SSブログ

「サイコパス」「中東崩壊」「世界一便利な単語帳」=読み終わった本(2017.2) [読書]

「最近買った本」リスト(備忘録)、2017年2月分です。

▼読み終わった本
*「サイコパス」
中野信子・著、文春新書

サイコパス

サイコパス

  • 作者: 中野 信子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/11/18
  • メディア: 新書

テレビでもよく見かける著者による話題の本。
「サイコパス」とは、「良心を持たない」「平気でウソをつく」などの特徴を持つ人物で、「精神病質」「反社会性パーソナリティー障害」などの呼び方もあるようです。
この本によると、100人に1人くらいの割合で存在していて、人類が生き延び、繁栄するのになんらかの貢献をしているのではないかとの見方もあるのだとか。
歴史上の「独裁者」などにもいるようですし、最近でいうと、アップル・コンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズもこの特徴に当てはまるということです。
サイコパスが多い職種としては「企業の経営者」「弁護士」「マスコミ」が挙げられていて、「そういえばうちの職場にいるあの人も絶対そうだ!」と思いながら読みました。

▼読み終わった本
*「中東崩壊」
日本経済新聞出版社・編、日経プレミアシリーズ(新書)

中東崩壊

中東崩壊

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2016/11/09
  • メディア: 新書

日経新聞の記者らによる本。
私もエジプト・カイロに駐在していましたが、もう20年以上前の話。
その後、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争、「アラブの春」などを経て、多くの独裁政権が崩壊したり、シリアの内戦が激化したり、IS(イスラム国)が台頭するなど、混迷の度合いは深まっています。
新書ですので、中東の現状を概観する入門書としてはいい本だと思いました。

▼読み終わった本
*「デイビッド・セインの世界一便利な単語帳」
デイビッド・セイン著、IBCパブリッシング

デイビッド・セインの世界一便利な単語帳 (気がつけばバイリンガルシリーズ)

デイビッド・セインの世界一便利な単語帳 (気がつけばバイリンガルシリーズ)

  • 作者: デイビッド・セイン
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

セイン氏の本は何冊も読んでいますが、この本もとても勉強になりました。
「単語帳」というと、受験や英会話の学習などに必要なものですが、この本は「ネイティブスピーカーなら知っている」単語が分野別に収められています。
英語を話す国・社会で暮らせば、遊んだり、テレビを見たり、学校生活を送ったりして自然に身につく単語が、大人になってから勉強すると、まったく知らないまま、ということがあります。
この本では、動植物、食べ物、ビジネス、家族などいくつかのジャンルについて「なるほど、そう言うんだ」という言葉がたくさん載っていて、ページを繰りながら読む本というよりは、ときどき手にとって勉強し、語彙を豊かにするのに役立つ本だと思いました。
nice!(7)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 7

コメント 2

YAP

サイコパスって、そんな意味だったんですね。
意外と多そうなことに驚きました。
by YAP (2017-03-05 06:45) 

Lionbass

YAPさま
「周囲を困らせるが、型破りの突破力を持つ」という意味で、人間社会で何らかの役割を持っているんでしょうね。
私の身近にもいるような気がします…。(((( ;゚Д゚))))
by Lionbass (2017-03-07 09:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。