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首席指揮者の締めくくり公演だったが…【N響2月B定期を聴く】 [音楽]

きのうはN響演奏会を聴きに行きました。
B定期(Bプログラム)は1月が楽員の感染のためにキャンセル。
3月はもともと開催予定がなく、4月はホールの改修工事のためお休みということです。

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NHK交響楽団 定期公演Bプログラム
日時:2022年2月17日(木)7:00pm開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:尾高忠明
独奏:金川真弓(ヴァイオリン)
曲目:ブリテン 歌劇「ピーター・グライムズ」より「4つの海の間奏曲」
   バーバー ヴァイオリン協奏曲
   エルガー 変奏曲「謎」(エニグマ)
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img_N響202202.jpg

本来は首席指揮者のパーヴォ・ヤルヴィが振り、ヴァイオリン独奏はヒラリー・ハーンの予定だった公演。
マエストロ・ヤルヴィは他の公演よりも優先してこの演奏会に臨むつもりだったようです。
マエストロはN響首席指揮者の人気がまもなく終了するため、この公演がいわば締めくくりとなるはずでしたが、政府の水際対策という名の鎖国のためにかないませんでした。
まあ感染症対策は重要ですからしかたのないところ。
でも、ワールドカップ予選のため来日するサッカー選手が認められて、世界的に著名な音楽家が拒否されるのはどうなんでしょうか…?

さて演奏ですが、1曲目は歌劇「ピーター・グライムズ」から。
この歌劇、なかなか深刻な内容なんですが、「4つの海の間奏曲」は割ととっつきやすい部分もあって、演奏会で取り上げるにはなかなかよいのではないかと以前から思ってました。
イギリス音楽に精通している尾高忠明氏(渋沢栄一の曾孫らしい)の棒で、とてもいい演奏でした。

2曲目はアメリカの作曲家、バーバーの協奏曲。
『代役』のソリスト、金川さんは、以前も読響のソリストとして演奏を聴きました。
東京芸術劇場でしたので、3階席からはソロがちょっと遠い感じがしたのですが、今回は音がビシバシ飛んできました。
サントリーホールの一番後ろの席なんですが、やはりホールの音響がいいからでしょうね。

最後は「謎」(エニグマ)。
途中の「ニムロッド」がアンコールピースとしてよく取り上げられますが、全曲を生で聴いたのは初めてかもしれません。
ダイナミックレンジの広さや音色の多彩さが際立っていて、素晴らしい演奏でした。
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