あっという間の3時間でした【ヴェルディ『オテロ』をみる】 [音楽]
先週土曜日は知人がプロデュースしたオペラ観劇に行きました。
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アーリドラーテ歌劇団 第8回公演《オテロ》~Teatro Verdi di Tokyo~
ヴェルディ作曲 オペラ「オテロ(オテッロ)」
日時:2022年1月29日(土)18:00開演
会場:新国立劇場中劇場
指揮・総合プロデュース:山島達夫
演出:木澤譲
振付:能美健志
合唱:テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・コーラス
管弦楽:テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・オーケストラ
バレエ:国際高等バレエ学校、ダンステアトロ21、テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・バレエ団
【配役】オテロ:上本訓久
ヤーゴ:清水良一
デズデーモナ:刈田享子
エミーリア:巖淵真理
カッシオ:所谷直生
ロドヴィーコ:東原貞彦
ロデリーゴ:小沼俊太郎
モンターノ:香月健
伝令:松井永太郎
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シェークスピアの悲劇「オテロ」(オセロ)を題材にしたこのオペラ。
ウソによって人間関係・夫婦仲が壊され、悲劇的な結末を迎えます。
最後の場面は、とても悲しい気持ちで聴いてました。
コロナ禍によりいろいろ制約があったようですが、歌も演奏もバレエもとても素晴らしく充実した公演でした。
休憩入れて3時間ほどの公演があっという間でした。
友人である指揮の山島さんは、公演の総合プロデュースを勤めているんですが、本業は弁護士。
この公演に私財をつぎ込んでいるのだとか。
尊敬に値すると思います。
次回公演も楽しみです。
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アーリドラーテ歌劇団 第8回公演《オテロ》~Teatro Verdi di Tokyo~
ヴェルディ作曲 オペラ「オテロ(オテッロ)」
日時:2022年1月29日(土)18:00開演
会場:新国立劇場中劇場
指揮・総合プロデュース:山島達夫
演出:木澤譲
振付:能美健志
合唱:テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・コーラス
管弦楽:テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・オーケストラ
バレエ:国際高等バレエ学校、ダンステアトロ21、テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・バレエ団
【配役】オテロ:上本訓久
ヤーゴ:清水良一
デズデーモナ:刈田享子
エミーリア:巖淵真理
カッシオ:所谷直生
ロドヴィーコ:東原貞彦
ロデリーゴ:小沼俊太郎
モンターノ:香月健
伝令:松井永太郎
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シェークスピアの悲劇「オテロ」(オセロ)を題材にしたこのオペラ。
ウソによって人間関係・夫婦仲が壊され、悲劇的な結末を迎えます。
最後の場面は、とても悲しい気持ちで聴いてました。
コロナ禍によりいろいろ制約があったようですが、歌も演奏もバレエもとても素晴らしく充実した公演でした。
休憩入れて3時間ほどの公演があっという間でした。
友人である指揮の山島さんは、公演の総合プロデュースを勤めているんですが、本業は弁護士。
この公演に私財をつぎ込んでいるのだとか。
尊敬に値すると思います。
次回公演も楽しみです。
note始めました [ブログ・電脳・電網]
先日ちょっと触れましたが、昨年9月にnoteを始めました。
当ブログと同じSSブログでもよかったんですが、容量などの関係でnoteにしました。
「”気にし過ぎ”な日本語」というタイトルです。
「気になる日本語」というサイトは世の中にたくさんあるようですが、それよりマニアックで「普通の人はそこまで気にしないのでは?」という言葉に関する疑問・問題点をたくさん取り上げていくつもりです。
始める前から取り上げたいテーマ・言葉はたくさんあったんですが、メディアやネットで日々使われている言葉を見ていると、どんどん『ネタ』が増えていってます。
不定期更新ですが、よろしければアクセスしてみてください。
当ブログと同じSSブログでもよかったんですが、容量などの関係でnoteにしました。
「”気にし過ぎ”な日本語」というタイトルです。
