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モーツァルトは難しい!【アンサンブル ドゥヌフ旗揚げ公演を聴く】 [音楽]

きのうは昼間の予定を終えて、知人多数出演の新しいオーケストラ演奏会を聴きに行きました。

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アンサンブル ドゥブフ 第一回演奏会
日時:2019年5月25日(土)19:00開演
会場:文京シビックホール 小ホール(東京・文京区)
指揮:右近大次郎
曲目:モーツァルト 交響曲第1番変ホ長調
   同 交響曲第29番イ長調
   同 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
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img_アンサンブル29-20190525.jpg

先日の「コルマ」に続いて新しい団体の旗揚げ公演です。
「アマチュアオーケストラが多すぎる」という声もありますが、意欲的な団体が増えるのはいいことだと思います。
この団体、3分の1が友人・知人、同じく3分の1くらいが知人の知人、残りが存じ上げない人、という感じだと思います。

団体名の「ドゥ」はフランス語の「2」、「ヌフ」は「9」の意味。
曲目に交響曲29番が入っているのも、それにちなんでのことなんでしょう。

午後の予定が長引いたので、その29番から聴きました。
曲が難しい(というよりモーツァルトはすべて難しい)ですし、オケのメンバーが少ないので、各奏者の音がストレートに分かりますね。

まあモーツァルトは難しい、ということですね。
その分弾き甲斐がありますけど…。
奏者は皆さん真摯に演奏されていましたが、アンサンブルという面ではこれからに期待したいと思います。

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スリリングでスピード感のある演奏でした【N響5月B定期を聴く】 [音楽]

きのうは久しぶりのN響B定期。
会員になっているのは木曜日(2日目)ですが、都合により水曜日に振り替えました。

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NHK交響楽団 第1914回 定期公演 Bプログラム
日時:2019年5月23日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ネーメ・ヤルヴィ
独奏:鈴木優人(オルガン)
曲目:イベール「モーツァルトへのオマージュ」
   フランク 交響曲ニ短調
   サン・サーンス 交響曲第3番ハ短調
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img_N響201905.jpg

タクトは首席指揮者、パーヴォ・ヤルヴィの父、ネーメ・ヤルヴィ(今年82歳)。
フランスの作曲家の作品を並べたプログラムです。

最初はイベールの「モーツァルトのオマージュ」。
2曲目はフランクの交響曲。
最後はサン・サーンスの「オルガン付き」。

どの曲も、予想より速めのテンポで、パパ・ヤルヴィは細かく振らずに『大づかみ』な指揮ぶり。
アマチュアオーケストラだったら演奏が破綻しそうですが、もちろんN響ですからそんなことはなく、スリリングでスピード感のある演奏でした。

P席(ステージ後ろ側)でオルガンに近いので、低音の振動を体で感じました。
(以前も書いたような気がしますが…。)

ところで、隣の席の男性の拍手の音が大きくて、なんだか耳にビンビン響いて、思わず耳をふさぎました。
拍手することはもちろん悪いことではないんですが、ちょっと戸惑う経験でした。
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端正なブラームスでした【読響マチネーを聴く】 [音楽]

きのうは読響の日曜マチネーを聴きました。

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読売日本交響楽団 第217回日曜マチネーシリーズ
日時:2019年5月19日(日)14時開演
会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京・池袋)
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ(常任指揮者)
独奏:岡田奏(ピアノ)
曲目:ロルツィング 歌劇「ロシア皇帝と船大工」序曲
   モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調
   ブラームス 交響曲第4番ホ短調
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img_読響201905.jpg

きのうのタクトはセバスティアン・ヴァイグレ。
今シーズンから読響の第10代常任指揮者に就任しました。
今月、「顔見世興行」を行っています。

きのうの1曲目は、ロルツィングという19世紀前半のドイツの作曲家の作品。
名前を初めて聞きましたし、作品ももちろん未聴。
割と聴きやすい曲でした。

次はモーツァルトのピアノ協奏曲21番。
20番(ニ短調)と並んで好きな曲です。
独奏の岡田さんとともに、非常に整った丁寧な演奏でした。

最後はブラームスの4番。
実は先日レッスンで取り上げたばかりで、それだけにいろいろ細かいところに注意しながら聞きました。
読響は何百回も演奏したことあると思うんですが、「新しい”シェフ”」との演奏ということで、新鮮な気持ちで演奏したのではないでしょうか。
とても端正な演奏だと感じました。
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長いけどいい演奏会でした【東京楽友協会響を聴く】 [音楽]

土日2日連続の演奏会。
きのうはこちらでした。

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東京楽友協会交響楽団 第106回定期演奏会
日時:2019年5月12日(日)13:30開演
会場:すみだトリフォニーホール(東京・錦糸町)
指揮:松岡究
独唱:谷明美(ソプラノ)
曲目:ブラームス 交響曲第2番ニ長調
   マーラー 交響曲第4番ト長調
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img_楽友協会20190512.jpg

