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「東京メトロ 知られざる超絶!世界」「歴史という教養」「校閲記者の目」「中国語はじめの一歩」「朝鮮属国史」=読み終わった本(2019.09) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年9月分です。

▼読み終わった本
*「東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて」
渡部史絵・著、 KAWADE夢文庫

東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて

東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて

  • 作者: 渡部史絵
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/07/11
  • メディア: 文庫

著者は『鉄女』として最近よく名前を見かける鉄道ジャーナリスト。
本の中身はそんなに驚くような内容はありませんが、よくまとまっていて、楽しく読みました。

▼読み終わった本
*「歴史という教養」
片山杜秀・著、 河出新書

歴史という教養

歴史という教養

  • 作者: 片山杜秀
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 新書

歴史学者にしてクラシック音楽にも造詣の深い片山教授の本。
『温故知新主義』をキーワードに、割と観念的・哲学的な話が多くて、歴史好きとしてはいろいろ考えさせられました。

▼読み終わった本
*「校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術」
毎日新聞校閲グループ・著、 毎日新聞出版

校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

校閲記者の目 あらゆるミスを見逃さないプロの技術

  • 作者: 毎日新聞校閲グループ
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2017/09/01
  • メディア: 単行本

帯には『「誤字脱字」だけじゃない!日本語の落とし穴に限りなし』との文章が。
校閲担当者を主人公にしたテレビドラマもありましたが、まさにドラマを地でいくような内容が満載でした。
ただ、ドラマでは「事実関係の確認のために現地に赴く」という場面も多くありましたが、新聞ではそのような時間的余裕はないことがおおいのではないかと思います。

▼読み終わった本
*「中国語はじめの一歩〔新版〕」
木村英樹・著、ちくま学芸文庫

中国語はじめの一歩〔新版〕

中国語はじめの一歩〔新版〕

  • 作者: 木村 英樹
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2017/06/06
  • メディア: 文庫

一応大学で中国語を履修しましたし、北京に住んでいたのである程度しゃべれるんですが、改めて勉強になりました。
元々1996年に新書版で刊行された本を2017年に文庫化したのだそうで、それだけ読まれているということですね。

▼読み終わった本
*「朝鮮属国史 中国が支配した2000年」
宇山卓栄・著、扶桑社新書

朝鮮属国史 中国が支配した2000年

朝鮮属国史 中国が支配した2000年

  • 作者: 宇山 卓栄
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: 新書

検索して見たら、同じような内容の本が同じような時期に刊行されているようです。
著者は元々予備校の歴史の講師だそうです。
最近よくある「嫌韓本」ではなく、中国や朝鮮半島の歴史書に基づいて、朝鮮半島の『国々』がいかに中国の支配下・影響下にあったかを淡々と説明しています。
地理的(地政学的)にそうならざるを得なかったのだと思いますが、ある意味気の毒だという気もします。

▼読み終わった本
*「大野晋の日本語相談」
大野晋・著、河出文庫

大野晋の日本語相談

大野晋の日本語相談

  • 作者: 大野 晋
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2014/01/08
  • メディア: 文庫

1986〜92年に『週刊朝日』に連載されたものをまとめた本。
2002年に単行本をして刊行され、2014年に文庫化されたものだということです。
日本語の碩学、大野氏が読者からのさまざまな質問に答えていますが、中には「なるほど、そういうことだったか」と気づかされるものもあり、とても勉強になりました。

▼読み終わった本
*「中国文明の歴史」
岡田英弘・著、講談社現代新書

中国文明の歴史

中国文明の歴史

  • 作者: 岡田 英弘
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/12/18
  • メディア: 新書

2004年に出た中国の通史。
日本と違って、時代によって「中国」の領域はさまざまですし、支配的な民族も入れ替わっているわけで、そもそも「中国とはどのような概念か」というところから始まらざるを得ないのが面白いところですね。
ちなみに、序章では「国」とはそもそも「みやこ」を意味した、という話から説き起こしています。
とても勉強になる本でした。
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「上級国民/下級国民」「中国語はじめの一歩」「指揮者は何を考えているか」=購入した本(2019.09) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2019年9月分です。


▽購入した本
*「上級国民/下級国民」
橘玲・著、小学館新書

上級国民/下級国民

上級国民/下級国民

  • 作者: 橘 玲
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/08/01
  • メディア: 新書



▽購入した本
*「中国語はじめの一歩〔新版〕」
木村英樹・著、ちくま学芸文庫

中国語はじめの一歩〔新版〕

中国語はじめの一歩〔新版〕

  • 作者: 木村 英樹
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2017/06/06
  • メディア: 文庫