「気になる日本語」というサイトは世の中にたくさんあるようですが、それよりマニアックで「普通の人はそこまで気にしないのでは?」という言葉に関する疑問・問題点をたくさん取り上げていくつもりです。
始める前から取り上げたいテーマ・言葉はたくさんあったんですが、メディアやネットで日々使われている言葉を見ていると、どんどん『ネタ』が増えていってます。
不定期更新ですが、よろしければアクセスしてみてください。
2022年最初の演奏会出演はサントリーホール [音楽]
先週は2022年最初の演奏会をサントリーホールで聴きました。
きのうは自分が出演する最初の本番でしたが、会場はやはりサントリーホールでした。
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JFO 新春スペシャルコンサート〜ラフマニノフの夕べ〜
日時:2022年1月18日(火)18:30開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:田久保裕一
管弦楽:Japan Festival Orchestra
独唱:永井杏奈(ソプラノ)
独奏:加藤詩乃(ピアノ)
曲目(オール・ラフマニノフ・プログラム)
ヴォカリーズ「14の歌曲集」より
「美しい人よ、私のために歌わないで『六つの歌』より」
ピアノ協奏曲第2番ハ短調
交響曲第2番ホ短調
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初めて参加・出演する団体ですが、いろんな楽器に知り合いがいて、あまりアウェー感はありませんでした。
北海道や北陸、関西や中国・四国から参加している人もいて、皆さんの熱心さは尊敬に値します。
練習回数が少なくて、途中「どうなることか」と思いましたが…。
次の出演予定は今月末のザ・シンフォニカ演奏会です。
こちらも追い込みをかけなければ…。
きのうは自分が出演する最初の本番でしたが、会場はやはりサントリーホールでした。
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JFO 新春スペシャルコンサート〜ラフマニノフの夕べ〜
日時:2022年1月18日(火)18:30開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:田久保裕一
管弦楽:Japan Festival Orchestra
独唱:永井杏奈(ソプラノ)
独奏:加藤詩乃(ピアノ)
曲目(オール・ラフマニノフ・プログラム)
ヴォカリーズ「14の歌曲集」より
「美しい人よ、私のために歌わないで『六つの歌』より」
ピアノ協奏曲第2番ハ短調
交響曲第2番ホ短調
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初めて参加・出演する団体ですが、いろんな楽器に知り合いがいて、あまりアウェー感はありませんでした。
北海道や北陸、関西や中国・四国から参加している人もいて、皆さんの熱心さは尊敬に値します。
練習回数が少なくて、途中「どうなることか」と思いましたが…。
次の出演予定は今月末のザ・シンフォニカ演奏会です。
こちらも追い込みをかけなければ…。
ウィーンと箏にちなんだ深いプログラム【日フィル東京定期を聴く】 [音楽]
新年最初のサントリーホールはこちらの演奏会。
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日本フィルハーモニー交響楽団 第737回東京定期演奏会
日時:2022年1月14日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:阪哲朗
独奏:遠藤千晶(箏)
曲目:シューベルト 劇音楽「ロザムンデ(魔法の竪琴)」序曲
八橋検校「乱輪舌」(箏独奏)
石井眞木 箏と管弦打楽のための「雅影」
八橋検校「六段の調べ」(箏独奏)
ブラームス 交響曲第3番ヘ長調
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不思議なプログラムだと思ったんですが、実はブラームスと「箏」のつながりがあることが、演奏会プログラム(冊子)の解説で分かりました。
(「箏」が常用漢字に含まれないため、一般に「琴」の字が使われますが、「箏」と「琴」は違う楽器です。)
ブラームスは1888年(明治21年)に、ウィーンで箏の演奏を聴いた記録が残っています。
箏を弾いたのはオーストリア駐在の公使夫人、戸田極子。
極子は岩倉具視の娘で、箏の名手。
当時、ヨーロッパで流行していた「ジャポニズム」(日本趣味)の流れから、ブラームス自ら希望して戸田極子の演奏を鑑賞。
演奏した曲の中に「乱輪舌」や「六段の調べ」もあったのだそうです。
