2日連続のブラームス【読響日曜マチネーを聴く】 [音楽]
土日演奏会の2日目は読響日曜マチネーでした。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
読売日本交響楽団 第249回日曜マチネーシリーズ
日時:2022年8月28日(日)14時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:ユライ・ヴァルチュハ
独奏:川村尚子(ピアノ)
曲目:ブラームス ピアノ協奏曲第1番ニ短調
メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調「スコットランド」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
前半のブラームス・ピアノ協奏曲は自分でも指揮したことのある曲。
ピアノ協奏曲でありながら、交響曲的な響きを持つ作品として知られます。
オケと独奏のコンビネーションもすばらしく、さすがの演奏でした。
後半は、メンデルスゾーンの「スコットランド」。
裕福な家庭に生まれたメンデルスゾーンが、イギリス・スコットランドに旅行したのをきっかけに作曲したと言われています。
ちょっと単調にも聞こえるところもありましたが、全体としてはキビキビとしたいい演奏でした。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
読売日本交響楽団 第249回日曜マチネーシリーズ
日時:2022年8月28日(日)14時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:ユライ・ヴァルチュハ
独奏:川村尚子(ピアノ)
曲目:ブラームス ピアノ協奏曲第1番ニ短調
メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調「スコットランド」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
前半のブラームス・ピアノ協奏曲は自分でも指揮したことのある曲。
ピアノ協奏曲でありながら、交響曲的な響きを持つ作品として知られます。
オケと独奏のコンビネーションもすばらしく、さすがの演奏でした。
後半は、メンデルスゾーンの「スコットランド」。
裕福な家庭に生まれたメンデルスゾーンが、イギリス・スコットランドに旅行したのをきっかけに作曲したと言われています。
ちょっと単調にも聞こえるところもありましたが、全体としてはキビキビとしたいい演奏でした。
若者たちの演奏を堪能しました【ユニコーン・シンフォニー・オケを聴く】 [音楽]
暑かった夏もようやく終わりが見えてきた感じの週末は久しぶりに土日とも演奏会へ。
土曜日は若者たちのオーケストラ(アマチュア)を聴きました。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ユニコーン・シンフォニー・オーケストラ 第13回定期演奏会
日時:2022年8月27日(土)午後2時開演
会場:めぐろパーシモンホール大ホール(東京・目黒)
指揮:米田覚士
独奏:中村大地(ヴァイオリン)
曲目:シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ブラームス 交響曲第1番ハ短調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ユニコーン・シンフォニー・オーケストラは、慶應義塾中等部の卒業生を中心に2010年に結成されたとのこと。
見た限り、メンバーはみんな20代のようでした。
前半は、ブラームス国際コンクールなど数々の国際コンクールで優勝や入賞を果たしている中村大地さんの独奏でシベリウスの協奏曲。
シベリウス自身がヴァイオリン奏者だったということもあるのか、この曲はかなり難しいと思うのですが、もちろんとても素晴らしいソロでした。
ソリストのアンコールとして、バッハの無伴奏曲に加え、有名な「ドッペル・コンチェルト」(2つのヴァイオリンのための協奏曲)が演奏され、コンサートマスターと2人で独奏部分を弾いていました。
コンマス、バックのオケを含め、アマチュア・プロ関係なくとても整っていて、でも積極的ないい演奏でした。
後半はアマオケの「定番曲」の1つであるブラームスの交響曲1番。
こちらも超ハイレベルの演奏で、引き込まれました。
弦楽器も素晴らしいし、随所に出てくる管楽器のソロもどれもいい演奏でした。
最近、アマチュアオーケストラの世界では、高齢化が進んでいる団体が目につきます。
こうした素晴らしい演奏をする若者だけの団体がたくさんあるわけで、高齢化の進んだオケには若者は入ってくれないよなあ、と思いました。
土曜日は若者たちのオーケストラ(アマチュア)を聴きました。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ユニコーン・シンフォニー・オーケストラ 第13回定期演奏会
日時:2022年8月27日(土)午後2時開演
会場:めぐろパーシモンホール大ホール(東京・目黒)
指揮:米田覚士
独奏:中村大地(ヴァイオリン)
曲目:シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ブラームス 交響曲第1番ハ短調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ユニコーン・シンフォニー・オーケストラは、慶應義塾中等部の卒業生を中心に2010年に結成されたとのこと。
見た限り、メンバーはみんな20代のようでした。
前半は、ブラームス国際コンクールなど数々の国際コンクールで優勝や入賞を果たしている中村大地さんの独奏でシベリウスの協奏曲。
シベリウス自身がヴァイオリン奏者だったということもあるのか、この曲はかなり難しいと思うのですが、もちろんとても素晴らしいソロでした。
ソリストのアンコールとして、バッハの無伴奏曲に加え、有名な「ドッペル・コンチェルト」(2つのヴァイオリンのための協奏曲)が演奏され、コンサートマスターと2人で独奏部分を弾いていました。
コンマス、バックのオケを含め、アマチュア・プロ関係なくとても整っていて、でも積極的ないい演奏でした。
後半はアマオケの「定番曲」の1つであるブラームスの交響曲1番。
こちらも超ハイレベルの演奏で、引き込まれました。
弦楽器も素晴らしいし、随所に出てくる管楽器のソロもどれもいい演奏でした。
最近、アマチュアオーケストラの世界では、高齢化が進んでいる団体が目につきます。
