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「クラシック音楽とアマチュア」「素顔のカラヤン」「そうだったのか、乗りかえ駅」「暮らしのなかのニセ科学」=読み終わった本(2022.02) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2022年2月分です。
1月が少なすぎたので、ちょっと意識してたくさん読みました。

▼読み終わった本
*「クラシック音楽とアマチュア」
西阪多恵子・著、青弓社

クラシック音楽とアマチュア

クラシック音楽とアマチュア

  • 作者: 西阪多恵子
  • 出版社/メーカー: 青弓社
  • 発売日: 2018/05/23
  • メディア: 単行本

「アマチュアオーケストラに乾杯!」を上梓した者として読まないわけにはいかないと思い新刊で購入しました。
19世紀から20世紀のイギリスで、アマチュアの音楽家として活躍したウォルター・コベットについて、詳しく紹介しています。
イギリスは、世界で最もアマチュア音楽家たちの活動が盛んな国。
意外なことに、ドイツやフランスなどに比べて、アマチュア音楽団体(オーケストラやブラスバンドなど)の数が多いそうです。
こうしたアマチュア音楽界の隆盛の背景には、こうした人物がいた、ということのようです。
なかなか勉強になりました。

▼読み終わった本
*「素顔のカラヤン 二十年後の再会」
眞鍋圭子・著、幻冬舎新書

素顔のカラヤン―二十年後の再会

素顔のカラヤン―二十年後の再会

  • 作者: 眞鍋 圭子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/07/01
  • メディア: 新書

20世紀を代表する指揮者の1人、ヘルベルト・フォン・カラヤンと親交を結び、サポート役を務めた眞鍋圭子さんの著書。
サントリーホールの建設にも関わり、現在、同ホールのエグゼクティブ・プロデューサーです。
この本は2009年のに出たもので、カラヤンの死去から20年を経て、その思い出を綴っています。
世間が持っている『巨匠』のイメージとは違うカラヤンの素顔が垣間見られて、なかなか面白い本でした。

▼読み終わった本
*「そうだったのか、乗りかえ駅 複雑性と利便性の謎を探る」
西森聡・著、交通新聞社新書

そうだったのか、乗りかえ駅 - 複雑性と利便性の謎を探る

そうだったのか、乗りかえ駅 - 複雑性と利便性の謎を探る

  • 作者: 西森 聡
  • 出版社/メーカー: 交通新聞社
  • 発売日: 2016/02/24
  • メディア: 新書

古書店で購入。
「乗りかえ駅」という観点で、駅・鉄道を分析した本。
一口に「乗りかえ」と言っても、2つの路線が交わる駅、1つの路線の途中駅ながら急行(などの優等列車)と各駅停車(普通列車)が接続している駅、終着駅なのに近くに別の路線の駅があり徒歩で行ける駅など、いろんな形態があります。
「JR山手線29駅のうち乗りかえ路線のない駅は2つ(目白と新大久保)だけ」など、いろいろと面白い切り口の話が満載で、あっという間に読み終わりました。

▼読み終わった本
*「地域批評シリーズ41 これでいいのか長崎県」
鈴木士郎・著、マイクロマガジン社

地域批評シリーズ41 これでいいのか長崎県

地域批評シリーズ41 これでいいのか長崎県

  • 作者: 鈴木士郎
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: 文庫

筆者は長崎(市)生まれ・育ちなので、古書店で見かけてすぐに買いました。
2019年の本です。
生まれ・育ちとは言っても、住んでいたのは高校までで、最近の状況はよく分からないので、興味深く読みました。
帯の文章は「バラバラで連携できない 長崎に迫る存亡の危機!」とあります。
長崎県といえば、五島列島、壱岐、対馬をはじめ、多くの離島が存在していて、五島は長崎市と船でつながっていますが、壱岐・対馬は海路だと福岡や佐賀の方が近かったりします。
離島ではなくても、長崎県の九州本土部分も平地が少なく、決して交通が便利とは言えません。
「バラバラ」なのはよく分かる気がしました。
そして、交通の問題といえば「長崎(西九州)新幹線」!
佐賀県が建設に協力的ではなく、今年予定されている開業も一部区間のみで、博多(福岡)までつながるのがいつになるのか決まっていないそうです。
いったいどうなるのでしょうか?

▼読み終わった本
*「暮らしのなかのニセ科学」
左巻健男・著、平凡社新書

暮らしのなかのニセ科学

暮らしのなかのニセ科学

  • 作者: 左巻 健男
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2017/06/15
  • メディア: 新書

これも古書で購入。
いろんな「ニセ科学」をずばり『論破』しています。
例えば「サプリ」「ダイエット法」「血液サラサラ」「食品添加物」などなど。
「水道水」「マイナスイオン」「プラズマクラスター」「EM菌」はすべて根拠がありません。
中には大手企業が堂々と売っていて、テレビなどでCMしているものもあり、「騙されるのも無理はない」と思わせられますが、日本だけの現象ではないとのこと。
困ったものです。
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