▽購入した本
*「指揮者は何を考えているか 解釈、テクニック、舞台裏の闘い」
ジョン・マウチェリ著、松村哲哉・訳、白水社

指揮者は何を考えているか 解釈、テクニック、舞台裏の闘い

指揮者は何を考えているか:解釈、テクニック、舞台裏の闘い

  • 作者: ジョン・マウチェリ
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2019/06/29
  • メディア: 単行本


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「イスラム最終戦争」「Tell Tale」「世界史の新常識」「科学がつきとめた『運のいい人』」=読み終わった本(2019.08) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年8月分です。

▼読み終わった本
*「イスラム最終戦争(1)~(4)」
マーク・グリーニー著、 田村源二・訳、新潮文庫

イスラム最終戦争 1

イスラム最終戦争 1

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: 文庫

イスラム最終戦争 2

イスラム最終戦争 2

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: 文庫

イスラム最終戦争 3

イスラム最終戦争 3

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: 文庫

イスラム最終戦争 4

イスラム最終戦争 4

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: 文庫

トム・クランシー亡き後、「ジャック・ライアン・シリーズ」を受け継いでいるマーク・グリーニーによるシリーズ最新作。
今回は、イスラム国やサウジアラビアなどと、アメリカの非公式・非公然情報工作組織「ザ・キャンパス」が『闘い』を繰り広げます。
”ドンパチ”(実際に銃弾が飛び交う場面)もありますが、大半は「情報戦」と「テロ」をめぐる闘いです。
ライアン大統領の息子、ジャック・ジュニアが相変わらずの活躍を見せます。
文庫本で4冊に別れた大作ですが、あっという間に読み終わりました。

▼読み終わった本
*「Tell Tale」
Jeffrey Archer著、 Pan Books

Tell Tale

Tell Tale

  • 作者: Jeffrey Archer
  • 出版社/メーカー: Pan Books
  • 発売日: 2018/04/19
  • メディア: ペーパーバック

30年前から原語(英語)で読んでいるジェフリー・アーチャーの作品。
アーチャーは「年代記」と呼ばれる連作小説と、短編集を交互に発表しています。
(ほかに、服役していたときの体験に基づく「獄中記」も。)
この「テル・テール」は「クリフトン年代記」のあとに著されたもので、さまざまな年代や国を舞台に、「おやっ?」と思わせる意外な結末や、「なるほど、そうきたか」というひねりの効いたストーリーで、相変わらず面白く読ませてくれます。

▼読み終わった本
*「世界史の新常識」
文藝春秋・編、文春新書

世界史の新常識

世界史の新常識

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: 新書

季刊誌に掲載された文章をまとめた本。
帯には「世界史の教養を一冊で身につける」として「古代ローマ帝国、ルネサンス、ムスリム商人の活躍、モンゴル帝国、産業革命、第二次世界大戦、現代中国の台頭」といった事項が並んでいます。
いろいろ面白いエピソードがありますが、例えば「明を揺るがした日本の火縄銃」とか「産業革命がイギリス料理をまずくした」など、「へえ」と思わせる話が満載でした。

▼読み終わった本
*「科学がつきとめた『運のいい人』」
中野信子・著、サンマーク文庫

科学がつきとめた「運のいい人」

科学がつきとめた「運のいい人」

  • 作者: 中野信子
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2019/05/21
  • メディア: 文庫

2013年に単行本として出たものの文庫化。
帯には「運のいい人・運の悪い人 あなたはどっち!?」とあって、「脳科学が明らかにする、誰でも『強運な脳の持ち主』に返信できる方法!」とあります。
最初は「気の持ちよう」みたいな話かとも思いましたが、なるほど「科学的な根拠」もあるものですね。
ネタバレを避けるため、各章のタイトルを紹介します。

第1章 運のいい人は世界の中心に自分をすえる
第2章 運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む
第3章 運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
第4章 運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
第5章 運のいい人は祈る

いかがでしょうか?
詳しくは本をお読みになってください。
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「世界史の新常識」「東京メトロ 知られざる超絶!世界」=購入した本(2019.08) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2019年8月分です。

▽購入した本
*「世界史の新常識」
文藝春秋・編、文春新書

世界史の新常識

世界史の新常識

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: 新書


▽購入した本
*「東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて」
渡部史絵・著、KAWADE夢文庫

東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて

東京メトロ 知られざる超絶!世界: 年間27億人を運ぶ地下鉄道のすべて

  • 作者: 渡部史絵
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/07/11
  • メディア: 文庫


