欧州大陸最古の地下鉄に乗って市民公園と英雄広場へ【2017夏・中欧4カ国旅行記(06)】 [旅行・乗り物]
「リスト音楽院と聖イシュトヴァーン大聖堂【2017夏・中欧4カ国旅行記(05)】」から続きます。
旅行2日目。
ブダペスト市内の観光に出かける前に、ホテルフロントで「ブダペストカード」を買ってあります。
ヨーロッパの多くの都市では、市内の公共交通機関が乗り放題になる券がありますが、このカードはそれに加えて、博物館や温泉などの一部の施設が無料になります。
48時間券は8,500フォリント(レートにもよりますが4,000円前後の計算)です。
ホテルから徒歩で聖イシュトバーン大聖堂付近を通過し、地下鉄のデアーク・フェレンツ広場駅へ。
ここは4路線ある地下鉄のうち1〜3号線が集まる重要な駅です。
ブダペストの公共交通機関は、改札がない代わりに抜き打ちの検札があり、有効な切符を所持していないと高額の罰金をとる方式ですが、この駅の入り口には係員がいて、切符をチェックしています。(写真はありません。)
その係員のチェックを受けた上で、地下鉄1号線に乗車します。
車内はこんな感じ。
この1号線は1896年(19世紀末)に開通した、ヨーロッパ大陸で最も古い地下鉄です。
1860年代に開通したロンドンのものよりは30年ほどあとになりますが、ロンドンでは最初、蒸気機関車が使われていたのに対し、ブダペストでは最初から電車だったということです。
東京の地下鉄は1927年に開通しているので、それより30年以上歴史が長いことになります。
現在の車両は1970年代以来使われているそうですが、かなり小ぶりに感じられます。
禁煙など車内の注意事項は、ハンガリー語の他に、英語、ドイツ語、ロシア語で表示されています。
全長は4kmあまりという短い路線で、デアーク・フェレンツ駅は南西の終点から2駅目。
そこから、北東の終点から2駅目セチェニー・フュルド(セチェニー温泉)駅で下車します。
ハンガリーは温泉大国で、この駅からちょっと先に温泉施設もあるようなんですが、出口の周辺は市民公園の敷地内です。
日曜日の午前中で、人もまばらです。
そのすぐ南西側が英雄広場です。
近くには、(ガイドブックによると)ブダペストでも有数の高級レストランというグンデルがあります。
そして、その並びには(やや庶民的な)系列店のバゴイバール。
まだ食事の時間ではないので、お店をチェックしただけで、ふたたび地下鉄1号線に乗ります。
今度は英雄広場駅から。
車両の色が、東京の銀座線に似ているような気もします。
車両のサイズは、どちらかというと日本の新交通システム(東京のゆりかもめとか神戸のポートライナーなど)に近いかもしれません。
調べてもなかなかデータがないのですが、車両の全長はたぶん10mちょっと。
3両編成です。
(つづく)
旅行2日目。
ブダペスト市内の観光に出かける前に、ホテルフロントで「ブダペストカード」を買ってあります。
ヨーロッパの多くの都市では、市内の公共交通機関が乗り放題になる券がありますが、このカードはそれに加えて、博物館や温泉などの一部の施設が無料になります。
48時間券は8,500フォリント(レートにもよりますが4,000円前後の計算)です。
ホテルから徒歩で聖イシュトバーン大聖堂付近を通過し、地下鉄のデアーク・フェレンツ広場駅へ。
ここは4路線ある地下鉄のうち1〜3号線が集まる重要な駅です。
ブダペストの公共交通機関は、改札がない代わりに抜き打ちの検札があり、有効な切符を所持していないと高額の罰金をとる方式ですが、この駅の入り口には係員がいて、切符をチェックしています。(写真はありません。)
その係員のチェックを受けた上で、地下鉄1号線に乗車します。
車内はこんな感じ。
この1号線は1896年(19世紀末)に開通した、ヨーロッパ大陸で最も古い地下鉄です。
1860年代に開通したロンドンのものよりは30年ほどあとになりますが、ロンドンでは最初、蒸気機関車が使われていたのに対し、ブダペストでは最初から電車だったということです。
東京の地下鉄は1927年に開通しているので、それより30年以上歴史が長いことになります。
現在の車両は1970年代以来使われているそうですが、かなり小ぶりに感じられます。
禁煙など車内の注意事項は、ハンガリー語の他に、英語、ドイツ語、ロシア語で表示されています。
全長は4kmあまりという短い路線で、デアーク・フェレンツ駅は南西の終点から2駅目。
そこから、北東の終点から2駅目セチェニー・フュルド(セチェニー温泉)駅で下車します。
ハンガリーは温泉大国で、この駅からちょっと先に温泉施設もあるようなんですが、出口の周辺は市民公園の敷地内です。
日曜日の午前中で、人もまばらです。
そのすぐ南西側が英雄広場です。
近くには、(ガイドブックによると)ブダペストでも有数の高級レストランというグンデルがあります。
そして、その並びには(やや庶民的な)系列店のバゴイバール。
まだ食事の時間ではないので、お店をチェックしただけで、ふたたび地下鉄1号線に乗ります。
今度は英雄広場駅から。
車両の色が、東京の銀座線に似ているような気もします。
車両のサイズは、どちらかというと日本の新交通システム(東京のゆりかもめとか神戸のポートライナーなど)に近いかもしれません。
調べてもなかなかデータがないのですが、車両の全長はたぶん10mちょっと。
3両編成です。
(つづく)
旅行先では乗り放題の市内交通チケットは役に立ちます。
チケットによっては料金の元を取るのにかなり乗らないといけないものもありますが、毎回チケット買う手間とかも考えれば、便利ですよね。
by YAP (2017-09-25 08:03)
ブダベストの地下鉄、ヨーロッパ大陸で一番古かったとは
知りませんでしたよ。
ブダベストでは、トラムに乗って温泉に行ったことがあります。
by 八犬伝 (2017-09-26 00:06)
YAPさま
この乗り放題チケット、東京でも導入すべきだとずっと思ってます。
現在は「東京メトロだけ」「JRだけ」とか「メトロ+都営地下鉄」くらいですからね。
海外からの観光客は、「この電車はどの会社の路線だろう」とかいちいち考えてられませんよね。
by Lionbass (2017-10-03 14:25)
八犬伝さま
温泉にも行きました。
家人の強いリクエストにより…。
(エントリーはもう少しお待ちください。)
by Lionbass (2017-10-03 14:26)