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『ウィーンにゆかりのある曲』を集めた演奏会【日フィル11月東京定期を聴く】 [音楽]

金曜日は日フィル定期を聴きました。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第735回東京定期演奏会
日時:2021年11月5日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:角田鋼亮
独奏:郷古廉(ヴァイオリン)
   河野直人(ツィター)
曲目:J.シュトラウス2世 ワルツ「ウィーンの森の物語」
   コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲ニ長調
   シュミット 交響曲第4番ハ長調
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img_日フィル20211105.jpg

音楽の都・ウィーンをテーマにしたプログラム。
映画「第三の男」のテーマ曲なおで知られる民族楽器ツィターを用いたシュトラウス2世のワルツに始まり、ウィーン出身で米・ハリウッドの映画音楽の作曲家としても活躍したコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲、ウィーンの歌劇場でチェロを弾き作曲の先生なども務めたシュミットの交響曲という3曲です。

「ウィーンの森の物語」はとても有名ですし、放送などでは耳にする機会が多いと思うのですが、演奏会ではあまり聞きません。
ツィターが使われるのも一因だと思います。
この珍しい楽器の名人芸を聴くことができて貴重な体験でした。

コルンゴルトの協奏曲は、映画音楽にも用いられたような歌い回しやあちこちにハーモニーが使われ、なんとなく懐かしさを感じる作品。
最近引っ張りだこの郷古廉の演奏は、とても端正でしっかりしたものに感じました。

最後ののシュミット作品は、どこか混沌としていて取りとめのない印象。
オケがとてもよく鳴っている印象ですが、どちらかというと私の守備範囲ではない感じでした。

3曲ともに、あまり実演を耳にする機会のない作品ばかりで、定期公演の会員ならではだと思います。
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