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初の国際線787と北京空港超巨大ターミナル【2017北京小旅行記(02)】 [旅行・乗り物]

「久しぶりの中国は驚きの連続でした【2017北京小旅行記(01)】」から続きます。

今回はテーマ別のエントリーにしようかと思ったんですが、そうすると写真の整理が大変なことに気づいたので、やはり時系列で投稿することにしました。

ということで、まずは東京→北京の移動から。

今回は羽田からの日本航空便にしました。
家族4人なのと、午前中の早い便ということもあり定額制のタクシーで羽田空港へ。
首都高速中央環状線のおかげで1時間弱で到着。

羽田からの国際線は、以前、台湾の中華航空(チャイナエアライン)が羽田発着だったころに乗ったのと、その後羽田〜ソウル(金浦)便に乗ったことがありますが、新しいターミナルになってからは初めてです。
ちなみに、中華航空が羽田を使っていたのは、政治・外交的理由により、中国本土(中華人民共和国)の航空会社が発着する成田空港を利用できなかったからで、2002年までこの状態が続いていました。

ということで、初めての羽田・新国際線ターミナルに到着。
IMG_5284羽田国際線.JPG
IMG_5285羽田.JPG
IMG_5286北京行き出発表示.JPG

機材はボーイング787です。
787は過去に2回乗ったことがあります。
IMG_5288JAL787.JPG

1回目は、2011年秋に787は全日空が導入した約2週間後に乗った羽田→岡山線
福岡に出張だったのですが、わざわざ早く家を出てこれに乗り、岡山から博多までは新幹線で移動しました。
2回目は、本執筆の取材で長崎に行った帰りのこれも全日空便でした。

ということで、初めてのJAL、初めての国際線仕様の787の機内はこんな感じで、頭上が少し広く感じますが、座席は普通。
北京までは4時間あまりなので、そんなに広さは気にしませんが…。
IMG_5290機内.JPG
IMG_5291安全のしおり.JPG

機内食は豚丼です。
IMG_5294機内食.JPG
選択制ではありませんでした。
宗教上の理由などがあれば、事前申し込みでスペシャルメニューが提供されるので、2種類用意しなくてもいいんでしょうね。
(その方がムダがないような気がします。)

写真はありませんが、ちょっと驚いたのは、水平飛行に移ってしばらくすると窓の外が暗くなったこと。
長距離便だと、飛んでいるうちに夜のエリアに入るわけですが、午前中に東京を出て、お昼過ぎの北京に着くわけで、ずっと昼のエリアを飛ぶはず。
それで、787の窓には「電子カーテン」があることを思い出しました。
そういえば、以前乗ったとき、自分の座席のところの電子カーテンを操作したことがありました。
今回は、乗務員の操作によりすべての窓のカーテンをコントロールし、光を遮ったのだと思われます。
これまでは、乗客が映画を見たりする時間帯は、いちいちすべての窓のブラインドを下ろす必要があったわけですが、これがワンタッチでできるんでしょうね。
さすが「新鋭機材」という感じ。

就航後しばらくは、バッテリーの不具合で緊急着陸するなど問題のあった787ですが、最近は全然聞かないので、「初期不良」は解消されたんでしょう。

飛行は順調で、食事をして映画を1本みたところで、北京首都空港に到着。
住んでいたころ(1990年代)は北京に着いて飛行機のドアが開いた瞬間、石炭を燃やしたような匂いがしたんですが、今回はあまり感じませんでした。
燃料の転換が少しは進んでいるんでしょうか。

でも、外の風景はこんな感じで、かすみ・もやというかスモッグというか、あまり見通しは良くありません。
(住んでいたころも、冬はこんな感じだったかもしれませんが…。)
IMG_5296北京空港.JPG
IMG_2231北京空港.jpg

北京首都空港はアジアでは最大級、世界でも有数の広さを誇る中国の「空の玄関口」で、3つのターミナルがあります。
日本航空は最新のターミナル3です。
IMG_2232北京空港.jpg

ターミナル配置図はこちら。
img_北京首都空港.jpg
図右上の丸で囲んだところが、一番古いターミナル1。
1990年代はこのターミナルしかありませんでした。
雪で飛行機が遅れてこの建物で5〜6時間待たされたり、思い出の多いターミナルです。

その下がターミナル2。
そして、図の下の方にある横長の建物がターミナル3です。
2008年から使われているそうです。

ターミナル間移動のための自動運転列車が走っています。
(以前成田空港の第2ターミナルにもありましたが、それを長くした感じです。)
IMG_5298ターミナル間シャトル.JPG
IMG_2234空港シャトル.jpg

入国審査はまあまあスムーズ。
大人4人なので、普通のタクシーではなくワゴン車に乗ろうと思い、乗り場手前のインフォメーションに聞くと、「ここで申し込め」とのこと。
ちょっと怪しいかなと思ったんですが、ちゃんとパソコンで手続きして、すぐに運転手がやってきます。
(3枚綴りの複写式申込書に手書きで記入するのは「昔の中国だな」という感じでしたが…。)
IMG_2236空港ワゴン車.jpg

車もターミナルのすぐ外に止まってて、待ち時間ほぼなし。
写真はありませんが、車は中国で作っているビュイックのGL8というワゴン車です。

機場高速(「機場」は「空港」の意)がちょっと渋滞していましたが、1時間足らずでホテルに到着です。

(つづく)
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コメント 4

YAP

首都の国際空港のターミナルが昔は一つだったとのことですが、それと比べると最新のターミナル3の大きさはすごそうですね。
ターミナル間の移動だけでなく、ターミナル内の移動も大変そうですね。
by YAP (2017-03-26 15:32) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
リーガルのスリッポンは中学から愛用しています(^^)
by johncomeback (2017-03-27 11:24) 

Lionbass

YAPさま
ターミナル1-2-3の間の移動は分かりませんが、3の内部だけでもC/D/Eの3つに分かれていて、CからEまでシャトル(無人列車)に3〜4乗っていたような気がします。
by Lionbass (2017-03-30 20:28) 

Lionbass

johncomebackさま
私、最近、カジュアルな格好の時は楽な靴に逃げてますが、スーツの時はずっとリーガルです。
by Lionbass (2017-03-30 20:30) 

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