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聴きやすい曲が並んでいました【日フィルのイギリスプロを聴く】 [音楽]

きのうは日本フィルのシーズン最後の東京定期(初日)でした。

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日時:2019年7月12日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:広上淳一
独奏:小山実稚恵(ピアノ)
ラター「弦楽のための組曲」
バッハ ピアノ協奏曲第3番ニ長調
フィンジ「エクローグ〜ピアノと弦楽のための」
ハイドン 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
バターワース「2つのイギリス田園詩曲」
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img_日フィル201907.jpg

イギリス人作曲家の作品を中心に据え、ほかにイギリスに縁のあるハイドンの「ロンドン」交響曲とバッハの「ピアノ」協奏曲を並べたプログラム。

イギリスの作曲家というと、ホルストやエルガーがよく知られていますが、今回は20世紀に活躍した3人の作品を取り上げています。
私にとっては3曲とも初めて聴くものばかりでした。

最初のラターは、弦楽器だけの作品で、ホルストの「セントポール組曲」をちょっと思い出させる親しみやすい曲でした。
フィンジの曲は、ピアノと弦楽器による作品。
未完に終わったピアノ協奏曲の1つの楽章を「エクローグ」と名付けたのだそうです。
これもイギリスの風景を思わせる部分があったりして聴きやすい曲でした。
最後のバターワースもイギリスの民謡を取り入れたりしていて、日本人の耳にもなじみやすい作品でした。

一方、バッハはよく耳にする曲ですが、ピアノよりはチェンバロで演奏されることが多いかもしれません。
割と多めの人数の弦楽器を伴っていて、堂々として分かりやすい演奏でした。

そして「ロンドン」交響曲。
ハイドンがイギリスに招かれたのをきっかけに生まれた作品です。
長崎に住んでいたころ、第3楽章がカステラのコマーシャルに使われていたのをよく覚えていますが、私自身、コントラバスを弾いたことも指揮したこともあって、なじみのある曲です。
引き締まったとてもいい演奏だったと思います。

ということで、今シーズンの日フィルもバラエティーに富んだプログラムを楽しみました。
来シーズンも同じ席(P席)で聴く予定です。
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