前半は「竪琴」と「箏」にちなんでいるのだろうとは思いましたが、生粋の「ウィーンっ子」であるシューベルトから箏を使った名曲、そしてブラームスというとても深い背景があったんですね。
さて演奏ですが、箏についてはよく分からないので後半のブラームスについての感想。
全体的にちょっと早めのテンポで、流麗な演奏でした。
個人的にはもう少し落ち着いている方が好みですが…。
でも、新年からいいものを聴かせてもらいました。
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日本フィルハーモニー交響楽団 第737回東京定期演奏会
日時:2022年1月14日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:阪哲朗
独奏:遠藤千晶(箏)
曲目:シューベルト 劇音楽「ロザムンデ(魔法の竪琴)」序曲
八橋検校「乱輪舌」(箏独奏)
石井眞木 箏と管弦打楽のための「雅影」
八橋検校「六段の調べ」(箏独奏)
ブラームス 交響曲第3番ヘ長調
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不思議なプログラムだと思ったんですが、実はブラームスと「箏」のつながりがあることが、演奏会プログラム(冊子)の解説で分かりました。
(「箏」が常用漢字に含まれないため、一般に「琴」の字が使われますが、「箏」と「琴」は違う楽器です。)
ブラームスは1888年(明治21年)に、ウィーンで箏の演奏を聴いた記録が残っています。
箏を弾いたのはオーストリア駐在の公使夫人、戸田極子。
極子は岩倉具視の娘で、箏の名手。
当時、ヨーロッパで流行していた「ジャポニズム」(日本趣味)の流れから、ブラームス自ら希望して戸田極子の演奏を鑑賞。
演奏した曲の中に「乱輪舌」や「六段の調べ」もあったのだそうです。
前半は「竪琴」と「箏」にちなんでいるのだろうとは思いましたが、生粋の「ウィーンっ子」であるシューベルトから箏を使った名曲、そしてブラームスというとても深い背景があったんですね。
さて演奏ですが、箏についてはよく分からないので後半のブラームスについての感想。
全体的にちょっと早めのテンポで、流麗な演奏でした。
個人的にはもう少し落ち着いている方が好みですが…。
でも、新年からいいものを聴かせてもらいました。
「毎日乗っている地下鉄の謎」「カレーライスの誕生」「天変地異が変えた人類史」「ビートルズ」=読み終わった本(2021.12) [読書]
「読み終わった本」リスト(備忘録)、2021年12月分です。
▼読み終わった本
*「毎日乗っている地下鉄の謎」
梅原淳・著、平凡社新書
古書で購入。
鉄道ファンにはおなじみ、梅原氏の本(2010年)です。
ちょっと網羅的ではありますが、鉄道・地下鉄に興味のある人なら読んで損はないと思います。
▼読み終わった本
*「カレーライスの誕生」
小菅桂子・著、講談社学術文庫
こちらは新刊で購入。
2002年出版の本を2013年に文庫化。
手元のものは2017年、第5刷となっているので、結構人気のある本なんですね。
カバー裏表紙側にある文章は「インドに生まれて、イギリスを経て、近代黎明期の幕末日本に西洋料理として入ってきたカレー。いまや『国民食』となってカレーの受容と変容は、近代における西洋文明の受容と、日本風アレンジの歴史そのものだった。多岐にわたる資料を渉猟して、日本のカレーの歴史と謎を解明し、そこに秘められた人々の知恵と苦闘のドラマを描いた、異色の食文化史。」とあります。
ご興味ある方は是非お読みください。
▼読み終わった本
*「地震・洪水・噴火・疫病 天変地異が変えた人類史」
リベラルアーツ研究班・編、KAWADE夢文庫
コンビニなどで売っているお手軽な「まとめ本」。
(手元の本を間違えて荷物に入れてしまったため、空港の売店で買いました。)
世界各地の火山の大規模な噴火は、地球規模での気候変動をもたらすことは知られています。
そして、過去の歴史的大事件の背景には、そうした気候変動による社会の変動があったということです。
カバーには「フランス革命の引き金を引いたのは『火山の噴火』?」とか「末期の豊臣政権にトドメを刺したの『大地震』とは?」などの文字が並んでいます。
耳にしたことのある話も多かったんですが、でも読んでみると面白くで、数時間で読破しました。
▼読み終わった本
*「ビートルズ」
北中正和・著、新潮新書
新刊で購入。
帯に「解散から50余年、世界史の中でビートルズを読み直す。」とあるように、音楽面だけでなく、『社会現象』としての側面も交えて、改めてビートルズという存在について読み解いています。
章立てを紹介すると以下のようになっています。
序章 なぜビートルズだけが例外なのか
第1章 故郷リヴァプール
第2章 ジョン・レノンはアイルランド人か
第3章 ミンストレル・ショウの残照
第4章 スキッフルがなければ
第5章 作品の源流はどこに?