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「英語の帝国」「イエスの生涯」「韓めし政治学」「天才と発達障害」=読み終わった本(2019.07) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年7月分です。

▼読み終わった本
*「英語の帝国」
平田雅博・著、講談社選書メチエ

英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

英語の帝国 ある島国の言語の1500年史

  • 作者: 平田 雅博
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/09/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ブリテン島の一部でであるイングランド(England)の言葉だった「英語」(English)が、どのようにほかの地域、そして世界で使われるようになったか、その歴史を説いた本。
興味深かったことの一つが、明治期に外交官から初代の文部大臣となった森有礼の「日本語廃止・英語採用」論が、実は「簡易英語採用論」だったとの記述。
森は、日本語のローマ字表記の導入を主張。
さらに、当時の日本語が貧弱であるがゆえに、語彙などが豊富なヨーロッパの言語を採用するべきであるとしたうえ、英語は不規則動詞が多いなどの問題があるため、これらを簡略化した「簡易英語」を採用すべきではないかとの書簡を、アメリカ・エール大学の言語学者、ウィリアム・ホイットニーに送ったということ。
しかし、これに対するホイットニーの返答が否定的だったため、その後はローマ字化、「簡易英語」採用は主張しておらず、この本の著者、平田雅博氏によると「『単純な日本語の廃止』というより、『日本の話し言葉はこのままでは使われなくなる恐れがあるので何とかしたい』との表明」だったということになります。
「森有礼=日本語廃止・英語採用論」という通説がありますが、よく検討するとそうではなかったということですね。
とても勉強になる本でした。

▼読み終わった本
*「イエスの生涯」
ジェラール・ベシエール著、小河陽・監修、創元社「知の再発見」双書

イエスの生涯

イエスの生涯

  • 作者: ジェラール ベシエール
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1995/02/01
  • メディア: 単行本

図版がたくさん入ったフランス人聖職者の本。
基礎知識のない当方にとっては、詳しすぎて難しい本でした。

▼読み終わった本
*「韓めし政治学」
黒田勝弘・著、角川新書

韓めし政治学

韓めし政治学

  • 作者: 黒田 勝弘
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/03/09
  • メディア: 新書

先日「韓国を食べる」を読んだばかりですが、同じ著者による韓国の食に関する本。
今回は政治がらみの切り口です。
折しも、日韓関係は最悪と言っていい状態ですが、政治以外の分野では状況が悪化しないよう祈るばかりです。

▼読み終わった本
*「天才と発達障害」
岩波明・著、文春新書

天才と発達障害

天才と発達障害

  • 作者: 岩波 明
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: 新書

これはとても面白い本でした。
帯には芥川龍之介、アインシュタイン、南方熊楠、モーツァルトの写真とともに、「大胆、反抗、過剰集中」の文字が。
凡人にはない能力を発揮する一部の人たち(要するに「天才」)は、いろいろと違った面を持っているのでしょうが、その能力を発揮するには「空気を読む」必要はないし、普通の人間としては無視できないさまざまな事柄を無視して「集中」することが必要なんだと思います。
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「イスラム最終戦争 1~4」「科学がつきとめた『運のいい人』」=購入した本(2019.07) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2019年7月分です。


▽購入した本
*「イスラム最終戦争 1~4」
マーク・グリーニー著、田村源治・訳、新潮文庫

イスラム最終戦争 1

イスラム最終戦争 1

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: 文庫

イスラム最終戦争 2

イスラム最終戦争 2

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: 文庫

イスラム最終戦争 3

イスラム最終戦争 3

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: 文庫

イスラム最終戦争 4

イスラム最終戦争 4

  • 作者: マーク グリーニー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: 文庫


▽購入した本
*「科学がつきとめた『運のいい人』」
中野信子・著、サンマーク文庫

科学がつきとめた「運のいい人」

科学がつきとめた「運のいい人」

  • 作者: 中野信子
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2019/05/21
  • メディア: 文庫

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「韓国を食べる」「中国人エリートは日本をめざす 」「ベイジン」=読み終わった本(2019.06) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年6月分です。

▼読み終わった本
*「韓国を食べる」
黒田勝弘・著、文春文庫

韓国を食べる

韓国を食べる

  • 作者: 黒田 勝弘
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/01/07
  • メディア: 文庫

通信社・新聞社の記者として長年韓国を取材してきた黒田氏の少し前の本。
ちょっと調べたいことがあり、古書を購入しました。
食事・食べ物を切り口に、韓国社会の変化や特色をあぶり出しています。
韓国を好きだからこそ厳しく見ているというのが伝わってきます。

▼読み終わった本
*「中国人エリートは日本をめざす なぜ東大は中国人だらけなのか? 」
中島恵・著、中公新書ラクレ

中国人エリートは日本をめざす - なぜ東大は中国人だらけなのか?

