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なぜか懐かしの『シェエラザード』【N響1月B定期を聴く】 [音楽]

きのうは2019年最初のサントリーホールでした。

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NHK交響楽団 第1904回 定期公演 Bプログラム
日時:2019年1月17日(木)午後7時 開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:トゥガン・ソヒエフ
曲目:フォーレ 組曲「ペレアスとメリザンド」
   ブリテン「シンプル・シンフォニー」
   リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
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img_サントリーホール20190117.jpg

このところ毎年登場しているソヒエフの指揮。
P席なので、いろんな指揮者の棒さばきをつぶさに見ているんですが、ソヒエフの棒はとても丁寧で音楽があふれ出ている感じがします。
(「N響を振る指揮者ならみんなそうだろう」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうでもないと思うんです。)

1曲目はフォーレの「ペレアスとメリザンド」。
3曲目の「シシリエンヌ」がよく知られていますが、全体的にフランスの作曲家らしい和音が使われていて、とても親しみやすい曲です。
ところで、「ペレアスとメリザンド」は「青い鳥」で知られるメーテルリンクの戯曲ですが、フォーレ以外にも何人もの作曲家が題材にしています。
私は読んだことないんですが、なにがそんなに創作意欲を刺激するのか、興味あるところです。


2曲目はブリテンの「シンプル・シンフォニー」。
若い時に書いた弦楽合奏曲ですが、変化に富んだ楽しい曲です。

後半はリムスキー・コルサコフの「シェエラザード」。
「アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)」を題材にした色彩豊かな作品ですが、実は中学・高校のころ、吹奏楽で演奏されるのをよく聴いてました。
きのうもなんとなく懐かしい気持ちで聴きましたが、全体としてとても丹念に作り上げたであろう響きながら、決して停滞することのない名演だったと思います。

実は「シェエラザード」は演奏したことないので、ぜひ一度やってみたいものです。

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