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ハウリングでせっかくの演奏が台なしでした【N響10月B定期】 [音楽]

きのうはNHK交響楽団B定期に足を運びました。

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NHK交響楽団 第1923回定期演奏会Bプログラム
日時:2019年10月24日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:トゥガン・ソヒエフ
曲目:ベルリオーズ「鬼火のメヌエット」「ハンガリー(ラコッツィ)行進曲」
  (劇的物語「ファウストのごう罰」から)
   ビゼー 交響曲第1番ハ長調
   ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
   ベルリオーズ 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」抜粋
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img_N響201910.jpg

最初はベルリオーズの「ファウストのごう罰」から2曲。
「ラコッツィ行進曲」はよく取り上げられる曲で、私自身、近く演奏する予定があるんですが、「鬼火のメヌエット」は初めて聴きました。
(「あれ」とか「へえ」とか思っているうちに終わりました。)

次はビゼーのハ長調の交響曲。
歌劇「カルメン」や「アルルの女」で知られるビゼーの若い時の作品ですが、シンプルで美しい曲です。
きのうの演奏会の曲目の中で、ある意味一番楽しみにしてました。

ところが、ここで事件が。
私の座っている席からそう遠くないと思われる場所で、「キーン」という異音がしています。
どうやら、補聴器をちゃんと装着していないことによるハウリングのようです。
木管楽器の音と微妙に重なるような聞こえ方で、ずっと鳴りやまないので、音楽を聴くどころではありません。
演奏が台なしでした。

後半は家人と席を交代(交換)したので、ハウリングは気にならなくなりました。
最初は「牧神の午後への前奏曲」。
フルートのソロで始まる神秘的で不思議な響きの作品。
演奏会でよく耳にしますが、これまでで一番いい演奏でした。

最後は「ロミオとジュリエット」。
この曲も初めて実演を聴きました。
オーケストレーション(楽器の使い方)や和声の進行が、ベルリオーズの『代表作』と言っていいであろう「幻想交響曲」とよく似ている部分があちこちに。
ただ、曲全体がイマイチ盛り上がりに欠ける印象でした。

でも、こういうマイナーな曲はなかなか耳にする機会がないので、絶品の「牧神」を聴けたのでよしとしましょう。
ビゼーに邪魔が入らなければもっとよかったんですが…。
年配の人が音楽を楽しむのはおおいに結構なんですが、多くの人の鑑賞を邪魔する行為はなんとかしてほしいものです。
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