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「東京メトロ 知られざる超絶!世界」「歴史という教養」「校閲記者の目」「中国語はじめの一歩」「朝鮮属国史」=読み終わった本(2019.09) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年9月分です。

▼読み終わった本
*「東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて」
渡部史絵・著、 KAWADE夢文庫

東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて

東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて

  • 作者: 渡部史絵
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/07/11
  • メディア: 文庫

著者は『鉄女』として最近よく名前を見かける鉄道ジャーナリスト。
本の中身はそんなに驚くような内容はありませんが、よくまとまっていて、楽しく読みました。

▼読み終わった本
*「歴史という教養」
片山杜秀・著、 河出新書

歴史という教養

歴史という教養

  • 作者: 片山杜秀
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 新書

歴史学者にしてクラシック音楽にも造詣の深い片山教授の本。
『温故知新主義』をキーワードに、割と観念的・哲学的な話が多くて、歴史好きとしてはいろいろ考えさせられました。

▼読み終わった本
*「校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術」
毎日新聞校閲グループ・著、 毎日新聞出版

校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

  • 作者: 毎日新聞校閲グループ
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2017/09/01
  • メディア: 単行本

帯には『「誤字脱字」だけじゃない!日本語の落とし穴に限りなし』との文章が。
校閲担当者を主人公にしたテレビドラマもありましたが、まさにドラマを地でいくような内容が満載でした。
ただ、ドラマでは「事実関係の確認のために現地に赴く」という場面も多くありましたが、新聞ではそのような時間的余裕はないことがおおいのではないかと思います。

▼読み終わった本
*「中国語はじめの一歩〔新版〕」
木村英樹・著、ちくま学芸文庫

中国語はじめの一歩〔新版〕

中国語はじめの一歩〔新版〕

  • 作者: 木村 英樹
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2017/06/06
  • メディア: 文庫

一応大学で中国語を履修しましたし、北京に住んでいたのである程度しゃべれるんですが、改めて勉強になりました。
元々1996年に新書版で刊行された本を2017年に文庫化したのだそうで、それだけ読まれているということですね。

▼読み終わった本
*「朝鮮属国史 中国が支配した2000年」
宇山卓栄・著、扶桑社新書

朝鮮属国史 中国が支配した2000年

朝鮮属国史 中国が支配した2000年

  • 作者: 宇山 卓栄
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: 新書

検索して見たら、同じような内容の本が同じような時期に刊行されているようです。
著者は元々予備校の歴史の講師だそうです。
最近よくある「嫌韓本」ではなく、中国や朝鮮半島の歴史書に基づいて、朝鮮半島の『国々』がいかに中国の支配下・影響下にあったかを淡々と説明しています。
地理的(地政学的)にそうならざるを得なかったのだと思いますが、ある意味気の毒だという気もします。

▼読み終わった本
*「大野晋の日本語相談」
大野晋・著、河出文庫

大野晋の日本語相談

大野晋の日本語相談

  • 作者: 大野 晋
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2014/01/08
  • メディア: 文庫

1986〜92年に『週刊朝日』に連載されたものをまとめた本。
2002年に単行本をして刊行され、2014年に文庫化されたものだということです。
日本語の碩学、大野氏が読者からのさまざまな質問に答えていますが、中には「なるほど、そういうことだったか」と気づかされるものもあり、とても勉強になりました。

▼読み終わった本
*「中国文明の歴史」
岡田英弘・著、講談社現代新書

中国文明の歴史

中国文明の歴史

  • 作者: 岡田 英弘
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/12/18
  • メディア: 新書

2004年に出た中国の通史。
日本と違って、時代によって「中国」の領域はさまざまですし、支配的な民族も入れ替わっているわけで、そもそも「中国とはどのような概念か」というところから始まらざるを得ないのが面白いところですね。
ちなみに、序章では「国」とはそもそも「みやこ」を意味した、という話から説き起こしています。
とても勉強になる本でした。
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