最近、交響曲を2曲並べた演奏会が多いような気がします。
きのうの楽友協会響はブラームスとマーラー。
ブラームス2番は1870年代後半の作品。
マーラー4番は19世紀末に作曲されたということで、作曲年代に20年あまりの差がありますが、受け取り方によってはそれ以上の作風・規模の違いがあるかもしれません。

ブラームスは約45分で、マーラーは約1時間かかるんですが、途中の休憩などを加えると2時間10分くらいの演奏会でした。
もちろんいろんな演奏会があるので一概には言えないんですが、多くのコンサートは正味1時間30分〜1時間50分くらいの演奏時間のことが多いと思います。
大した差ではないんですが、きのうはなんだか長く感じました。
でも、さすが楽友協会という感じで、全体としてはなかなかいい演奏会でしたが…。
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いろんなお客さんがいるもので…【狛江フィル演奏会を聴く】 [音楽]

この土日は2日連続で(身内出演の)アマチュアオーケストラ演奏会です。


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狛江フィルハーモニー管弦楽団 第43回定期演奏会
日時:2019年5月11日(土)午後2時開演
会場:狛江エコルマホール(東京・狛江)
指揮:三河正典
独奏:江口心一(チェロ)
曲目:モーツァルト 歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲
   ラロ チェロ協奏曲ニ短調
   シューマン 交響曲第1番変ロ長調「春」
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都響(東京都交響楽団)副首席の江口さんとの共演は3回目ということですが、ラロの協奏曲がきのうの演奏会のハイライトでした。

全体としては、ホールの規模の問題もあって弦楽器が迫力不足だったんですが、制約のある中では健闘していたと思います。

で、一番気になったのは、一番前の席にいた男性客。
ところどころ、興に乗ってくると指揮(の真似事)を始めて、(表情は見えませんが)得意げにオーケストラに向かって手を動かしていました。
まあ、気にしなければ大丈夫だとは思いますが、変なお客さんもいるものですね。

最前列の席といえば、プロのオーケストラの演奏会でも、近年問題になっている客(通称「サスペンダーおじさん」)がいます。
開演ギリギリに入ってきたり、ひどい時には演奏が始まってから席に着くこともあって、各地の演奏会で顰蹙を買っています。

きのうの狛江のお客さんは、事前に排除するのは難しいでしょうが、「サスペンダーおじさん」は何か対策を講じるべきという意見も多いようです。
難しい問題ですね。
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「日本の『中国人』社会」「気候文明史」「ジョン万次郎の英会話」「どこかでベートーヴェン」=読み終わった本(2019.04) [読書]

「読み終わった本」リスト(備忘録)、2019年4月分です。

▼読み終わった本
*「日本の『中国人』社会」
中島恵・著、日経プレミアシリーズ

日本の「中国人」社会

日本の「中国人」社会

  • 作者: 中島 恵
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2018/12/11
  • メディア: 新書

中国に関する著書を多数著している中島恵氏の本。
日本に住む中国人が急増していること、そして日本に関してSNSなどを通じて日本人とはまったく違う情報を得ているということなど、「へえ、そんなことになっているのか」と思わされることばかりでした。
不法滞在者が多いとか、日本のルールを守らないという印象を持っている人も多いと思いますが、これも認識を改めた方がよさそうです。

▼読み終わった本
*「気候文明史 世界を変えた8万年の攻防」
田家康・著、日経ビジネス人文庫

気候文明史 世界を変えた8万年の攻防

気候文明史 世界を変えた8万年の攻防

  • 作者: 田家 康
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2019/03/02
  • メディア: 文庫

歴史上、世界的な気候変動はたびたび起きているわけですが、太陽の動きや火山の噴火などさまざまな要因がありました。
そして、世界各地で王朝が倒れたり、大規模な民族移動が起きたりした背景には、気候の変動があったということで、今後の地球の気候が言われている通り温暖化に向かうのか、大変気になるところです。

▼読み終わった本
*「知れば知るほど面白い 世界の国旗・国歌・国名 なるほど!雑学」
藤原 正彦・著、知的生きかた文庫(三笠書房)

知れば知るほど面白い 世界の「国旗・国歌・国名」なるほど!雑学

知れば知るほど面白い 世界の「国旗・国歌・国名」なるほど!雑学

  • 作者: ライフサイエンス
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: 文庫

子供のころ、世界の国の国旗を覚えたものですが、その由来とか意味するところまではよく知りませんでした。
そして、国の名前にも「へえ!」と思うことがたくさんありましたし、国歌についても知らないことばかりでした。

