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今年2回目のラフマニノフ2番【三田フィル演奏会終了】 [音楽]

日曜日は演奏会本番でした。

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三田フィルハーモニーオーケストラ 第30回記念定期演奏会
日時:2022年5月29日(日)14時開演
会場:練馬文化センター第ホール(東京・練馬)
指揮:後藤悠仁
曲目:チャイコフスキー バレエ音楽「白鳥の湖」(抜粋)
   ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調
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今年1月にラフマニノフの交響曲第2番をサントリーホールで演奏しましたが、そのときご一緒した方から声をかけていただき、賛助出演しました。

「白鳥の湖」は学生時代に演奏しましたが、その後はあまり機会がありませんでした。
よく知られた曲なので、お客さんの『受け』も良かったのではないかと思います。

後半がラフマニノフの交響曲第2番。
難しい曲ですが、オケの皆さん、熱演だったと思います。
このオケにとっては3年ぶりの演奏会だったそうで、やはり演奏をできる喜びは大きかったと思います。

アマチュア、プロ問わず、オーケストラ(クラシック音楽)界隈はかなり正常化してきていますが、完全にコロナ前の状態に戻るにはもう一息という感じです。
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カーチュン・ウォンの伊福部とマーラー【日フィル5月東京定期を聴く】 [音楽]

金曜日は日フィル定期を聴きました。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第740回東京定期演奏会
日時:2022年5月27日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:カーチュン・ウォン
独奏:務川慧悟(ピアノ)
独唱:三宅理恵(ソプラノ)
曲目:伊福部昭 ピアノと管絃楽のための「リトミカ・オスティナータ」
   マーラー 交響曲第4番ト長調
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指揮のカーチュン・ウォンはシンガポール出身で、2016年にマーラー国際指揮者コンクールで優勝したことで知られます。
現在、日フィルの首席客演指揮者、来年9月からは首席指揮者となることが決まっています。

今回のプログラムは前半が伊福部昭、後半がマーラーというどちらかというと賑やかな組み合わせ。
(ただし交響曲第4番は、マーラーの作品の中では大人しい方の曲ではありますが…。)

伊福部の「リトミカ・オスティナータ」というタイトルは、「持続的な(一定の)リズム」というような意味のようです。
「春の祭典」(ストラヴィンスキー)的な部分もあれば、代表作である「ゴジラ」のテーマ曲を彷彿とさせる部分もあり、興味深い作品だと思いました。

後半はマーラー4番。
さすがにマーラーを得意とするだけあって、スコアをおかずに変幻自在の棒でした。
P席(ステージ後方)なので、ソプラノ独唱が聞こえにくかったのは残念でしたが…。
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新首席指揮者ルイージの彩り豊かなプログラム【N響5月B定期を聴く】 [音楽]

水曜日はN響B定期を聴きました。
(木曜日の会員なんですが、都合により振り替えました。)

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NHK交響楽団 第1958回定期公演Bプログラム
日時:2022年5月25日(水)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ファビオ・ルイージ
独奏:小菅優(ピアノ)
曲目:メンデルスゾーン 序曲「静かな海と楽しい航海」
   ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調
   リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
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今年秋から首席指揮者となるルイージ(イタリア出身)の棒によるドイツ、フランス、ロシアの曲を並べたプログラム。

メンデルスゾーンが19歳で作曲したという「静かな海と楽しい航海」に続き、いずれも優れたオーケストレーションで知られるラヴェルとリムスキー・コルサコフの作品。

ラヴェルのピアノ協奏曲は「オーケストレーションの天才、管弦楽の魔術師」の本領を発揮した曲。
ジャズの要素なども取り入れながら、管楽器や打楽器が活躍し、とても楽しい曲です。

最後のシェエラザードは、アラビアンナイトに題材をとった曲で、海の描写がとても印象的。
リムスキー・コルサコフは海軍の学校出身ということで、その経験が生かされているそうです。

N響(と小菅優さん)の演奏は、きちんとした進め方の中に豊かな色彩が感じられて、とても充実した演奏会でした。
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モーツァルト『後期三大交響曲』【オルケストラ・クラシカを聴く】 [音楽]

週末に聴いた演奏会。
自分自身も出演経験のあるアマチュアオーケストラです。
(それにしてもこのホール名はなんとかならないんでしょうか?)

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オルケストラ・クラシカ 第11回定期演奏会
日時:2022年5月14日(土)14:00開演
会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(東京・渋谷)
指揮:大森悠
曲目:モーツァルト 交響曲第39番変ホ長調
   同 交響曲第40番ト短調
   同 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
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このオーケストラは、某大学オケの卒業生を中心に、一部プロ奏者を交えた意欲的な団体です。
今回のプログラムも、モーツァルトのいわゆる「後期三大交響曲」を一度にやってしまうという、とても「意欲的」なものです。
(と書いていたら、自分自身、9年前に「40番」「41番(ジュピター)」ベートーヴェン3番「英雄」という、さらに『意欲的』な演奏会に出演していたことを思い出しましたが…。)

この日のオルケストラ・クラシカは、小編成の強みを生かしたとてもハツラツとした演奏でした。
大きな編成のオケではなかなかできない、強調すべきところを際立たせたフレージングで、とても刺激的でした。
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コントラバスアンサンブル親睦演奏会2022 [音楽]

連休中、遠出はしなかったんですが、数少ないお出かけの一つがこちらの演奏会でした。


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コントラバスアンサンブル親睦演奏会2022
日時:2022年5月4日(水)
会場:大田区民プラザ(東京・大田区)
曲目:B.アルト「4本のコントラバスのための組曲」ほか
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世にも珍しい(?)コントラバスだけの演奏会。
事前に準備・練習してきたアンサンブルのほか、当日会場で練習して本番に臨む曲もあるというプログラムで、タイトルにあるとおり「親睦」が重要な要素になっています。
関東圏だけでなく、中京圏や関西からも参加したコントラバス奏者がいます。

