今年の『安田講堂音楽祭』はワーグナーを指揮しました

きのうは、東大本郷キャンパスの「ホームカミングデー」という催しの一環として開催された「安田講堂音楽祭」で演奏してきました。


去年はOBOGオーケストラの一員としてコントラバスを弾きましたが、きのうは指揮をしました。
曲はワーグナーの「ジークフリート牧歌」です。


ワーグナーが、息子ジークフリートを出産した妻コジマへの感謝のために作った曲で、1870年のクリスマスに初演されたということです。
編成は弦楽器に加え、フルート(1)、オーボエ(1)、クラリネット(2)、ファゴット(1)、ホルン(2)、トランペット(1)という小さなもの。
きのうも20人での演奏でした。

指揮を勉強するようになって以降、PROJECT Bオーケストラ以外を指揮するのは初めてでした。
練習時間があまり取れなかったんですが、それなりにいい演奏をできたと思います。

ところで、去年はブラームス、今年がワーグナーというのも、何やら象徴的ですね。
19世紀には（歌詞や標題のない）「絶対音楽」を支持する「ブラームス派」と、標題のある音楽や歌劇を支持する「ワーグナー派」の対立があったそうです。
私はどちらも好きですが、どちらかというと「絶対音楽派」です。

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