▼読み終わった本
*「ジョン万次郎の英会話 『英米対話捷径』復刻版・現代版」
乾隆・著、ジェイ・リサーチ出版

ジョン万次郎の英会話

ジョン万次郎の英会話

  • 作者: 乾 隆
  • 出版社/メーカー: ジェイ・リサーチ出版
  • 発売日: 2010/02/02
  • メディア: 単行本

ジョン万次郎が「日本最古の英会話テキスト」として著した「英米対話捷径」を採録し解説した本。
「英語の発音をカタカナで書き表す」という前例のなかったことに挑んだ苦労がしのばれます。
例えば、"The storm is over."を「スィ ストーム イヂ ヲブァ」「あらし しづまりたで ある」としています。
現在では「ザ・ストーム・イズ・オーバー」とするのが『標準的』だと思うんですが、果たしてどちらの書き方がより原音に近いか、見解の分かれるところかもしれません。

▼読み終わった本
*「東京の地下鉄相互直通ガイド」
所澤秀樹&来住憲司・著、創元社

東京の地下鉄相互直通ガイド

東京の地下鉄相互直通ガイド

  • 作者: 所澤 秀樹
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: 単行本

東京メトロおよび都営地下鉄(東京都交通局)と、各私鉄(民鉄)の電車の相互直通運転について、さまざまな角度から考察・解説した本。
相互直通運転の歴史や列車の運用、さまざまな謎など、鉄道(地下鉄)ファンには必読の内容だと思います。

▼読み終わった本
*「もっと言ってはいけない」
橘玲・著、新潮新書

もっと言ってはいけない

もっと言ってはいけない

  • 作者: 橘 玲
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/01/17
  • メディア: 新書

「言ってはいけない」に続く「人間社会の『タブー』」に切り込んだ本。
「タブー」とは言っても、日本以外では普通に語られたり議論されていることなのに、日本国内では誰も言及しないことなどもあって、いろいろ考えさせられました。

▼読み終わった本
*「関東の私鉄格差 東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄」
小佐野カゲトシ・著、KAWADE夢文庫

関東の私鉄格差: 東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄

関東の私鉄格差: 東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄

  • 作者: 小佐野 カゲトシ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/03/19
  • メディア: 文庫

タイトルにある大手私鉄8社について、さまざまなデータを駆使して比較した本。
比較する対象は歴史、ダイヤ、車両、駅、路線など多岐にわたっていて、とても面白く読みました。
社会人になってすぐ、東急東横線沿線から東武東上線沿線に引っ越したんですが、いろいろカルチャーショックを受けたことを思い出しました。

▼読み終わった本
*「どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)」
中山七里・著、宝島社文庫

どこかでベートーヴェン

どこかでベートーヴェン

  • 作者: 中山 七里
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2017/05/09
  • メディア: 文庫

ドビュッシー、ラフマニノフ、ショパンにつづくシリーズ4作目は「ベートーヴェン」。
4作目とは言っても、時代は遡って『主人公』岬洋介の高校生時代のエピソードです。
舞台は公立高校の音楽科で、「音楽の才能」についていろいろ考えさせられる内容でした。
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「日本の『中国人』社会」「東京の地下鉄相互直通ガイド」「言語学講義」「関東の私鉄格差」=購入した本(2019.04) [読書]

「購入した本」リスト(備忘録)、2019年4月分です。

▽購入した本
*「日本の『中国人』社会」
中島恵・著、日経プレミアシリーズ

日本の「中国人」社会

日本の「中国人」社会

  • 作者: 中島 恵
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2018/12/11
  • メディア: 新書


▽購入した本
*「東京の地下鉄相互直通ガイド」
所澤秀樹&来住憲司・著、創元社

東京の地下鉄相互直通ガイド

東京の地下鉄相互直通ガイド

  • 作者: 所澤 秀樹
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: 単行本


▽購入した本
*「知れば知るほど面白い 世界の『国旗・国歌・国名』なるほど!雑学」
ライフサイエンス・編、三笠書房・知的生きかた文庫

知れば知るほど面白い 世界の「国旗・国歌・国名」なるほど!雑学

知れば知るほど面白い 世界の「国旗・国歌・国名」なるほど!雑学

  • 作者: ライフサイエンス
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: 文庫


▽購入した本
*「言語学講義」
加藤重広・著、ちくま新書

言語学講義

言語学講義

  • 作者: 加藤 重広
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: 新書


▽購入した本
*「関東の私鉄格差: 東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄」
小佐野カゲトシ・著、KAWADE夢文庫

関東の私鉄格差: 東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄

関東の私鉄格差: 東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄

  • 作者: 小佐野 カゲトシ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/03/19
  • メディア: 文庫

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