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「漢語の謎」「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」「中東問題再考」=読み終わった本(2022.07) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2022年7月分です。

▼読み終わった本
*「漢語の謎ーー日本語と中国語のあいだ」
荒川清秀・著、ちくま新書

漢語の謎ーー日本語と中国語のあいだ

漢語の謎ーー日本語と中国語のあいだ

  • 作者: 荒川 清秀
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 新書

新刊を購入。
日本と中国における「漢語」について考察した本です。
漢語は中国でできたものが多いのは当然として、(主に明治時代以降)日本でできて中国に持ち込まれて定着したものもあるし、どちらでできたのか分かっていないものもあるということ。
「盆地」「電池」「銀行」「文明」「文化」「義務」「化石」「熱帯」「空気」などなど、たくさんの事例を挙げながら、詳しく論じています。
上記の「化石」が中国語(の語順)としてはおかしいことなども分かり、なかなか考えさせられる本でした。

▼読み終わった本
*「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」
黒川伊保子・著、ちくま新書

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか

  • 作者: 黒川 伊保子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/07/01
  • メディア: 新書

2004年刊行で古書店で購入。
カバー袖には以下のようにあります。
+++++++++++++++++++
ゴジラ、ガメラ、ガンダム等、男の子が好きなものの名前にはなぜ濁音が含まれるのか。
カローラ、カマロ、セドリック等、売れる自動車にC音が多いのはなぜか。
キツネがタヌキよりズルそうなのはなぜか。
すべての鍵は、脳に潜在的に語りかける「音の力」にあった!
脳科学、物理学、言語学を縦横無尽に駆使して「ことばの音」のサブリミナル効果を明らかにする、まったく新しいことば理論。
+++++++++++++++++++
20年近くたってますが、そんなに古くなってはいないような気がします。
すべてに納得できるわけではありませんが…。

▼読み終わった本
*「中東問題再考」
飯山陽・著、扶桑社新書

中東問題再考

中東問題再考

  • 作者: 飯山 陽
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2022/04/28
  • メディア: Kindle版

新刊を購入。
中東問題、イスラムを中心に国際問題、政治・外交について数々の論考を繰り出している飯山さんの最新刊。
日本のメディアや『専門家』が、中東についていかに偏った見方をしているか、容赦なく指摘しています。
「こんなにハッキリ言って大丈夫か」と心配になるレベルですが、中身は「一々ごもっとも」という感じです。
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コメント 2

YAP

C で始まるクルマの名前は、特にトヨタで多かったです。
カローラ、コロナ、カリーナ、セリカ、カムリ、チェイサー、クラウン、センチュリー、等々、調べたらまだありそう。
トヨタ以外だと、国産ではセドリック、シビック、カペラくらい?
by YAP (2022-08-05 14:41) 

Lionbass

YAPさま
トヨタ車はよく知られてますね。
この本では「カマロ」(シボレー)も挙がってました。
by Lionbass (2022-08-11 10:31) 

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