この演奏会、ある女性コントラバス奏者が主宰・運営していて、16年間(14回)開催しているとのこと。
私も初回からほぼ毎年足を運んでいます。
主宰者に敬意を表します。
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「うつりゆく日本語をよむ」「人間ベートーヴェン」「村山さん、宇宙はどこまで分かったんですか?」「漢字再入門」=読み終わった本(2022.04) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2022年4月分です。

▼読み終わった本
*「うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に」
今野真二・著、岩波新書

うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に

うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に

  • 作者: 今野 真二
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2022/04/28
  • メディア: Kindle版

古書店で購入したのですが、昨年(2021年)12月出版の本。
さすがに100円とか200円ではありませんが、今も新刊本として書店に並んでいるものです。
(出版業界に貢献するには新刊購入が望ましいんでしょうが…。)
本当は「日本語が壊れている」というタイトルにしたかったのだと思いますが、少し穏当に「うつりゆく」という言葉になっています。
でも、帯には「日本語緊急事態」「感情的な言葉」「成り立たない比喩」「解凍できない圧縮」「〈壊れた言葉〉からみえる、私たちの現在」などの言葉が並んでいて、著者の危機感がうかがわれます。
印象に残ったポイントはたくさんあるのですが、一つ挙げるとすれば『話し言葉』『書き言葉』に加えて『打ち言葉』という考え方を打ち出していることでしょうか。
言うまでもなく、「話す」「書く」のほかに、コンピューター(キーボード入力)や携帯端末(フリック入力)など電子機器を使って『打つ』(入力する)日本語、ということですね。
確かに、筆記用具で『書く』場合と、いろいろ違っているのではないかと思います。

▼読み終わった本
*「人間ベートーヴェン: 恋愛と病にみる不屈の精神」
石川栄作・著、平凡社新書

人間ベートーヴェン 恋愛と病にみる不屈の精神

人間ベートーヴェン 恋愛と病にみる不屈の精神

  • 作者: 石川 栄作
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2021/06/17
  • メディア: 新書

これも古書として買いましたが、2021年6月に出た本。
おととし2020年は「ベートーヴェン生誕250年」で、いろんな行事やコンサートが予定されていたわけですが、コロナ禍により多くが中止や延期となりました。
この本は「生誕250年」にあたり地方紙に連載して記事がベースになっているということです。
ベートーヴェンに関する書物はたくさん読んだことがあり、この本はとりたてて目新しいことが書かれているわけではありませんが、よくまとまっていて、いろいろと再確認することができました。

▼読み終わった本
*「村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか? ビッグバンからヒッグス粒子へ」
村山斉&高橋真理子(聞き手)、朝日新書

村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか? ビッグバンからヒッグス粒子へ

村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか? ビッグバンからヒッグス粒子へ

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/07/02
  • メディア: Kindle版

古書にて110円で購入。
2013年の本です。
村山斉さんは宇宙や素粒子の謎に取り組んでいる日本を代表する物理学者です。
帯の裏表紙側にあるのは以下のような惹句。
「読めば納得の根源的宇宙問答!」
「序章 地上最大の実験装置」
「第1章 ヒッグス粒子に迫る」
「第2章 光より速いニュートリノの顛末」
「第3章 不確定性原理と『科学者の降参』」
「第4章 宇宙は4%しかわかっていない」
「第5章 宇宙の始まりにたどり着く道」
私にはよく分かりませんが、「何もないと思われていた広大な宇宙空間に何かが存在している」ということだと解釈しました。
この本の刊行から9年たちますので、この間にもいろんな発見があるのだろうと思います。
もっと勉強してみたいと思います。
そういえばこの本、本の持ち主が扉に書き込みしています。
お名前を添えて「やっぱりちんぷんかんぷん」などなど…。
ほかの部分は「新刊同様」のきれいさなんですが、3回(以上)読まれたようです。

▼読み終わった本
*「漢字再入門 - 楽しく学ぶために」
阿辻哲次<・著、中公新書

漢字再入門 - 楽しく学ぶために

漢字再入門 - 楽しく学ぶために

  • 作者: 阿辻 哲次
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/04/24
  • メディア: 新書

これも古書店で購入(220円)。
帯裏表紙側に「筆順やとめ・はねよりも本当に大事なこととは?」とあります。
学校では、たとえば「『木』という字の縦棒の下の部分をはねたら間違いとされる」ということがあるそうですが、この本ではそうした「字形に関する『誤解』」をただすことにかなりの分量を割いています。
たしかに、「漢字のテスト」で細かい違いを指摘されて減点されると、勉強する気が削がれるということもあるでしょう。
著者は「漢字嫌い」を産みかねない瑣末な事柄について、豊富な事例で「どちらでもいいんだよ」と教えてくれています。
漢字への「愛」を感じました。
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「外国語を学ぶための 言語学の考え方」「漢語の謎」=購入した本(2022.04) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2022年4月分です。
最近「言葉」に関する本が多くなってます。

▽購入した本
*「外国語を学ぶための 言語学の考え方」
黒田龍之助・著、中公新書

外国語を学ぶための 言語学の考え方

外国語を学ぶための 言語学の考え方

  • 作者: 黒田龍之助
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: Kindle版


▽購入した本
*「漢語の謎」
荒川清秀・著、ちくま新書

漢語の謎 (ちくま新書)

漢語の謎 ()

  • 作者: 荒川 清秀
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 新書


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