ウェストバーンでモーツァルトの故郷ザルツブルクへ 【2017夏・中欧4カ国旅行記(25)】

「カフェ・ブルックナーと”ランニングスシ”【2017夏・中欧4カ国旅行記(24)】」から続きます。

旅行5日目の続き。
1泊したオーストリア第3の都市、リンツを離れ、鉄道で次の訪問地に向かいます。
行き先はさらに西にあるザルツブルクです。
ウィーン行きのほか、ブダペスト（ハンガリー）やミュンヘン（ドイツ）、フランクフルト（同）などの行き先も見えますね。


ホームに上がるといろんな列車を見ることができます。


このあたりはローカル列車みたいですね。


リンツ中央駅の駅名標。


10:00発のザルツブルク行きに乗車します。


乗るのはウェストバーン（ヴェストバーン）の列車です。
ウィーン〜リンツ〜ザルツブルクは、オーストリア国鉄(ÖBB)も運行しているんですが、同じ区間をウェストバーンという私鉄も列車を走らせています。
鉄道運行の自由化により2011年に走り始めたそうで、日本でいうと東海道新幹線の東京〜名古屋〜新大阪の区間の線路上を、小田急（近鉄でもいいですが）の電車も走っているようなもの。


しかも料金は国鉄のほぼ半額なんです。
切符はネットでも入手できますし、車内で検札に来た乗務員から買うこともできます。
こちらが車内で購入した切符。
手持ちの端末で印刷されたペラペラの紙（感熱紙かな？）です。


1時間ほどでザルツブルク中央駅に到着。





ホームにはドイツ南部の主要都市、ミュンヘン行きの列車が止まっています。


まだお昼前なんですが、荷物を置きにホテルへ向かいます。
雨模様なのでタクシーに乗車。


家族経営のこじんまりした素敵なホテルです。
ちなみに名前は「ホテル・モーツァルト」！
この地出身の18世紀の天才作曲家、モーツァルトの名前を戴いています！



（つづく）

タグ：オーストリ 旅行 ウェストバーン ザルツブルク 列車 鉄道 リンツ

コメント 2

ザルツブルクといえば、モーツァルトですね。
モーツァルトの名前がつくお店がたくさんあるんでしょうね。
by YAP (2017-11-08 08:03) 

YAPさま
クラシック音楽はやはりヨーロッパのものですね。
今回の旅行でもモーツァルトはじめいろんな作曲家ゆかりの地をめぐることになりました。
最初はそこまで考えて計画したわけではなかったんですが…。
by Lionbass (2017-11-15 21:27)