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流麗なマーラーでした【読響日曜マチネーを聴く】 [音楽]

きのうは定期会員になっている読響日曜マチネーでした。

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読売日本交響楽団 第220回 日曜マチネーシリーズ
日時:2019年9月22日(日)14時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ(常任指揮者)
独奏:ルドルフ・ブッフビンダー
曲目:ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調
   マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調
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img_読響201909.jpg

読響は前々日(金曜)の「名曲シリーズ」と前日(土曜日)の土曜マチネーも同じプログラムということで、3日間同じ曲を演奏したわけですが、その最終日でした。
実は、NHK交響楽団も金曜と土曜にマーラーの5番を演奏していたので、この3日間に日本のトップクラスのオケが5回もこの曲を演奏していたことになります。
(そういえば、読響のコンサートでもらった演奏会チラシの中に、マーラー5番が曲目に入っているものが4枚もありました。)

さて、前半は巨匠ブッフビンダーを迎えてのベートーヴェンの4番の協奏曲。
2年半ほど前に自分で指揮しましたし、去年の演奏会ではコントラバスを弾いたよく知っている曲です。
ブッフビンダーはN響(モーツァルト20番)とウィーンフィルとのベートーヴェン・ピアノ協奏曲全曲演奏会を聴いたことがあるので、この4番も1度聴いています。
詳しいことを記憶しているわけではありませんが、以前聴いた時も、きっちりと正確に作り上げるというよりは、自家薬籠中のものとして自由に弾いている感じを受けました。
きのうの演奏でも、まさに同じような印象で、『現代最高のベートーヴェン弾き』とも称される巨匠ならではという感じでした。

後半はマーラー5番。
自分でも2〜3回弾いたことありますが、アマチュアにとってはまさに大曲で、技術的にもとても大変ですが、読響の皆さんは(当たり前ですが)事もなげに演奏している感じでした。
(それがプロの演奏というものですね。)
きのうの演奏は、とても流麗な印象でしたが、ときどき「流れすぎかなあ」とも思われる箇所があって、これは好みが分かれるかもしれないと思いました。
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