかの外国語に挑戦しては、この本に書かれていることは「なるほど」とか「そうだそうだ」と思うような事柄がいくつもありました。
外国語の小説を読むことや、テレビドラマを見るのが学習に効果的であることなど、私が実感したものと重なるような気がします。

▼読み終わった本
*「秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本」
J.ウォーリー・ヒギンズ著、光文社新書

秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本

秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本

  • 作者: J・ウォーリー・ヒギンズ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2018/10/16
  • メディア: 新書

これはすごい本です。
筆者のヒギンズ氏は、1956年に初めて日本に来る以前から日本に興味があったそうですし、鉄道が趣味とのこと。
駐留アメリカ軍の一員として来日し、それ以来各地を旅行。
日本人女性と結婚したこともあって、日本中の風景をフィルムに収めてきたということです。
昭和20〜30年代の日本の風景が鮮明に記録されていて、(その少し後の)自分の子供時代も思い出しました。
興味深い点はたくさんありますが、一つだけあげるとすれば、東京都内だけでなく、日本の各都市に路面電車が走っていたので、「なるほどそうなんだなあ」と感慨がありました。

▼読み終わった本
*「日本列島の下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで」
中島淳一・著、講談社ブルーバックス

日本列島の下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで

日本列島の下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで

  • 作者: 中島 淳一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/10/17
  • メディア: 新書

先に「フォッサマグナ」の本を読みましたが、それに続き、日本列島の成り立ちや地下で起きていることについて、科学的に(素人にとっては)詳しく教えてくれる本です。
日本列島の成り立ちがとても特異なものだったことや、関東地方の沖合に「世界でもここにしかない」という3つのプレートの「三重会合点」があることなど、「へえ」と思わせることだらけでした。

▼読み終わった本
*「カタカナ発音で「英語」は驚くほど通じる! 道案内からスポーツの話題、日本の伝統文化まで」
高窪雅基・著、知的生きかた文庫


帯には「"Shall I draw you a map?"→「シャライ ジュロウ ユーアマップ?とすればいい」という『例文』が載っています。
「ホッタイモイジルナ」(What time is it now)式のやり方ですね。
私はカタカナで外国語の発音を覚えた経験はなくて、どちらかというと「聞き流すだけ」という某教材のやり方の方がまだいいのではないかと思ってますが、このやり方(カタカナ発音)が合っている人もいるであろうことは理解できます。
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