中国人エリートは日本をめざす - なぜ東大は中国人だらけなのか?

  • 作者: 中島 恵
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/10/05
  • メディア: 新書

今年4月に読んだ「日本の『中国人』社会」の著者の、少し前の本。
先に読んだ本と同様、中国人と日本社会の関係がどんどん変わってきていることが分かりました。
帯にもありますが、この本によると、東大、早大の留学生の半数は中国人なのだそうです。
いろんな意見があると思いますが、これは決して悪いことではないと思います。

▼読み終わった本
*「ベイジン(上)(下)」
真山仁・著、幻冬舎文庫

ベイジン〈上〉

ベイジン〈上〉

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/04/01
  • メディア: 文庫

ベイジン〈下〉

ベイジン〈下〉

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/04/01
  • メディア: 文庫

読んでみようと思っていたところ、東京・新橋駅前のSL広場で開催していた古本市で偶然発見。
即購入しました。
2008年の北京オリンピックと、それに合わせて中国東北部に開業しようとする世界最大の原子力発電所を舞台(題材)にした物語。
「ベイジン」とは北京(Beijing)のことです。
オリンピックや原発の建設だけでなく、中国社会の汚職や権力闘争なども描かれています。
著者は中国についての詳しい知識を持っていなかったそうですが、それを感じさせません。
この本が書かれたのは、2011年の東日本大震災とそれに伴う福島第一原発の事故より前ですが、まるで原発事故を予見していたかのような描写も出てきます。
いろいろ考えさせられました。

▼読み終わった本
*「心で知る、韓国」
小倉紀蔵・著、岩波現代文庫

心で知る、韓国

心で知る、韓国

  • 作者: 小倉 紀蔵
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2012/01/18
  • メディア: 文庫

中国通の小倉氏の本。
いろんな媒体(雑誌など)に書かれた文章を集めたものということです。
黒田氏の本に比べると、いろいろと難しい表現も出てきますが、それぞれの考察はうなずける部分も多々ありました。

▼読み終わった本
*「日本人が勘違いしているカタカナ英語120」
キャサリン・A・クラフト著、里中哲彦・編訳、中公新書ラクレ

日本人が勘違いしているカタカナ英語120

日本人が勘違いしているカタカナ英語120

  • 作者: キャサリン・クラフト
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: 新書

最初に取り上げられているのが「インスタ映え」の英語表現。
ほかにも「マンツーマン」とか「サボる」などなど、「え?」と思ってしまう表現多数。
勉強になりました。
(もう忘れかけてますが…。)

▼読み終わった本
*「漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ」
落合淳思・著、中公新書

漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ

漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ

  • 作者: 落合 淳思
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/03/16
  • メディア: 新書

副題にあるように、つまり篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)、楷書などの字体と、個別の漢字の字形がどのように変化してきたかを詳しく解説した本。
古代と現代で、字形だけでなく意味が変化した字も多いということで、「へえ」「なるほど」と思うことがたくさんありました。
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「歴史という教養」「天才と発達障害」=購入した本(2019.06) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2019年6月分です。
控えめですが、ほかに古書をいろいろ買っているので、結局『積ん読』は減ってません。

▽購入した本
*「歴史という教養」
片山杜秀・著、河出新書

歴史という教養

歴史という教養

  • 作者: 片山杜秀
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 新書


▽購入した本
*「天才と発達障害」
岩波明・著、文春新書

天才と発達障害

天才と発達障害

  • 作者: 岩波 明
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: 新書

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「中国地名カタカナ表記の研究」「天災から日本史を読みなおす」「通信の世紀」「宣教のヨーロッパ」=読み終わった本(2019.05) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年5月分です。
最近、楽譜の勉強をしなければならないうえ、(中身的にも物理的にも)重たいを読んだので、読了した本が少なめです。
そして、歴史関係の本が多くなりました。

