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「頭に来てもアホとは戦うな!」「ヴィオラ母さん」「ベートーヴェン捏造」「言ってはいけない中国の真実」「かなり気になる日本語」=読み終わった本(2019.02) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年2月分です。

▼読み終わった本
*「頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法」
田村耕太郎・著、朝日新聞出版

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

  • 作者: 田村耕太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2014/07/08
  • メディア: 単行本

著者は元国会議員、投資アドバイザーなど数々の肩書きを持ち、現在はシンガポール在住。
実はちょっとだけお会いし、名刺交換したことがあります。
この本は、副題にあるように「人間関係で無駄なことに時間を使わず、本当にやりたいことに集中しよう」と主張しています。
「おっしゃる通り」ということばかりなんですが、実際にやるとなると…なかなか難しいですね。
そういえば、この本を原作にしたテレビドラマが放送されるらしいです。

▼読み終わった本
*「ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ」
ヤマザキマリ・著、文藝春秋

ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

  • 作者: ヤマザキマリ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/01/30
  • メディア: 単行本

「テルマエ・ロマエ」などで知られるヤマザキマリさんの本。
母親の涼子さんについて、そのユニークな子育てと型破りな人物像について紹介しています。
題名の「ヴィオラ」はもちろん楽器の名前ですが、これはお嬢さん育ちで幼い頃からヴァイオリンを勉強していた涼子さんが、札幌交響楽団設立の際に第1号の女性団員としてヴィオラを弾くようになったことによります。(多くのヴァイオリン奏者は割合簡単にビオラも弾けます。)
涼子さんは、2度の死別・離別を経て女で一人で娘2人を育て上げたんですが、これが本当にユニーク。
娘のヤマザキマリさんもかなりユニークな人物とお見受けしますが、この母にしてこの娘あり、という感じでした。

▼読み終わった本
*「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」
かげはら史帆・著、柏書房

ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく

  • 作者: かげはら 史帆
  • 出版社/メーカー: 柏書房
  • 発売日: 2018/10/09
  • メディア: 単行本

クラシック音楽通の間で今話題の書。
ベートーヴェンの晩年に「秘書」を務めたシンドラーの書き残した内容には嘘・捏造が多いことを、丹念に紹介しています。
シンドラーの嘘については数十年前から知られていますが、それまでは詳しい検証を受けないまま信じられていて、ベートーヴェンの多くの伝記・紹介書の類は、彼の話を下敷きにしていました。
例えば、交響曲第5番の『通称』である「運命」は、「運命はこのように扉を叩く」とベートーヴェンが語ったというシンドラーの言葉によっていますが、これは現在では信用できないとされているそうです。
シンドラーがどのような動機で「捏造」に手を染めたのか、ご興味ある方は是非この本を読んでみてください。

▼読み終わった本
*「言ってはいけない中国の真実」
橘玲・著新潮文庫

言ってはいけない中国の真実

言ってはいけない中国の真実

  • 作者: 橘 玲
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/03/28
  • メディア: 文庫

「言ってはいけない」など衝撃の書を数々著している橘氏の本。
雑誌に書いた中国関係のルポをまとめたものです。
氏は中国の専門家ではありませんが、(中国取材の経験のある)私から見ても、的確な分析を基にしているように思えます。
中国が「民主化」できない理由など、うなずけること満載でした。

▼読み終わった本
*「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術」
池谷 裕二・著、講談社ブルーバックス

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術

  • 作者: 池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: 新書

「英語の勉強に『カタカナ英語』を活用しよう」という本はたくさんあるようですが、これもその1冊。
個人的には「英語の発音をカタカナで表すのは無理がある」(耳で聞いて覚えたほうがいい)と思っているんですが、人によってはまあアリなんでしょうね。

▼読み終わった本
*「医師に『運動しなさい』と言われたら最初に読む本」
中野ジェームズ修一・著、日経BP社

医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本

医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本

  • 作者: 中野ジェームズ修一
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2018/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

結構売れている本のようで、書店で平積みになっているのを見かけます。
たしかに「運動しなさい」と言われてもどうしたらいいか分からない人は多いかもしれません。
参考にしたいと思います。

▼読み終わった本
*「ニュースがわかる 図解 東アジアの歴史」
三城俊一・著、かみゆ歴史編集部・編、SBビジュアル新書

ニュースがわかる 図解 東アジアの歴史

ニュースがわかる 図解 東アジアの歴史

  • 作者: かみゆ歴史編集部
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2018/12/06
  • メディア: 新書

「ニュースがわかる」と題している通り、現代・現在に通じる東アジアの『国際関係』の歴史の本。
教科書か参考書的な内容ですが、そもそも学校(高校)の歴史の時間には現代史をあまり教えないわけで、このような本を読むことは、ニュースへの興味の有無に関わらず、みんなに必要なことだと思います。

▼読み終わった本
*「かなり気になる日本語」
厚切りジェイソン・著、SB新書

かなり気になる日本語

かなり気になる日本語

  • 作者: 厚切りジェイソン
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2019/01/08
  • メディア: 新書

芸人にして会社経営者でもあると言う厚切りジェイソンの本。
彼の『芸』である"Why Japanese people!"という「日本人の変なところ」のネタ帳みたいな本でした。
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