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「ニッポンの『ざんねん』な鉄道」「ネットは社会を分断しない」「『広辞苑』をよむ」=読み終わった本(2021.05) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2021年5月分です。
引き続き、普通の本を読む時間があまりありませんでした。

▼読み終わった本
*「ニッポンの『ざんねん』な鉄道」
野田隆・著、光文社知恵の森文庫

ニッポンの「ざんねん」な鉄道

ニッポンの「ざんねん」な鉄道

  • 作者: 野田隆
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2020/08/06
  • メディア: 文庫

ビジネス誌のウェブサイトに連載されたコラムの文庫化だそうです。
前半はタイトル通り「残念」な路線や駅が取り上げられていますが、第三章には「やっぱりこれだけは乗っておきたい 日本の鉄道ベスト10」が取り上げられており、「残念ではない」エピソードもあります。
読み物としては手軽ななかなか面白いと思いました。

▼読み終わった本
*「ネットは社会を分断しない」
田中辰雄&浜屋敏・著、角川新書

ネットは社会を分断しない

ネットは社会を分断しない

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/10/10
  • メディア: 新書

「インターネットの利用者が増えることによって、人々の主張が過激化し、社会の分断が起きている」という説について、学術的に反論する本といっていいと思います。
帯にある紹介文には、「過激化しているのは、ネットを使わないはずの高齢者」「ネット上の投稿の約半数は、0.23%の人が書き込んでいる」「接する論客の約4割は、自分と反対の政治傾向の人」とあります。
気になった方は、読んでみてください。
(著者の1人は知人ですが、宣伝を頼まれたわけではありません。)

▼読み終わった本
*「『広辞苑』をよむ」
今野真二・著、岩波新書

『広辞苑』をよむ

『広辞苑』をよむ

  • 作者: 今野真二
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2019/12/22
  • メディア: 新書

「広辞苑をよむ」という本は以前も出ていたようです。
私の手元には広辞苑は第二版補訂版(1976年)があります。
この本を読んで、最新版の第七版を購入しようかと考え始めました。
たぶんCD-ROM版かアプリになると思いますが…。
nice!(2)  コメント(2) 
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コメント 2

YAP

たしかにネットの声と実際の世論は必ずしも一致しないですね。
ただ、書き込む人の数は少なくとも、それが「炎上」して大きな流れを作るケースは増えてきているように思います。
社会の分断を作っているのは、昔からのマスメディアではないかと思います。
特に最近のテレビはひどい...
by YAP (2021-06-05 16:44) 

Lionbass

YAPさま
テレビ(だけでなく新聞も含めた「オールドメディア」)の劣化が激しいという点については同感なんですが、これはいろんなことを反映しているのではないと思ってます。
by Lionbass (2021-07-02 16:03) 

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