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所属オケを客席で【ザ・シンフォニカ定期演奏会を聴く】 [音楽]

きのうは所属するオーケストラの演奏会でしたが、都合により出演しなかったので、客席で聴きました。

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ザ・シンフォニカ 第66回定期演奏会
日時:2019年7月15日(月・祝)午後2時開演
会場:すみだトリフォニーホール(東京・錦糸町)
指揮:キンボー・イシイ
曲目: ワーグナー/L. マゼール編 「言葉のない指環」
   (楽劇「ニーベルングの指環」管弦楽のための抜粋)
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img_シンフォニカリハーサル201907.jpg
(写真は午前中のリハーサルの様子)

この曲は、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」からの抜粋で、歌なしでオーケストラだけのために編曲したものです。
「ニーベルングの指環」は演奏におよそ15~16時間かかるので、普通は4日間に分けて上演されますが、それを1時間15~20分ほどに縮めています。

ワーグナーらしく、金管楽器が大活躍するんですが、シンフォニカの誇る金管隊がすばらしい演奏を聴かせてくれました。

私は出演しないので、いくつかのスタッフ業務を手伝ったんですが、演奏は客席で聴きました。
入場者も結構多くて、とてもいい演奏会でした。
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聴きやすい曲が並んでいました【日フィルのイギリスプロを聴く】 [音楽]

きのうは日本フィルのシーズン最後の東京定期(初日)でした。

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日時:2019年7月12日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:広上淳一
独奏:小山実稚恵(ピアノ)
ラター「弦楽のための組曲」
バッハ ピアノ協奏曲第3番ニ長調
フィンジ「エクローグ〜ピアノと弦楽のための」
ハイドン 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
バターワース「2つのイギリス田園詩曲」
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img_日フィル201907.jpg

イギリス人作曲家の作品を中心に据え、ほかにイギリスに縁のあるハイドンの「ロンドン」交響曲とバッハの「ピアノ」協奏曲を並べたプログラム。

イギリスの作曲家というと、ホルストやエルガーがよく知られていますが、今回は20世紀に活躍した3人の作品を取り上げています。
私にとっては3曲とも初めて聴くものばかりでした。

最初のラターは、弦楽器だけの作品で、ホルストの「セントポール組曲」をちょっと思い出させる親しみやすい曲でした。
フィンジの曲は、ピアノと弦楽器による作品。
未完に終わったピアノ協奏曲の1つの楽章を「エクローグ」と名付けたのだそうです。
これもイギリスの風景を思わせる部分があったりして聴きやすい曲でした。
最後のバターワースもイギリスの民謡を取り入れたりしていて、日本人の耳にもなじみやすい作品でした。

一方、バッハはよく耳にする曲ですが、ピアノよりはチェンバロで演奏されることが多いかもしれません。
割と多めの人数の弦楽器を伴っていて、堂々として分かりやすい演奏でした。

そして「ロンドン」交響曲。
ハイドンがイギリスに招かれたのをきっかけに生まれた作品です。
長崎に住んでいたころ、第3楽章がカステラのコマーシャルに使われていたのをよく覚えていますが、私自身、コントラバスを弾いたことも指揮したこともあって、なじみのある曲です。
引き締まったとてもいい演奏だったと思います。

ということで、今シーズンの日フィルもバラエティーに富んだプログラムを楽しみました。
来シーズンも同じ席(P席)で聴く予定です。
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「四季」は弾き甲斐がありました【オルケストラ・クラシカ松本公演終了】 [音楽]

おととい日曜日は、長野県松本市での演奏会に出演しました。

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2019 信濃楽友会演奏会「ヴィヴァルディとその時代の作曲家たち」
日時:2019年7月7日(日)
会場:キッセイ文化ホール大ホール(長野・松本)
指揮:大森悠
独奏:渡辺美穂(ヴァイオリン)
独唱:馬原裕子(ソプラノ)
   向野由美子(アルト)
管弦楽:オルケストラ・クラシカ
合唱:信濃楽友会合唱団
合唱指導:小林義昌
曲目:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲「四季」
   J.S.バッハ カンタータ「心と口と行いと生活で」より「主よ、人の望みの喜びよ」
   ラモー オペラ・バレ「優雅なインドの国々」より「平和な森よ」
   ヘンデル オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」
   ヴィヴァルディ 「グローリア」ニ長調
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img_キッセイ文化ホール20190707.jpg

これで3回目となる合唱団との共演。
過去、モーツァルトやバッハを演奏しましたが、今回はヴィヴァルディ中心。

「四季」はとてもよく知られた曲で、正式にはヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』という作品集の中の4曲です。
「春」「夏」「秋」「冬」というタイトルがつけられていて、それぞれ3つの楽章があり情景を現した「詩」(ソネット)が添えられています。

「春」だけは高校時代に演奏したことがあったんですが、全曲を演奏するのは初めてでした。
かなり難しいところもあり、オーケストラの人数も少なめなこともあってかなり神経を使いましたが、本番は楽しんで弾くことができました。