▼読み終わった本
*「中国地名カタカナ表記の研究―教科書・地図帳・そして国語審議会」
明木茂夫・著、中京大学文化科学叢書

中国地名カタカナ表記の研究―教科書・地図帳・そして国語審議会

中国地名カタカナ表記の研究―教科書・地図帳・そして国語審議会

  • 作者: 明木 茂夫
  • 出版社/メーカー: 東方書店
  • 発売日: 2014/04
  • メディア: 単行本

ご存じない方も多いと思いますが、現在、学校向けの社会科の教科書や地図帳では、中国の地名はカタカタ表記が主体になっています。
福建省が「フーチエン省」とか万里の長城が「ワンリー長城」とか…。
なぜ一般常識と異なる表記が行われているのかという問題について、正面から、極めて詳細・精密に取り組んだ本です。
詳しくは中身を読んでいただきたいのですが、第二次大戦後の「漢字(使用)を減らしていこう」そして「(最終的には)漢字を廃止しよう」という流れがあったということが分かります。
明治時代以来「アルファベットであれば二十数文字で済むのに、漢字を使っていては何千字、何万字も覚えなければならないので不合理だ」という主張がある程度の共感を持って受け止められていました。
また、ワープロ・パソコンの普及で、そんなことを言う人はいなくなりましたが、「漢字があるとタイプライターが使えない」と力説する人もいました。
こうした「漢字悪者論」がいろいろ影響しているというわけです。
漢字の国の地名を表記するのに、「悪者」扱いするのは変だと思うんですが…。

▼読み終わった本
*「天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災」
磯田道史・著、中公新書

天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災

天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災

  • 作者: 磯田 道史
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: 新書

大人気の歴史学者、磯田道史氏の災害に関する新書。
豊臣秀吉と地震の話に始まって、江戸時代の富士山噴火、幕末の水害などについて、考察しています。
災害に限りませんが、いつの時代も、「記録を残す」ということがいかに大切か、思い知らされます。

▼読み終わった本
*「言語学講義−−その起源と未来」
加藤重広・著、ちくま新書

言語学講義

言語学講義

  • 作者: 加藤 重広
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: 新書

言語学について、基本的な事柄を説き起こしている本ですが、中でも面白かったのは第3章の「近代言語学を読みなおす」の部分。
「印欧(インド・ヨーロッパ)語族」の『発見』の経緯など、不勉強にして知らなかった話で、とても面白く読みました。

▼読み終わった本
*「通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史」
大野哲弥・著、新潮選書

通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史

通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史

  • 作者: 大野 哲弥
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

著者は旧KDDの出身だそうです。
19世紀後半からの150年間について、「通信(情報通信)」という観点から、列強と国際社会の動向について、概観しています。
「へえ」と思ったのは、情報通信の分野においては、有線と無線が交互に主役の座に就いてきたという指摘。
そういえば、以前は遠隔地とのテレビ映像の送受信は通信衛星経由が主流でしたが、現在では海底ケーブル(光ファイバー)に取って代わられています。
インターネットも、有線がメインだったのが、現在では携帯電話やWi-fiを使う人が増えています。
今後はどうなっていくのでしょうか?

▼読み終わった本
*「宣教のヨーロッパ−大航海時代のイエズス会と托鉢修道会」
佐藤彰一・著、中公新書

宣教のヨーロッパ-大航海時代のイエズス会と托鉢修道会

宣教のヨーロッパ-大航海時代のイエズス会と托鉢修道会

  • 作者: 佐藤 彰一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/11/17
  • メディア: 新書

著者はヨーロッパの歴史に関する著作がたくさんある人ですが、この本は、宗教改革や大航海時代あたりのキリスト教の広がりについて、詳しく記しています。
もちろん、イエズス会による日本での布教(宣教)のあり方についても書かれていて、とても面白い本でした。
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「宣教のヨーロッパ」「漢字の字形」「韓めし政治学」「日本人が勘違いしているカタカナ英語120」=購入した本(2019.05) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2019年5月分です。


▽購入した本
*「宣教のヨーロッパ 大航海時代のイエズス会と托鉢修道会」
佐藤 彰一・著、中公新書

宣教のヨーロッパ-大航海時代のイエズス会と托鉢修道会

宣教のヨーロッパ-大航海時代のイエズス会と托鉢修道会

  • 作者: 佐藤 彰一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/11/17
  • メディア: 新書





▽購入した本
*「漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ」
落合淳思・著、中公新書

漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ

漢字の字形-甲骨文字から篆書、楷書へ

  • 作者: 落合 淳思
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/03/16
  • メディア: 新書


▽購入した本
*「韓めし政治学」
黒田勝弘・著、角川新書

韓めし政治学

韓めし政治学

  • 作者: 黒田 勝弘
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/03/09
  • メディア: 新書



▽購入した本
*「日本人が勘違いしているカタカナ英語120」
キャサリン・クラフト著、中公新書ラクレ

日本人が勘違いしているカタカナ英語120

日本人が勘違いしているカタカナ英語120

  • 作者: キャサリン・クラフト
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: 新書


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