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JR渋谷駅の『埼京線』ホーム移設 [旅行・乗り物]

JR渋谷駅の『埼京線ホーム』が移設され、今月初めから使われています。

1枚目の写真は、埼京線を走る相鉄から乗り入れてきた新宿行き20000系(発車直後)と、山手線のE235系です。
(以前はホームが離れていたので、このような状態で写真は撮れませんでした。)
img_JR渋谷駅ホーム移設202006.jpg

先月まで、埼京線ホームと山手線ホームは300m以上離れていたのですが、5月末の土日に埼京線や湘南新宿ラインを運休し、移設工事が行われました。
下記の図(JR東日本のウェブサイトより)の緑色の線で囲まれた場所から、赤い部分に300mあまり移動しました。
img_JRE埼京線ホーム移動図.png

皆さんご存知のように、『埼京線』は路線(運転系統)の名称で、使われている線路は山手線の貨物線です。
現在は湘南新宿ラインや、成田エクスプレスなどの特急列車もこの線路を走っています。

埼京線は、東北・上越新幹線の敷設に対する見返りとして赤羽以北が建設され、旧赤羽線を経由して山手貨物線を走るようになりました。
新宿以南(渋谷〜恵比寿〜大崎間)に乗り入れるにあたって、渋谷駅に適当なスペースがなく、新しいホームは以前留置線があった駅南側に造られました。

今回の移設にあたって、渋谷駅にお勤めの皆さんが作ったとして話題のポスターも掲示されていました。
清々しい『自画自賛』っぷりですね。(笑)
img_渋谷駅ホーム移設ポスター01.jpg
img_渋谷駅ホーム移設ポスター02.jpg

ところで、個人的には、渋谷駅の大改造を機に、山手線と埼京線・湘南新宿ラインのホームを、「路線別」から「方向別」にして欲しかったところです…。
「路線別」とは、現在のように「山手線の外回り・内回り」が1つのホーム、「埼京線・湘南新宿ラインの北行き・南行き」が1つのホームを使用する方式です。

これに対し、「方向別」とは「山手線の外回りと埼京線・湘南新宿ラインの北行き」が同じホーム、「山手線内回りと埼京線・湘南新宿ラインの南行き」が同じホームを使用する方法です。
こうすれば、渋谷から恵比寿や大崎に行く人は、同じホームで「先に来た電車に乗ればいい」ということになります。

関西のJR東海道線の一部区間では、各駅停車と快速が同じホームを使用していて、簡単に乗り換えられるようになっていますよね。
山手線・埼京線の場合、目黒〜恵比寿間の交差部分をうまく利用すれば可能ではあると思うんですが…。
(かなりの大工事になったとは思います。)
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