ほかに、誰でも知っているバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」やヘンデルの「ハレルヤコーラス」、それに珍しいラモーの作品など、とても面白いプログラムでした。
合唱団やオーケストラの皆さんにお礼を申し上げます。

車に楽器(コントラバス)を積んで、土曜日に松本に行き前日練習。
現地に1泊して日曜日は午前中=リハーサル、午後=本番というスケジュールで、日曜日の夜に自宅に戻りました。
東京は雨が降っていたようですが、松本はまあまあの天気で、ドライブも楽しむことができました。
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「韓国を食べる」「中国人エリートは日本をめざす 」「ベイジン」=読み終わった本(2019.06) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年6月分です。

▼読み終わった本
*「韓国を食べる」
黒田勝弘・著、文春文庫

韓国を食べる

韓国を食べる

  • 作者: 黒田 勝弘
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/01/07
  • メディア: 文庫

通信社・新聞社の記者として長年韓国を取材してきた黒田氏の少し前の本。
ちょっと調べたいことがあり、古書を購入しました。
食事・食べ物を切り口に、韓国社会の変化や特色をあぶり出しています。
韓国を好きだからこそ厳しく見ているというのが伝わってきます。

▼読み終わった本
*「中国人エリートは日本をめざす なぜ東大は中国人だらけなのか? 」
中島恵・著、中公新書ラクレ

中国人エリートは日本をめざす - なぜ東大は中国人だらけなのか?

中国人エリートは日本をめざす - なぜ東大は中国人だらけなのか?

  • 作者: 中島 恵
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/10/05
  • メディア: 新書

今年4月に読んだ「日本の『中国人』社会」の著者の、少し前の本。
先に読んだ本と同様、中国人と日本社会の関係がどんどん変わってきていることが分かりました。
帯にもありますが、この本によると、東大、早大の留学生の半数は中国人なのだそうです。
いろんな意見があると思いますが、これは決して悪いことではないと思います。

▼読み終わった本
*「ベイジン(上)(下)」
真山仁・著、幻冬舎文庫

ベイジン〈上〉

ベイジン〈上〉

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/04/01
  • メディア: 文庫

ベイジン〈下〉

ベイジン〈下〉

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/04/01
  • メディア: 文庫

読んでみようと思っていたところ、東京・新橋駅前のSL広場で開催していた古本市で偶然発見。
即購入しました。
2008年の北京オリンピックと、それに合わせて中国東北部に開業しようとする世界最大の原子力発電所を舞台(題材)にした物語。
「ベイジン」とは北京(Beijing)のことです。
オリンピックや原発の建設だけでなく、中国社会の汚職や権力闘争なども描かれています。
著者は中国についての詳しい知識を持っていなかったそうですが、それを感じさせません。
この本が書かれたのは、2011年の東日本大震災とそれに伴う福島第一原発の事故より前ですが、まるで原発事故を予見していたかのような描写も出てきます。
いろいろ考えさせられました。

▼読み終わった本
*「心で知る、韓国」
小倉紀蔵・著、岩波現代文庫

心で知る、韓国

心で知る、韓国

  • 作者: 小倉 紀蔵
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2012/01/18
  • メディア: 文庫

中国通の小倉氏の本。
いろんな媒体(雑誌など)に書かれた文章を集めたものということです。
黒田氏の本に比べると、いろいろと難しい表現も出てきますが、それぞれの考察はうなずける部分も多々ありました。

▼読み終わった本
*「日本人が勘違いしているカタカナ英語120」
キャサリン・A・クラフト著、里中哲彦・編訳、中公新書ラクレ

日本人が勘違いしているカタカナ英語120

日本人が勘違いしているカタカナ英語120

  • 作者: キャサリン・クラフト
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: 新書

最初に取り上げられているのが「インスタ映え」の英語表現。
ほかにも「マンツーマン」とか「サボる」などなど、「え?」と思ってしまう表現多数。
勉強になりました。
(もう忘れかけてますが…。)

▼読み終わった本
*「漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ」
落合淳思・著、中公新書

漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ

漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ

  • 作者: 落合 淳思
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/03/16
  • メディア: 新書

副題にあるように、つまり篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)、楷書などの字体と、個別の漢字の字形がどのように変化してきたかを詳しく解説した本。
古代と現代で、字形だけでなく意味が変化した字も多いということで、「へえ」「なるほど」と思うことがたくさんありました。
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「歴史という教養」「天才と発達障害」=購入した本(2019.06) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2019年6月分です。
控えめですが、ほかに古書をいろいろ買っているので、結局『積ん読』は減ってません。

▽購入した本
*「歴史という教養」
片山杜秀・著、河出新書

歴史という教養

歴史という教養

  • 作者: 片山杜秀
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 新書


▽購入した本
*「天才と発達障害」
岩波明・著、文春新書

天才と発達障害

天才と発達障害

  • 作者: 岩波 明
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: 新書

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