第6章 カヴァー曲、R&B、ラテン音楽
第7章 カリブ海、アフリカとの出会い
第8章 60年代とインド音楽
第9章 ふたつのアップルの半世紀
第10章 ビートルズはなぜ4人組か
▼読み終わった本
*「毎日乗っている地下鉄の謎」
梅原淳・著、平凡社新書
古書で購入。
鉄道ファンにはおなじみ、梅原氏の本(2010年)です。
ちょっと網羅的ではありますが、鉄道・地下鉄に興味のある人なら読んで損はないと思います。
▼読み終わった本
*「カレーライスの誕生」
小菅桂子・著、講談社学術文庫
こちらは新刊で購入。
2002年出版の本を2013年に文庫化。
手元のものは2017年、第5刷となっているので、結構人気のある本なんですね。
カバー裏表紙側にある文章は「インドに生まれて、イギリスを経て、近代黎明期の幕末日本に西洋料理として入ってきたカレー。いまや『国民食』となってカレーの受容と変容は、近代における西洋文明の受容と、日本風アレンジの歴史そのものだった。多岐にわたる資料を渉猟して、日本のカレーの歴史と謎を解明し、そこに秘められた人々の知恵と苦闘のドラマを描いた、異色の食文化史。」とあります。
ご興味ある方は是非お読みください。
▼読み終わった本
*「地震・洪水・噴火・疫病 天変地異が変えた人類史」
リベラルアーツ研究班・編、KAWADE夢文庫
コンビニなどで売っているお手軽な「まとめ本」。
(手元の本を間違えて荷物に入れてしまったため、空港の売店で買いました。)
世界各地の火山の大規模な噴火は、地球規模での気候変動をもたらすことは知られています。
そして、過去の歴史的大事件の背景には、そうした気候変動による社会の変動があったということです。
カバーには「フランス革命の引き金を引いたのは『火山の噴火』?」とか「末期の豊臣政権にトドメを刺したの『大地震』とは?」などの文字が並んでいます。
耳にしたことのある話も多かったんですが、でも読んでみると面白くで、数時間で読破しました。
▼読み終わった本
*「ビートルズ」
北中正和・著、新潮新書
新刊で購入。
帯に「解散から50余年、世界史の中でビートルズを読み直す。」とあるように、音楽面だけでなく、『社会現象』としての側面も交えて、改めてビートルズという存在について読み解いています。
章立てを紹介すると以下のようになっています。
序章 なぜビートルズだけが例外なのか
第1章 故郷リヴァプール
第2章 ジョン・レノンはアイルランド人か
第3章 ミンストレル・ショウの残照
第4章 スキッフルがなければ
第5章 作品の源流はどこに?
第6章 カヴァー曲、R&B、ラテン音楽
第7章 カリブ海、アフリカとの出会い
第8章 60年代とインド音楽
第9章 ふたつのアップルの半世紀
第10章 ビートルズはなぜ4人組か