こうした素晴らしい演奏をする若者だけの団体がたくさんあるわけで、高齢化の進んだオケには若者は入ってくれないよなあ、と思いました。
エルガーの協奏曲がすばらしい演奏でした【オーケストラ・セレーナを聴く】 [音楽]
きのうは身内・友人知人出演の演奏会を聴きました。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
オーケストラ・セレーナ第12回演奏会
日時:2022年8月14日(日)14時開演
会場:杉並公会堂大ホール(東京・荻窪)
指揮:山脇幸人
独奏:佐山裕樹(チェロ)
曲目:モーツァルト 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲
エルガー チェロ協奏曲ホ短調
ブラームス 交響曲第3番へ長調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
このオーケストラ、毎年聴いてますが、例年通りとてもいい演奏会でした。
特にエルガーのチェロ協奏曲がすばらしい演奏。
独奏の佐山さんはまだ20代半ばですが、若々しさもありながらとても充実した表現力で、今後にさらに期待したいと思います。
ブラームスの交響曲ももちろんいい演奏だったんですが、弦楽器がもう少し人数が欲しい感じでした。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
オーケストラ・セレーナ第12回演奏会
日時:2022年8月14日(日)14時開演
会場:杉並公会堂大ホール(東京・荻窪)
指揮:山脇幸人
独奏:佐山裕樹(チェロ)
曲目:モーツァルト 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」序曲
エルガー チェロ協奏曲ホ短調
ブラームス 交響曲第3番へ長調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
このオーケストラ、毎年聴いてますが、例年通りとてもいい演奏会でした。
特にエルガーのチェロ協奏曲がすばらしい演奏。
独奏の佐山さんはまだ20代半ばですが、若々しさもありながらとても充実した表現力で、今後にさらに期待したいと思います。
ブラームスの交響曲ももちろんいい演奏だったんですが、弦楽器がもう少し人数が欲しい感じでした。
「漢語の謎」「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」「中東問題再考」=読み終わった本(2022.07) [読書]
「読み終わった本」リスト(備忘録)、2022年7月分です。
▼読み終わった本
*「漢語の謎ーー日本語と中国語のあいだ」
荒川清秀・著、ちくま新書
新刊を購入。
日本と中国における「漢語」について考察した本です。
漢語は中国でできたものが多いのは当然として、(主に明治時代以降)日本でできて中国に持ち込まれて定着したものもあるし、どちらでできたのか分かっていないものもあるということ。
「盆地」「電池」「銀行」「文明」「文化」「義務」「化石」「熱帯」「空気」などなど、たくさんの事例を挙げながら、詳しく論じています。
上記の「化石」が中国語(の語順)としてはおかしいことなども分かり、なかなか考えさせられる本でした。
▼読み終わった本
*「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」
黒川伊保子・著、ちくま新書
2004年刊行で古書店で購入。
カバー袖には以下のようにあります。
+++++++++++++++++++
ゴジラ、ガメラ、ガンダム等、男の子が好きなものの名前にはなぜ濁音が含まれるのか。
カローラ、カマロ、セドリック等、売れる自動車にC音が多いのはなぜか。
キツネがタヌキよりズルそうなのはなぜか。
すべての鍵は、脳に潜在的に語りかける「音の力」にあった!
脳科学、物理学、言語学を縦横無尽に駆使して「ことばの音」のサブリミナル効果を明らかにする、まったく新しいことば理論。
+++++++++++++++++++
20年近くたってますが、そんなに古くなってはいないような気がします。
すべてに納得できるわけではありませんが…。
▼読み終わった本
*「中東問題再考」
飯山陽・著、扶桑社新書
新刊を購入。
中東問題、イスラムを中心に国際問題、政治・外交について数々の論考を繰り出している飯山さんの最新刊。
日本のメディアや『専門家』が、中東についていかに偏った見方をしているか、容赦なく指摘しています。
「こんなにハッキリ言って大丈夫か」と心配になるレベルですが、中身は「一々ごもっとも」という感じです。
▼読み終わった本
*「漢語の謎ーー日本語と中国語のあいだ」
荒川清秀・著、ちくま新書
新刊を購入。
日本と中国における「漢語」について考察した本です。
漢語は中国でできたものが多いのは当然として、(主に明治時代以降)日本でできて中国に持ち込まれて定着したものもあるし、どちらでできたのか分かっていないものもあるということ。
「盆地」「電池」「銀行」「文明」「文化」「義務」「化石」「熱帯」「空気」などなど、たくさんの事例を挙げながら、詳しく論じています。
上記の「化石」が中国語(の語順)としてはおかしいことなども分かり、なかなか考えさせられる本でした。
▼読み終わった本
*「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」
黒川伊保子・著、ちくま新書
2004年刊行で古書店で購入。
カバー袖には以下のようにあります。
+++++++++++++++++++
ゴジラ、ガメラ、ガンダム等、男の子が好きなものの名前にはなぜ濁音が含まれるのか。
カローラ、カマロ、セドリック等、売れる自動車にC音が多いのはなぜか。
キツネがタヌキよりズルそうなのはなぜか。
すべての鍵は、脳に潜在的に語りかける「音の力」にあった!
脳科学、物理学、言語学を縦横無尽に駆使して「ことばの音」のサブリミナル効果を明らかにする、まったく新しいことば理論。
+++++++++++++++++++
20年近くたってますが、そんなに古くなってはいないような気がします。
すべてに納得できるわけではありませんが…。
▼読み終わった本
*「中東問題再考」
飯山陽・著、扶桑社新書
新刊を購入。
中東問題、イスラムを中心に国際問題、政治・外交について数々の論考を繰り出している飯山さんの最新刊。
日本のメディアや『専門家』が、中東についていかに偏った見方をしているか、容赦なく指摘しています。
「こんなにハッキリ言って大丈夫か」と心配になるレベルですが、中身は「一々ごもっとも」という感じです。