『田園』の着想を得た小川のほとりの散歩道へ【2017夏・中欧4カ国旅行記(42)】 [旅行・乗り物]
「『ハイリゲンシュタットの遺書』を書いた家へ【2017夏・中欧4カ国旅行記(41)】」から続きます。
引き続きウィーンの郊外、ハイリゲンシュタットをうろうろしています。
「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた家などを見た後は、少し移動して次の場所へ。
途中「ヌスドルフ」というトラムの終点があります。
(近くには鉄道=Sバーンの同名の駅もあります。)
日本の路面電車と違って、運転台は片方にしかないので、終点はループ線になっていて、電車はぐるっと回って方向転換します。
次に向かったのはこの近くの「ベートーヴェンの散歩道」です。
こちらは、「ベートーヴェン通り」と「エロイカ通り」の交わるところにある表示。
道路沿いには住宅が立ち並んでいます。
「ベートーヴェン通り2番地」の住居表示。
そして、この通りに沿って「小川」が流れています。
シュライバーバッハ(Schreiberbach)という名前の川ですが、このあたりはベートーヴェンがよく散歩していました。
この風景を見て、交響曲第6番「田園」の着想を得たとされています。
「田園」の第2楽章は、「小川のほとりの情景」という副題が付けられていて、まさにこの小川を描写したものだということです。
以前も来たことがあって、初めて見たときは「田園というよりは雑木林だなあ」と思いました。
「田園」というと、田んぼや畑が広がっているようなイメージをなんとなく持っていたので…。
通りから少し目を転じるとこのような丘になっています。
現在は住宅街になっていますが、ベートーヴェンの時代はもっとのどかな光景が広がっていたんでしょうね。
付近には「ベートーヴェン公園」があって、こんな胸像が立っています。
(つづく)
引き続きウィーンの郊外、ハイリゲンシュタットをうろうろしています。
「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた家などを見た後は、少し移動して次の場所へ。
途中「ヌスドルフ」というトラムの終点があります。
(近くには鉄道=Sバーンの同名の駅もあります。)
日本の路面電車と違って、運転台は片方にしかないので、終点はループ線になっていて、電車はぐるっと回って方向転換します。
次に向かったのはこの近くの「ベートーヴェンの散歩道」です。
こちらは、「ベートーヴェン通り」と「エロイカ通り」の交わるところにある表示。
道路沿いには住宅が立ち並んでいます。
「ベートーヴェン通り2番地」の住居表示。
そして、この通りに沿って「小川」が流れています。
シュライバーバッハ(Schreiberbach)という名前の川ですが、このあたりはベートーヴェンがよく散歩していました。
この風景を見て、交響曲第6番「田園」の着想を得たとされています。
「田園」の第2楽章は、「小川のほとりの情景」という副題が付けられていて、まさにこの小川を描写したものだということです。
以前も来たことがあって、初めて見たときは「田園というよりは雑木林だなあ」と思いました。
「田園」というと、田んぼや畑が広がっているようなイメージをなんとなく持っていたので…。
通りから少し目を転じるとこのような丘になっています。
現在は住宅街になっていますが、ベートーヴェンの時代はもっとのどかな光景が広がっていたんでしょうね。
付近には「ベートーヴェン公園」があって、こんな胸像が立っています。
(つづく)
私も同じく、「田園」という景色ではなさそうに思いました。
昔は違った景色だったんですかね?
by YAP (2017-12-14 08:23)
YAPさま
建物の数などは違うんでしょうが、地形は変わらないですよね。
下から2枚目の丘のような感じなら、まだ「田園風景」の範疇なのかもしれませんが…。
by Lionbass (2017-12-16 11:03)